買い替えるべき〝シャツ〟のポイントを押さえて、大定番を更新!
ディテールやシルエットが、変わっていないようで毎シーズン確実に更新されているシャツ。ベーシックなアイテムだからこそ、今っぽさが程よく投影された一枚が必要になります。
着映えるベーシックを体現した、秀逸な一枚
ESSEN.LAUTREAMONT(エッセン.ロートレアモン)のドロップショルダーシャツ
140年以上の歴史を誇る、イタリアの老舗生地ブランドの上質コットンを使用。パリッとしすぎず程よいハリ感となめらかさのちょうどいいバランスが、着心地のよさを誘う。シャツ¥25,000(エッセン.ロートレアモン)
Point 1_胸元の開きがカッコよくキマるのは、程よいハリ感素材ならでは。
Point 2_すそのサイドに付いたボタンを使うと、カシュクールシャツになる2WAY。
知性と清潔感を備えた、キャリア女性の相棒的アイテム【白シャツ】
1. ロング丈とドルマンスリーブで着映え度抜群
UNION LAUNCH(ユニオンランチ)の〝モード見え〟シャツ
「残しておきたい服」というブランドテーマの下、日本人の職人がつくった上質なシャツが人気。軽い着心地でも強度抜群なギザコットン素材で、洗練されたモード感を楽しめる。シャツ¥21,000(サザビーリーグ〈ユニオンランチ〉)
Point 1_ひじ部分に切り替えラインが入った大胆なドロップショルダーで、感度の高い印象に。
Point 2_すそをクロスさせてボタンを留めると、カシュクールシャツに。
2. 体のラインを拾わない絶妙なくたっと感が魅力
Finamore(フィナモレ)のカシミア混シャツ
長時間着ていてもノンストレスなやわらかさは、カシミア混コットンならでは。アームホール、ボタン付け、ガジェットの細かいところが手縫いで仕上げられた丁寧なつくりが、仕上がりに差を生む。シャツ¥32,000/参考価格(アマン〈フィナモレ〉)
Point 1_アームホールはコンパクトで、ドロップショルダーでもすっきり見える。
Point 2_カシミア混のコットンは、一日中着ていてもシワが気にならず毛玉もできにくいと、働く女性に最適。
3. 生地から開発された着心地のよさは、そでを通すと即実感
ATON(エイトン)のユニセックスシャツ
「日常で楽しめる、最も美しいブロードシャツ」をコンセプトに、通常の高級シャツよりも、さらに2番細い糸を丁寧に織り上げて開発されたコットン生地。縫い目が細かいつくりも、美しさのポイント。シャツ¥39,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉)
Point 1_やや内側に入ったそでの切り替えで、肩がコンパクトに見える。
Point 2_生成りに近い白のブロード地は、微光沢が美しく透けづらい点も優秀。
4. 素材や色違いで、リピート買い続出の人気型
TICCA(ティッカ)のスクエアビッグシャツ
やや太めに設定されたアームホールが、女性らしいまろやかな肩のラインを描く。身ごろがゆったりと広がるスクエアシルエットを生かしつつ、すそをアウトして着ても今どきな表情に。シャツ¥21,000(ティッカ)
Point 1_第1ボタンを留めると、小さめの襟と詰まった首元が強調され、より端正な印象に。
Point 2_背中中央に入った複数のタックが、後ろ姿を立体的に見せる。
Domani2018年9月号『ベーシックだからこそ買い替えたい! シャツの新名品と着こなし20』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/坂根綾子(静物)、江原英二(Astro/人物) スタイリスト/城長さくら(kind) ヘア&メーク/シバタロウ(P-cott) モデル/小濱なつき、葛岡 碧 撮影協力/AWABEES 構成/岩附永子