DIOR(ディオール)の『レディディオール』
たとえば夫とふたりでディナー、たとえば大学の同窓会。ワーママだって、ときにはひとりの女性として過ごす時間があるもの。このバッグは、そういった時間を華やかに彩ってくれるパワーをもっています。ツヤツヤのラムスキンが、黒のバッグにありがちな、素っ気なさや無骨さを回避。それどころかまるで日本人女性の黒髪のようなあでやかさをたたえています。そしてバッグを開けると、内側には深紅のジャカード生地がお目見え。黒と美しいコントラストを生み出し、自分だけが堪能できる色気が、密かに隠れているんです。女性にとってバッグとは、ただ荷物を入れるためだけのものではありません。『レディ ディオール』という特別感のある存在が、母であり妻であり女であるという、自分の根源的な立ち位置を、再び思い出させてくれるのです。
ゴールドの金具が映えて。まるでジュエリーのように携えたい優美さ。バッグ『レディ ディオール』[縦20×横24×マ チ11cm/ストラップ付き]¥480,000 (クリスチャン ディオール 〈ディオール〉)
ワーママ・ おしゃれプロは こう思う
「黒は、母になってから手間をかけて着たい色になりました。華やかなデザインのバッグは、着こなしに特別感を与えてくれます」
ファッションエディター・吉川 歩さん
Domani2/3月号「”黒”のエレガント名品」より
撮影/山口恵史 スタイリスト/三好 彩 構成/湯口かおり