収集し続けること30年。香水オタク目線で選ぶベスト5はコレ!
香水にハマったきっかけは初めて生理がきたとき。赤飯が嫌いな私に、ピンクの小瓶に入った花束のような香りのする香水を母が贈ってくれたんです。あれから30年余り、一目ぼれの香りを探し続けた結果、コレクションは50点以上。うれしいとき、悲しいとき、自分を励ますときもいつも香りが不思議な力をくれます。
意外と知らない香水の歴史
香りの歴史は古代エジプトにまでさかのぼると言われています。「Perfume」の語源はラテン語の「PerFumum(火によって生じる煙が香りと共に天にのぼって神に通じる)」と言われ、当時は宗教的な目的で使われるとともに、神への供物の防腐、特権階級の人々の権威を表す小道具または美容道具として使用されていたらしいのです。
香水をなんで使うの?
「目に見えないオシャレ」と言われる香水は脳に直接働きかけ、記憶と密接に関連するそう。確かに洋服や化粧と同じく、その人の印象を左右したり、自分自身の気分転換になったり。だからこそシーンや環境にあった正しいつけ方に留意しながら、香りを楽しみたいものです。
おすすめの香水ベスト5
ママ友会には…
▲CARTHUSIA(カルトゥージア)メディテラネオ パルファン(50ml)13,200円(税込)
地中海らしいレモンリーフにグリーンティーが加わった爽やかな香り。イタリア・カプリ島の修道院で誕生した世界で一番小さな香水製造所“カルトゥージア”でつくられており、2002年まではイタリア国内でさえ流通していなかったというカプリ島幻のフレグランスなんです。つけているといつも「それどこの香水?」と聞かれます。
ベルガモットやオレンジにシダーウッドが加わったスパイシーな「ヴィア カメレーレ」もおすすめです。
夜の会合やデートには…
▲SERGE LUTENS(セルジュ・ルタンス)Five o’clock au gingembre(ファイブオクロックオジャンジャンブル)13,000円(税抜)
「フランスの知性・哲人」とも称されるアーティスト、セルジュ・ルタンスによるオールドパルファム。 “ジンジャーが香る午後5時”と名づけられたこの香水は、19世紀の英国で午後5時(お茶の時間)に正装をして、ジンジャーの香り高い砂糖菓子や紅茶を優雅に楽しんでいた人々の様子が表現されています。つけた感じをひと言で言うと「何だか高貴な感じ」です。
気合いを入れたいプレゼンテーションの前には…
▲MARC JACOBS(マーク ジェイコブズ)MEN
男性用ですが、それを感じない独創的でモダンなウッディタイプの香りです。現在は販売が終了しているようですが、ベルガモットやクミンなど他にないコンビネーションが好みで、仕事の大事なプレゼンテーションの前には必ずつけていました。
さぁ午後も頑張らねば!と気合を入れたいときには…
▲JUICY COUTURE(ジューシークチュール)ビバ ラ ジューシー オーデパルファム(50mL)9,460円(税込)
大きなピンクのリボンで飾られたゴールドのボトルにチャームが揺れる何ともかわいいボトルのイメージ通り、甘くてジューシーなオーデパルファムです。マンダリンオレンジ、ワイルドベリーなど楽しいミックスを感じる香水はさわやかで楽しく、恋する女の子の香りをイメージしてつくられたのだそう。「恋する女の子」の香りを四十路でつけてもいいですよね♡
子どもたちと過ごす休日には…
▲GIVENCHY(ジバンシィ) プチサンボン(50ml)
ベビー用のフレグランスで爽やかな石けんの香りが大人から子どもまで幅広い世代に人気。オーデトワレなので香りは長持ちしませんが、アルコールフリーなので親子で楽しむことができます。ヘア&ボディミストも汗をかいた後やニオイが気になる車内などにおすすめです。
Domanist
伊藤孝恵
女児2人の母。参議院議員。テレビ局、大手化粧品メーカー勤務を経て、人材総合サービス会社で宣伝を担当。2016年に初当選し、ママパパ議員連盟を立ち上げるなど精力的に活動中。過去に結婚させたカップルは17組。
IG:https://www.instagram.com/itotakae/