【目次】
失恋開運ツアー、はじまりはじまり
私が今まで最高に愛した人。そう、Mr. Apple。キャリアウーマン(え、私が?)としても仕事が忙しかった頃、すれ違いから・・・なんてよくある話(なんだけど、誰も私の恋愛に興味ないでしょ?)。
傷ついた心を癒すべく、私が選んだ街は古都・京都だったの。なぜ京都かって・・・。だって、京都には失恋女子(自称!)に優しいお店や観光スポットに溢れてるのよ。
(まじでほんとに!)
女子力をあげてくれるお鮨に出会う
京都烏丸駅からほど近い「手鞠鮨と日本茶 宗田」は、こだわりの味わい深いお茶と手鞠鮨が楽しめるお店。手鞠鮨は、別名「京寿司」とも言われ、舞妓さんが口紅などを気にせずにひとくちで食べれるように、上品に仕上げたもの。わたしも1つ1つを頬張りながら、彼との過去を胃の中に供養。
「お茶のお代わり、しはりますか?」と京都弁で聞いてくださる店員さん。「夜にまた遊びにいらしてください。茶酒やお茶、和食のマリアージュが楽しめるんです」と。そんなマリアージュ、とっても素敵だわ、としみじみ。私と彼はマリアージュ(結婚)を迎えられなかったけど、せめて食事くらいはマリアージュ(料理やお酒の相性がいいこと)味わいたいわよね。
▲おしとやかな所作を身につけて女子力あげまくりよ。
癒しのパワースポットを訪ねて三千院
次に私が向かったのは「大原三千院」。ここは、恋で傷ついた高貴な女性が、心の傷を癒そうと、俗世を離れて出家し、隠棲の場所となったと言われるの。あぁ、私と丸かぶり。デジャブかしらってくらい、その時の私の気分そのもの。
三千院の境内には、綺麗な日本庭園がたくさん。小川のせせらぎの片隅に、「わらべ地蔵」という6体のかわいいお地蔵様が。6体それぞれ思い思いの格好で癒してくれるの。ホッと一息、パワーチャージにはぴったりだったわ。私も、次の恋に向けて、エナジーチャージ開始しなきゃ・・・。
▲私の1番のお気に入り。私に負けるとも劣らないセクシーさだったわ。
厄除発祥の神社で再出発を誓う
上品な手鞠鮨でお腹も満たされ、かわいいお地蔵様に癒され、この日最後に向かったのは「吉田神社」。この日は、室町時代から続く節分祭で、毎年50万人もの人が訪れる厄災の鬼を払うお祭りなの。
この50万人の中に私のDestiny がいるはず!とキョロキョロして探索し続けたけど、見つけられなかったから、厄除はしっかりしなきゃと思って、Mr. Appleへの未練をしっかりと断捨離してきたわ。さようなら、私のMr. Apple・・・。
▲もちろん、運命の人との出会いを執拗に願ったわ。
その後、戻ったホテルの部屋で枕なんて濡らしてないんだからね!
と、1日で回るだけ回った私の失恋開運ツアー。この他にも、実はNEWオープンのベイカリーで、苺サンドで甘酸っぱい恋の味を感じたり、京野菜たっぷりのおばんざい屋さんで心の内側からきれいを意識したり、夜にはしっかりイケメン(のお金持ち)が集うバーで新たな出会いを期待したりと、1分刻みのスケジュールだったんだけど、Uberタクシーのおかげで移動もスムーズに行ったのよね。
▲私のどうでもいいMr. Appleとの失恋話にも優しく頷いてくれるドライバーさん。撮影のため、マスクを外してくださったのに、恥ずかしがってカメラを向いてくれないシャイな方でした(笑)。
アプリをダウンロードして、事前にもろもろ登録しておけば、配車から支払いまでとってもストレスフリーだったわ。アプリを立ち上げて2ステップくらいで配車完了。運転手さんに「次を右曲がって、まっすぐ・・・」なんて道案内も必要なく、挙句キャッシュレスで支払いまで完了しちゃうスムーズさ。荷物が多い時やベビーカーでの移動も楽ちんにしてくれるわよ。
▲隣はもちろん・・・誰もいないわよ!もうなんなの!
私の恋もこんなにスムーズにいかないものかしら。タップ1つで運命の人と出会えて、わずらわしい会話なく目的地(結婚)までこぎつけて、デートの時の支払いもスマート(というか、おごり)!こんなこと言ってるうちは難しいわよね・・・。私のDestiny もUber Eatsみたいにデリバリーできればいいのに、なんてね。
Keisui Suzuki
全世界で有名なフード店のPRを手がけ、現在はWEB Domaniで「イケ★ゲイ」 兼 おでん屋ライターとして活躍
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