カフェラテベージュ服×血色ベージュリップ
「ベージュのトーンは服によってさまざまですが、意識したいのはリップ含めて全身を優しい配色でまとめること。それによってベージュのやわらかさが生き、周囲を和ませるような、癒しの女性像が完成します。リップはベージュに赤みを含んだカラーで、血色感をプラスして」(岡野さん)。キャリアを重ねた働くアラフォーにこそ、取り入れてほしいコーディネートです。
キャメル系ベージュには、オレンジベージュリップでヘルシー感をプラス
「フェミニンな雰囲気で、ある程度の彩度もあるキャメル系のベージュ服には、マットなオレンジベージュリップを合わせるとヘルシー感がプラスされ、意志の強さも感じさせるスタイルに」(岡野さん)。バッグやネイルなどでも色をつなげると、さらに効果アップ。 ブラウス¥16,000(デミルクス ビームス 新宿〈デミルクス ビームス〉 パンツ¥13,000(アーバンリサーチ 渋谷ヒカリエ シンクス店〈アーバンリサーチ〉)〝Hirotaka〟のピアス¥96,000・バングル¥98,000・〝OADNEW YORK〟のバッグ¥56,000(ショールーム セッション)
[合わせたのはコレ!]
マットなオレンジベージュリップ
目元やチークにも使えるマルチカラースティック。レンガ色のような、コクのあるオレンジベージュは見たままにしっかり発色し、ふわっとセミマットな大人の唇に。同アイテムをアイホールとチークにもほんのり仕込んで顔全体をワントーンにまとめると、よりヘルシーなムードが高まる。RMK マルチクレヨン 02 ¥3,000
[指導してくれたのは]
ヘア&メークアップ アーティスト
岡野瑞恵
大手化粧品会社でヘア&メークとして勤務後、2006年よりフリーランス。人気女優やタレントから指名を受け、雑誌・広告・TV・映画など多方面で活躍中。近著『大人がきれいに見えるメイク』(光文社)も好評。
[演じる人]
女優
中村ゆり
1982年、大阪府生まれ。歌手を経て2003年に女優デビュー。繊細な演技力と変わらない美貌で、映画やドラマなどに欠かせない存在。2019年1月25日公開予定の映画『愛唄 -約束のナクヒト-』(東映)に出演。
Domani2018年11月号『美人はこの秋、口紅だって“スタバ”配色!』より 本誌撮影時スタッフ:撮影/YUJI TAKEUCHI(BALLPARK/中村さん)、西原秀岳(TENT/静物)、川原 歩(モデル)ヘア&メーク/岡野瑞恵(STORM)スタイリスト/渡辺智佳(人物)モデル/中村ゆり、原 さゆり 構成/大塚真里