エディター・今村紗代子さんのおしゃれルール
着こなしの〝核〟となるものに投資します
余計なものを省いた、シンプルな着こなしが信条。その中で自分らしさを表現する、キーアイテムに投資するようにしています。私にとってそれはアウターと靴。どちらもメンズライクなデザインですが、ここが決まると、着こなしがサマになるんです。その分、トップス類はプチプラで買うことも多々。ニットやカットソーは、もともとデザインレス&カラーレスが好みなので、安くていいものが見つかりやすいんですよね。
高いけどいい! 冬の主役アウター
「着こなしの中で目立つアウターには、しっかりとお金をかけたい。メンズ風のビッグシルエットと、上質で光沢感のあるウール生地に惹かれた〝ATON〟のものです。ほかにない深みのあるブラウンも素敵」
COAT : ATON CUT&SEWN : uniqlo PANTS : YAECA BAG : J&M DAVIDSON EARRINGS : TOKYO PEARL SOCKS : Tabio SHOES : J.M.WESTON
安くていい! ベーシックなニット
「全部〝ユニクロ〟のものですが、基本メンズしか買いません。ゆったりした着心地とシックな色味が好みなんです。選ぶのはタートルとクルーネックのSサイズですね」
高いけどいい! 自分らしいメンズ靴
「洋服がカジュアルなので、足元には重厚感を。ヒールより消耗が少ないので、投資しがいがあるんです。ひも靴は〝Alden〟、ローファーは〝ジェイエムウエストン〟、ブーツは〝チャーチ〟」
安くていい! インナー代わりのカットソー
「冬はニットのインに着て襟元にちらりと効かせています。〝Gap〟のものは丈夫でうれしい。毎日着るものだから、シーズンごとに買い替えます」
Domani2018年2月号『おしゃれプロ20人に聞いた「安くていいもの」「高いけどいいもの」』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/蓮見 徹(人物)、坂根綾子(静物) 構成/湯口かおり