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【目次】
日焼け止め選びのコツ
SPF・PA値は必ずチェック!
どんな日焼け止めを探していても、日焼け止めである以上まずはSPF・PA値の確認はしておきたいところ。
炎天下・海やプールなどレジャーをするとき…SPF30〜50/PA++++程度
屋外での過ごす時間が長い…SPF20〜30/PA+++程度
短い外出や家事などの日常生活…SPF10~20/PA++程度
SPF・PA値は高いほどいいと思っている方も多いかもしれませんが、強力なタイプの日焼け止めは、肌にかかる負担も同時に強くなってしまいます。
まずは上記の値を目安に、日焼け止めを選んでみるとよいでしょう。
テクスチャーで選ぶ
べたつきが苦手だという人におすすめな日焼け止めのテクスチャーは、ローションタイプやジェルタイプ。
ローションタイプは、容器の中でオイルと水分の2層に分かれていて、使用前に振って使うものが多いよう。水に強く、さらりとした使用感が特徴だと言われています。
また、ジェルタイプの日焼け止めは水分をベースに作られているそう。そのため、みずみずしさがあり、ベタベタ感やきしみなども感じにくいと言われています。
保湿力もほしいなら保湿成分配合のアイテムを
べたつきは嫌だけど、肌の乾燥が気になる…という人は、保湿成分が配合されたアイテムを選ぶのをおすすめします。
例えば以下のような成分。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
これらは乾燥を防ぐと言われているので、こういった成分が配合されているかどうかを事前にチェックしてみてくださいね。
顔と体の日焼け止めは分けた方がいい?
分けて使った方がいい!
「からだ用」と表記されているものを顔に塗っても問題ないことが多いですが、「からだ用」は多少刺激があっても、紫外線をカットする効果が高いアイテムが多いです。顔の皮膚は腕や足の皮膚に比べて薄くデリケートなので、刺激や負担が少ない「顔用」とされている日焼け止めを選ぶのが賢明でしょう。
また「顔用」は、保湿やトーンアップなど、スキンケア効果からメイクアップ効果があるものも多いので、顔は「顔用」を、体は「からだ用」で使い分けることをおすすめします。
「プチプラ」顔用のおすすめ日焼け止め
マミー UVマイルドジェルN
▲SPF33 PA+++ ¥990(編集部調べ)
アルコール・着色料・香料・防腐剤など不使用の、ポンプタイプの日焼け止め。乾燥を防ぐ、ホホバ種子油・マカダミアナッツ油・ヒアルロン酸Naなどの保湿成分も配合されています。みずみずしいテクスチャーで簡単に塗り広げられるのが特徴。石鹸で落とせるのも嬉しいポイントです。
VERDIO(ベルディオ) UVトーンアップエッセンス
▲SPF50+、PA++++ ¥990(編集部調べ)
「VERDIO」は、あの有名なリップクリーム「メンターム」を販売している「近江兄弟社」が手がけるブランド。SPF50+、PA++++と最高峰のUVカットレベルにも関わらず、石鹸オフできるお肌に優しい設計の日焼け止めです。化粧下地として使うことができ、石鹸オフなのにウォータープルーフという優れもの。微細なパールが肌のくすみや色ムラをカバーして、明るく透明感のある肌へトーンアップ。日焼け止め特有のキシキシ感や閉塞感が少なく、ストレスフリーな使い心地です。
スキンアクア ネクスタ シールドセラム
▲左から、スキンアクア ネクスタ シールドセラム UV エッセンス 70g、シールドセラム UVミルク 50ml SPF50・PA++++ 各¥1,760 (編集部調べ)
うるおいを守りつつ紫外線から防御し続ける〝持続型セラムパック処方〟採用の日焼け止め。植物由来成分やビタミンC誘導体、δトコフェロールなど、美容液成分を贅沢に配合した、白浮き・ベタつきしづらい心地よい使用感。くすみを補正してツヤのある肌へと整えるメイクアップ効果も。
キュレル UVカットデイバリアUVローション
▲(医薬部外品) SPF50+、PA+++ ¥1,650(編集部調べ)
紫外線も気になるけど、乾燥も気になるという方におすすめの日焼け止め。肌荒れを防ぐ(消炎剤配合)とともに、ちり・ほこり・花粉といった空気中の汚れの付着を防ぐ、新しいタイプの日やけ止めで、セラミドによる保湿効果も期待できます。
「ドラッグストア」顔用のおすすめ日焼け止め
アネッサ デイセラム
▲SPF50+・PA++++ 30mL ¥3,850 (編集部調べ)
太陽の光を美容効果のある光に変換する、世界初の〝サンデュアルケア技術〟を搭載した日中用乳液・化粧下地。ほんのりピンク色をしたテクスチャーが適度な血色感を与えてトーンアップし、さらに〝ビューティーアップ粉末〟配合により透明感のあるツヤ肌へ。ヒアルロン酸やコラーゲンGL、そして紫外線による乾燥ダメージを防ぐ植物由来成分ブレンドの保湿・美肌成分配合で、長時間うるおいをキープ。乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。
サンカット(R) プロディフェンス マルチブロックUV ミルク
▲ (医薬部外品) 60ml ¥2,420 (編集部調べ)
高いUVケア効果にプラスし、制汗効果まである世界初の日焼け止め。有効成分のミョウバンを配合することで、汗やニオイを抑制。速乾性のあるさらさら感が持続するテクスチャーで、紫外線だけでなく花粉やちり、埃などからも肌をガード。50%が美容液で構成されていて、保湿成分も配合。
花王 アルブラン ザ UVエマルジョン
▲(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ) 各30ml (Ⅳ) 40g [医薬部外品] SPF50+・PA++++ 各¥6,050
メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぎ、朝から夜までうるおい続くUV乳液。薬用化粧品において日本初のセンレンシエキス配合で、キメが整い透明感あふれる、思わず触れたくなるようななめらかな肌へと導きます。
第一三共ヘルスケア トランシーノ薬用ホワイトニングUVプロテクター
▲ [医薬部外品] SPF50+・PA++++ 30ml ¥2,860 (編集部調べ)
美白ケアができて、日焼け止めはもちろんのこと、乳液、化粧下地にもなるという1本4役のマルチタスカー。肌なじみがとてもいいミルク状のテクスチャーは、指先でのばすとみるみる内に肌と一体化。紫外線吸収剤を一切使わないノンケミカル処方。
「敏感肌用」顔用のおすすめ日焼け止め
イニスフリー AA セラム サンスクリーン
▲SPF50+ / PA++++ 40ml ¥2,420
UVカットに加え、エイジングケアも同時に叶えてくれる日焼け止め。みずみずしい美容液のようなテクスチャーで肌の乾燥を防ぎ、うるおいたっぷりのツヤ肌に。ベタつかないスッと伸びる使用感。無添加処方なので敏感肌さんにも嬉しい。
アルビオン スーパー UV カット ノンケミカル クリーム
▲SPF50+・PA++++ 40g ¥3,850
高いUVカット効果とマイルドな肌あたりを両立した、ノンケミカル処方 (紫外線吸収剤不使用) の日焼け止め。肌をなめらかに整えて明るくトーンアップさせてくれるのに加え、ファンデーションの仕上がりと化粧持ちを高めてくれるのもポイント。やわらかい感触でのび広がるクリームが肌に心地よくなじみ、負担感の少ないつけ心地。優れたトリートメント効果で、バリア機能を強化し肌トラブルから守ります。
ラ ロッシュ ポゼ UVイデア XL プロテクショントーンアップ クリア
▲SPF50+・PA++++ 30ml ¥3,740
ラ ロッシュ ポゼのトーンアップUVシリーズに新作が仲間入り。よりさりげなくトーンアップしたいというニーズに応えるため、マイルドに光を反射することで自然な透明感とツヤ感を演出する「トーンアップテクノロジー」を採用。同シリーズの従来のアイテムは特に乾燥が気になる人向けだったのに対して、本アイテムは〝テカリも乾燥も気になる〟肌を考えて開発。うるおいつつもベタつかないみずみずしい使用感で、BBやファンデーションとあわせて使いやすいのも魅力です。
Koh Gen Do 江原道 ウォータリーUVジェル
▲ SPF50+・PA++++ 40g ¥3,850
サラリとした使い心地の日焼け止め乳液。ウォータークッションヴェールにより、つけた瞬間ジェル状のテクスチャーが素早くウォーターに変化。不快なきしみやベタつきを軽減し、みずみずしい使用感をキープしてくれる。7つのフリー処方で肌にも優しく、白浮きしないのも嬉しいポイント。
「下地使い」おすすめ顔用日焼け止め
オルビス リンクルホワイト UV プロテクター
▲(医薬部外品)SPF50・PA++++ 50g ¥3,850
シワの改善や美白ができ、下地としても使えるフェイス用サンスクリーン。きめ細やかでなめらかな肌に整え、ファンデーションのつきやノリを高める。単品で使う場合は石けんオフが可能。
アディクション スキンプロテクター カラーコントロール
▲SPF40・PA+++ 左から 001 Fair Lavender、002 Healthy Rose、003 Fresh Beige、004 Pure Mint 各30g ¥4,180
肌のトーンや毛穴を補正し、ナチュラルにトーンアップしてくれる日焼け止めカラープライマー。黄みを抑えつつ透明感をアップする「001 Fair Lavender」、血色感をくれる「002 Healthy Rose」、くすみや色むらを整える「003 Fresh Beige」、赤みを抑えクリアなトーンに仕上げる「004 Pure Mint」の4色から、悩みにあわせて選べます。美容液91%配合で使うほどにうるおい、皮脂コントロール成分配合で皮脂による化粧くずれを防いでくれるのもうれしい。
花王 プリマヴィスタ スキンプロテクトベース〈皮脂くずれ防止〉 SPF50
▲SPF50・PA+++ 左から ベージュ、ラベンダー、メロン、フレンチブルー 各25ml ¥3,080 (編集部調べ)
紫外線から肌を守りながら、皮脂・汗によるくずれやテカリ、ベタつきを防ぐこれからの季節にうれしい化粧下地。白浮きを抑えつつワントーン明るい透明感のある仕上がりを叶え、毛穴やくすみも自然にカバー。時間が経ってもきれいな仕上がりが持続します。肌悩みやなりたい印象にあわせて4つのカラーから選べ、色ムラをカバーしたいなら「ベージュ」、くすみは「ラベンダー」、赤みは「メロン」、黄ぐすみは「フレンチブルー」がおすすめ。
ランコム UV エクスペール トーン アップ ローズ
SPF50+ PA++++ ¥6,930
外的刺激にさらされる肌を守り、日本人女性が理想とする明るいトーンのピンク肌に導いてくれるUVミルク。
SHISEIDO フューチャーソリューション LX ユニバーサル ディフェンスe
SPF50+・PA++++ 55g ¥10,450
肌のうるおいを長時間キープしながら、UVA、UVB、空気中のちりやホコリから肌を守る。上品なツヤのあるなめらかな肌に整え、小じわも目立たなく。
日焼け止めの正しい塗り方
日焼け止めを使っているのに「顔色がくすむ」「シミが目立ってきた」という人は、きちんと塗れていないのかも……。女優やタレントからのご指名も多いヘア&メークの佐伯エミーさんに日焼け止めの正しい塗り方を伺いました。
少ない量はNG! 塗り方の工夫で「白浮き」「くずれ」を防ぐ
適正量としてよく聞くのが「クリームタイプは8mm程度のパール粒2つ分」「ローションタイプは1円玉2枚分」ですが、これを一度に塗ると白浮きしたり、メークがくずれる原因に!十分な量をきちんと塗るためには、コツがあります。ポイントは2つ!
- 顔全体と細部の2回に分けて塗ること
- 指のはら全体で塗ること
「この2つを守れば顔が白浮きしませんし、メークがくずれにくくなります。指先だけを使ってパーツごとに少しずつ伸ばす人がいますが、これだと塗っている間に日焼け止めの水分が蒸発してムラづきすることに。日焼け止めがムラづきすると紫外線が入る隙間ができたり、メークの仕上がりに影響したりするので気をつけましょう。正しい塗り方をマスターして、太陽を気にせずお出かけを楽しみましょう」(佐伯さん)
日焼け止めをしっかり&キレイに塗るテクニック
1.パール粒1つ分を手にとる
まずは顔全体に日焼け止めを塗ります。パール粒1つ分(ローションタイプは1円玉1枚分)を手にとります。
2.指のはら全体に日焼け止めをのばす
日焼け止めを塗るのはスピード勝負。指先を使った「点」ではなく、指のはら全体を使った「面」で塗るのがおすすめ。左右の指のはらを合わせ、3回くらいクルクルさせて広げます。
3.顔の広い面を指のはらで塗る
指のはらを両頰の内側に置き、外側に向けてサッと塗ります。続いて額やあご、フェースラインを塗ります。
4.日焼け止めを足して細部を塗る
日焼け止めを少し足し、目元や口元などの細部を指先で塗ります。日焼けしやすい頰骨などに重ね塗りするのもおすすめ。細部全体でパール粒1つ分足し塗りするのが理想ですが、このあとUVブロック効果のあるファンデーションを塗る場合は、パール粒より少ない量でもOK。
5.手のひらで軽くプレスして密着
最後に手のひらを使って顔全体を軽くハンドプレス。こうすると、日焼け止めが肌にしっかり密着できるうえ、上に重ねるファンデーションのなじみもよくなります。マスク生活だとベースメイクへの意識が薄まりがちですが、マスクをしていても家にいても日焼けのリスクは常にあることをお忘れなく!
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