【目次】
・発売前から話題沸騰!
・無印良品のコオロギせんべいの魅力
・そもそもどうして昆虫食が注目されてるの?
・どこで買えるの?
ついに、ついにきましたよ!何がって?それはですね…。無印良品のコオロギせんべいです!
発売前から話題沸騰!
実は、初めての出合いは遡ること2019年の秋。無印良品2020春夏発表会に招待されたときのことでした。
会場に入るやいなや、ひときわ人だかりのあるブースが…。近づいてみると見えてきたのが、“〇虫食”という大きい文字。え、もしや、昆虫、なわけではないよね、と思いつつ、恐る恐る近づくと、やっぱりくっきりと、ブースの看板に“昆虫食”と書いてあるではありませんか!
当時流行っていて、今は放映されていない、某クレイジーなジャーニーがやばい旅をする番組を視聴していたエディターMは、あさーい昆虫食の知識を持ち合わせておりました。
いくらたんぱく質が足りなくなるからって、虫を食べるなんて…、と否定的な気持ちを抱いていたのですが、スタッフさんに勧められるままこわごわ食べた瞬間、そのような気持ちが一瞬にして吹き飛んだのでした。
そしてすぐに紹介したかったのですが、解禁が2020年6月以降となっていて、ついに発表できることになったのです。というわけで前置きが大変長くなりましたが、コオロギせんべいの魅力をお伝えさせていただきます。
無印良品のコオロギせんべいの魅力
魅力1: お値段がお手頃すぎる!
無印良品のコオロギせんべいは、1袋55gとたっぷりサイズ。なのにお値段190円(税込)と、破格です!
商品化するまでに、コオロギ研究の先駆者である徳島大学と協業で、開発を進めているそうです。真剣に社会のことを考えて、地球のために貢献したい、という気持ちが垣間見えます。
お皿にすべて出すとこんな感じ。一見普通のおせんべいに見えます。もしお茶請けとして出しても、だれもコオロギせんべいとは思わないでしょう。
大きさはさまざまで、いずれも食べやすいサイズとなっています。
定規とともに並べてみると、だいたい3.5~5㎝以内といった具合です。
魅力2: 味がおいしい!
お味はというと、“えびせんべいです”と言われて食べたら、“そうなんですね”、と信じてしまうほど、えびせんべいに近いです。
香りも香ばしく、さらにサクサクな歯ざわりも心地よく、何枚でも食べられる飽きのこないテイストになっています。
お菓子はもちろん、お酒のお供にもおすすめです。
魅力3:たんぱく質が摂取できて、低カロリー
コオロギさんの最大の特長、たんぱく質が多く含まれています。1袋食べると、4.6gも摂取できます。
注意点として、写真に赤文字で表記されていますが、コオロギパウダーは、えびやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているので、甲殻アレルギーを持つ方は控えたほうが安心です。
また代表アレルゲンとして、小麦、大豆が使用されているのため、これらのアレルギーを持つ方も注意が必要です。
魅力4: 地球についてお勉強できる
パッケージ表面には、QRコードがついていて、コオロギと地球の話について詳しく書かれたページに飛ぶことができます。
そもそもどうして昆虫食が注目されてるの?
実は今、世界の人口がどんどん増えていて、2030年には、たんぱく質の供給が足りなくなると言われています。そのため、人間にとって欠かせない栄養素である貴重なたんぱく質をいかに確保するかが、課題とされているのです。
昆虫は、動物性たんぱく質の中でも、鶏・豚・牛と同じくらいのたんぱく質が含まれており、効率よくたんぱく質を摂取することができます。
そして、鶏・豚・牛に比べてエサや水の量も圧倒的に少なく飼育でき、飼育サイクルも早いので、あらゆる面で地球に優しいのです。
どこで買えるの?
無印良品の公式オンラインから購入できたのですが、あまりに人気のため、今は在庫切れ状態。7月中旬以降に一部店舗にて展開されるとのことですので、それまでお楽しみに。
取材協力/無印良品