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FASHION コーディネート

2018.03.07

“平和なおばさん”にならないために超人気エディターがしてること、してないこととは!?

本当におしゃれな人は、MYルールをもっている。好きなもの、大切にしていることがあるということは、あえて着ないものや取り入れないこともあるはず。その両方を根掘り葉掘り聞いてみました。

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三尋木さんの「してること」リスト

化繊の服をうまく取り入れる

「ほどよい厚みと光沢のある化繊ブラウスは、着るだけで品よく華奢に。これは優しい ブラウンとフレアスリーブが気に入って購入。デニムを大人っぽくはきたいときにも最適です」ブラウス/マルティニーク パンツ/アッパーハイツ ピアス/ティファニー 時計/カルティエ リング・バングル/ヴェイド バッグ/J&M デヴィッドソン どんなに上質なカシミアニットだとしても、ムーディなレストランではちょっと場違い。そんなときに便利なのが、とろみ系のアイテムです。化繊ならではの立体的なシルエットは、大人の体型カバーに有効ですし、お手入れがラクなのもいいんです」ブラウス右/ザラ 左/ADORE

ストールには投資する

「ストールってへたらないし、流行にも左右されにくいし、アレンジも利く。なくさない限り、一生使えるアイテムだと思うので、上質なものをそろえています。〝ジョンストンズ〟は4年ほど、〝エルメス〟は5、6年愛用中」ストール 右/エルメス 左/ジョンストンス

ジュエリーは〝少数精鋭〟で

「昔はお手ごろなものも数多くそろえていましたが、今は〝毎日同じ〟でもいいから上質なものをいくつか。シンプルだけどアクセントになるようなデザインが好みです」バングル[太]・ブレスレット・ピアス/ティファニー バングル[細]/ヴェイド

毎日、口紅を塗る

「顔がパッと明るく見える、赤リップの効果にハマっています。黄みの強い肌色に合わせて、口紅も黄みのある赤でなじみよく。〝シャネル〟の『ROUGE ALLURE VELVET』58番がお気に入り」 「赤リップを塗るようになってから、バランスを考えてネックレスをあまりつけなくな りました。また以前は赤ネイルが定番だったのですが、今は控えめな色にして赤リップを引き立てるようにしています」ニット/KNOTT ピアス・バングル・ブレスレット/ティファニー リング/ヴェイド

〝大人の女っぽい〟格好を照れずにする

「タイトスカート×ヒールのような、女っぷりのいい着こなし。これを臆せずできるようにならないと、将来〝平和なおばさん〟になってしまう…、と危機感を覚えて(笑)。40代の今こそ取り入れどきかなと思って、トライするようになりました」 「私にしては珍しいチェックのタイトスカート。ベージュのブラウスとグレーのヒール で優しい配色に」ブラウス/デミルクス ビームス スカート/ebure ピアス/ティファニー ネックレス/ウェン ディミンク バングル/ジューシーロック リング/ヴェイド バッグ/ボッテガ・ヴェネタ タイツ/カルバン・クライン 靴/ペリーコ

三尋木さんの「してないこと」リスト

パンツはタック入りテーパードしかはかない

「もともとテーパードパンツは好きですが、今はすっかりタック入りがマスト。お腹周りがすっきり見えるのはもちろん、〝余裕のある〟ムードが漂うのも◎。さらに立体感を意識して、センタープレス入りを選びます」 「ニット、パンツ、パンプスをグレーのワントーンでまとめて。ブルー×グレーのストールをポイントにしました」ニット/KNOTT パンツ/ザラ ストール/ジョンストンズ ピアス・バングル・ブレスレット/ティファニー リング/ヴェイド バッグ/ダイアン フォン ファステンバーグ 靴/ペリーコ

〝1度目〟で買わない

「気に入った洋服と長くつきあいたいタイプなので、買い物で絶対に失敗したくないんです。だからどんなに忙しくても、すべての候補を見た上で、冷静に判断するように心がけています」

大きいバッグに頼らない

「仕事柄、どうしても大荷物になりがちなのですが〝エレガントな大人の女性〟を目ざすべく、小さめのバッグを積極的に取り入れるように。入りきらない書類は、黒いベロア素材のサブバッグ (大人っぽく持てるものを探してやっと発見) に収納します」バッグ右/フリン 左/VANGI

『My Basic NoteⅡ〝きちんと見える〟大人の服の選び方』 ¥1,500 小学館

第1弾は約12万部を売り上げたベストセラー。第2弾では「40代になって更新したマイルール」など、40代ならではの視点が。

ファッションエディター

三尋木奈保さん

『Oggi』をはじめ、ファッション誌で活躍するエディター。会社員経験で培った〝地に足のついた〟ベーシックかつクリーンな着こなしで、多くの女性の支持を集める。私服特集やコラボアイテムは常に大人気。おだやかな人柄と誠実な仕事ぶりで、スタッフからの信頼も厚い。

Domani2018年2月号『スタイルある女が「してること」「してないこと」』より 本誌撮影時スタッフ:撮影/嶋野 旭 スタイリング協力/城長さくら(kind) ヘア&メーク/神戸春美 構成/今村紗代子

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