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2021.05.18

〝意識高い系〟と言われる人の特徴は!? この言葉が生まれた背景や職場での問題点

「意識高い系」という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような人を指すのか詳しく知らない人も多いかもしれません。言葉が生まれた背景や意味とともに、意識高い系と言われやすい人の特徴を紹介します。職場での問題点も知り、知識を深めましょう。

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【目次】
 ・意識高い系とは?
 ・意識高い系と言われる人の特徴
 ・「意識高い系」が生まれた背景とは?
 ・意識高い系社会人の問題点とは?

意識高い系とは?

「意識高い系」はポジティブにもネガティブにも取れる言葉で、はっきりと意味が分からない人も少なくありません。どのような意味なのでしょうか?

意識高い系 とは

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■「意識高い系」という言葉の意味

意識が高い人はポジティブな意味ですが、「意識高い系」はネガティブな意味で使われます。具体的には、実力が伴っていないのに周囲に意識が高いと過度にアピールする人を指します。

自分が価値のある人間だと周囲の人に認めてもらいたい気持ちが強く、「努力している」「頑張っている」ということを必要以上にアピールするのが特徴です。周囲に「自己アピールの激しい痛い人」と思われていることにも気付いておらず、空回りしている人も少なくありません。

■本当に意識の高い人は目的の達成を目指す

実力が伴う「意識の高い人」は、自らの定めた目標を達成するために努力します。意識を高く持つのは目標達成のために他なりません。一方で意識高い系は、意識を高く持つこと自体が目標になっているという違いがあります。

例えばキャリアップのために資格を取るとします。意識が高い人は資格を取るという目標に向かって動きますが、意識高い系と言われる人は「キャリアアップのために資格を取ろうと努力している」行動のアピールが目的になってしまうのです。

一方で本当に意識が高い人は周囲にどう思われるかは問題でないため、ただ目標達成のために行動できます。

意識高い系と言われる人の特徴

どのような言動があると、意識高い系だと思われるのでしょうか?主な特徴を紹介します。

意識高い系 とは

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■SNSが手放せない

思う存分自己アピールができ多くの人の目にとまるため、SNSに浸りやすいのが特徴の一つです。「〇〇レストランで食事中!」と有名な高級レストランでの写真を載せたり、ブランド品を身に着けた写真を投稿したりと、リア充感をアピールします。

「これから英会話レッスン」など自分を高める行動を都度投稿して、頑張っているアピールも欠かせません。周囲に「すごい」「うらやましい」と思われたい気持ちが強いのです。

自分をより大きく見せるために、経歴や肩書を必要以上にアピールする人も珍しくありません。中には少し盛ったプロフィールを載せている人もいます。

■人脈を自慢したがる

人脈が広いことが、自分のステータスや価値を高めると考える人が多いのも特徴です。意識高い系と言われる人たちは、パーティーやセミナーなど人脈が広がる場に積極的に足を運びます。つながりたい人との名刺・連絡先の交換にも余念がありません。

SNSの進化により、近年はリアルでは面識がない人とも簡単に接点ができます。SNS上では自ら影響力のあるインフルエンサーをフォローし、フォローバックしてもらうことで人脈を広げていきます。

実際には信頼関係を築けていないにもかかわらず知り合いだと自慢をし、「人脈が広い」「すごい人とつながっている」と思われることに満足感を抱いているのです。

■忙しさや自己啓発アピールをする

実際には予定が詰まっていなくても、忙しさをアピールするのも定番です。「忙しい人=できる人」と思い込んでおり、睡眠時間を削らなければいけないほど忙しい自分をアピールします。

また自己啓発に取り組んでいる人は意識が高いと思っているため、関連したセミナーに参加したり本を購入したりして、SNSでアピールする人もいます。

しかし自己啓発をしているはずなのに成長につながらないのが、意識高い系と言われる人の特徴です。得た知識を実際に生かすことよりも、参加する・読むという行動のアピール自体が目的になっているためです。

「意識高い系」が生まれた背景とは?

意識高い系という言葉はどのようにして生まれ、広がったのでしょうか?関係する心理についても解説します。

意識高い系 とは

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■ネット上で急速に広がったスラング

もともとは、ネット上のスラングとして使われるようになったのが始まりです。急速に広がった背景には、近年の就職難が関係しています。

不景気により新卒者の採用が難しくなり、意識が高い学生でないと就職できないという焦りが生まれました。そこで学生たちは、企業に向けて自分を最大限にアピールする必要が出てきたのです。SNSの流行も重なったことで、SNSで自己アピールをする人たちが激増しました。

当初はポジティブな意味で使われていましたが、2012年に常見陽平氏が出版した本がきっかけとなり、批判的なニュアンスで使われるようになりました。「意識高い系=実力の伴わない痛い人」というイメージが広がり、現在のようにネガティブな意味として定着したのです。

真面目に頑張る人に対する攻撃にも

本来は中身が伴っていない人のことを指す言葉でしたが、近年は仕事や勉強を真面目に頑張っている人に対して攻撃的な使われ方もされています。

努力している人を見ると自分が置いていかれているような危機感や、努力しても変わらないという無気力感が理由と考えられています。「出る杭は打たれる」という日本の風潮も影響しているかもしれません。

意識高い系と批判されることを懸念して、目標に向けた努力やチャレンジをためらってしまう人もいるといわれています。

■意識高い系になってしまう人の心理

周囲から「認められたい」「評価されたい」という気持ちが強すぎると、意識高い系と言われてしまう行動につながります。承認欲求は誰にでもあるものですし、目標を成し遂げるための大きなパワーになることもあるでしょう。

しかし人によっては、実際の行動が伴わず口先だけになってしまったり、過度な自己アピールに走ったりしてしまいます。行動が伴わないのは、打たれ弱さや意志の弱さが関係しています。

自信を持てない・不安がある自分を大きく見せようと、必要以上の自己アピールにつながってしまうのです。

しかし視点を変えると、実際に行動し過度にアピールしなくなるきっかけがあれば、本当に意識が高い人になるポテンシャルを秘めているともいえます。

意識高い系社会人の問題点とは?

社会人になると、職場や取引先など人との関わりは避けられません。人にどう思われるかが重要である意識高い系社会人に、ありがちな問題点を紹介します。

意識高い系 とは

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■自己満足にとどまり成長しない

成果が全てではないものの、仕事では成果が求められる場面が多いでしょう。しかし意識高い系社会人は、成果を出すことが目的ではなく「成果を出すために頑張っている自分」に酔っている人が多い傾向があります。

努力してよい成績を出せれば問題ありませんが、成果を出せていないばかりか成長すらしていない人も珍しくありません。結果を残すにはどうすればよいのかを考え、必要な知識やスキルを得るなどの努力が必要です。

意識高い系社会人の中には、本来すべき努力をせず自己啓発本やビジネス本などを読んでいる自分をSNSでアピールして、自己満足に浸っている人が多くいます。

■指摘や批判に耳を貸さない

言葉と行動が伴っていないことが多い意識高い系社会人は、周囲から指摘されたり批判されたりすることもあります。しかし物事を自己中心的に捉える傾向にあるため、素直に受け入れることができません

中にはプライドが傷つけられたと感じ、怒りだしたり攻撃的になったりする人もいます。根底には「自分が正しい」という考えがあるため、「認められないのは周囲のせいだ」「嫉妬して足を引っ張ろうとしている」と自分に都合のいいように解釈してしまいます。

反省や改善をするどころか拒絶し変わろうとしないため、周囲から「ダメな人」「面倒くさい人」とレッテルを貼られ、相手にされなくなってしまうのです。

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