知性向上委員会 解説編

Domani1月号 P280 マネー編

Domani読者の常識力をチェックするコーナー「知性向上委員会」。今回のテーマは“保険”。保険料の支払い方法や生命保険についての出題です。本誌の問題とともにこの解説を読んで、“できる*女”を目ざしましょう!

教えてくださったのは:ファイナンシャルプランナー 大竹のり子先生
20〜30代女性のためのFPオフィス、エフピーウーマン代表取締役。書籍やラジオなどでお金の基本を伝道中。

Q1の答2

保険料の支払い方は、“月払い”、“半年払い”、“年払い”、“一時払い(一括払い)”の4パターンが基本。保険会社によってはボーナス時に多めに支払う“ボーナス併用払い”ができるところもあるようですが、クレジットカードのような、いわゆる“ボーナス払い”はありません。ちなみに、同じ保険に入る場合であっても、月払いよりも半年払い、半年払いよりも年払い…とまとめて支払うほど保険料が割引かれるのが一般的。月払いに比べると、年払いのほうが3%ほど保険料が安くなるケースが多いようです。途中で支払い方法を変更することもできるので、まとめて支払える余力があるなら、少しでも保険料を抑えてその分を貯蓄に回すのが賢い選択です。

Q2の答3

ひと昔前までは保険といえば、“生命保険”、“医療保険”、“自動車保険”、“火災保険”、“海外旅行保険”などが一般的でしたが、現在は実に多くの種類があります。たとえば、“ゴルファー保険”。打ったボールで他人にけがをさせてしまった場合や、誤ってクラブを折ってしまった場合に給付金がもらえるだけでなく、ホールインワンを達成した際にかかった祝賀費用を負担してもらえるものが主流です。そして、近年注目を浴びつつある、“ペット保険”は、ペットにかかった医療費の実費が給付金としてもらえます。犬や猫だけでなく、インコやオウムなどの鳥類、カメ、イグアナなどの爬虫類が対象になるものも。ただし、残念ながら投資で出た損失を補てんしてくれる保険は存在しません。投資はあくまでも自己責任で、ということですね。

Q3の答3

ひとくちに死亡保障のある生命保険といっても、商品の仕組みはさまざま。“定期保険”は、あらかじめ保険期間を定め、その間に死亡した場合のみ死亡保険金が受け取れる仕組みで、満期保険金はありません。“終身保険”も“定期保険と”同様に死亡した場合のみ死亡保険金が受け取れますが、こちらは保険期間が一生涯。人はいつか必ず死ぬ=死亡保険金の支払いが必ず発生するので、定期保険に比べると保険金が高くなります。そして、あらかじめ保険期間を定め、その間に死亡すれば死亡保険金が、生きて満期を迎えれば満期保険金が受け取れるのが“養老保険”。死亡保険金と満期保険金は同額です。貯蓄性が高い分だけ保険料は終身保険よりも高くなります。