〝やせ見え〟したいなら、ゆるっと着られるドロップショルダーを選んで!
少しでも細く見せたくて、タイトなシルエットのコートを無理して着ている人! その考え、間違っています! インナーにニットやトレーナーを着る冬に、タイトなコートを着ると、肩が回らないくらいパツパツに…。「なんか、キツそう」に見える服がいちばん太って見えるので、コートはゆるめを選ぶのが正解。「コートを選ぶときは、肩の切り替え位置に注意してください。同じサイズのコートでも、肩が落ちで見えるドロップショルダーのコートを着るほうが肩回りのパツパツ感がなくなり、やせて見えます」(渡辺さん)ジャケットのように、ジャスト肩位置に切り替えがあるタイプは、厚着する季節は避けるのが無難。サイズ自体も、ジャストサイズを選ぶより、厚着することを考えて少しゆとりのあるサイズを選ぶほうがゆとりが出てやせて見えるそうです。
【Domani2018年11月号 95ページ】コート¥64,000(エストネーション) その他/私物
ドロップショルダーのカラーコート×ワントーンコーデが最強!
やせ見えスタイリングに活躍するのは、鮮やかなカラーコートなんだそう。「インナーのトップスとボトムの色をつなげたワントーンコーデで、まずIラインをつくります。その上に、引き締め効果のある鮮やかカラーのコートをはおれば、コーディネートにメリハリがつき、厚着していてもすっきり見えますよ」(渡辺さん)
どうせ着るなら、着やせできる。コートを選びたいですよね! みなさんも、コートを選ぶときは、〝肩の切り替え位置〟に注目してみてください。次回は、トップスのレイヤードテクについてうかがいます。
【Domani2018年2月号 107ページ】コート¥49,000(エム・アイ・ディー<ブレンヘイム>) ニット¥42,000(メイデン・カンパニー<アンデルセン・アンデルセン>) ストール[メンズ商品]¥1,500(UNIQLO) レッグウォーマー¥2,200(タビオ<タビオ>) デニム¥19,000(ジェット ルミネ新宿店 ルミネ2<ジェット ロサンゼルス>) イヤリング¥2,500(ジューシーロック<JUCU ROCK Original>) バッグ¥11,000(ディースクエア プレスルーム<フィオレッリ>) 靴¥23,000(モード・エ・ジャコモ<マニュ>)
【渡辺智佳】
Domaniをはじめ多くの女性誌で活躍するスタイリスト。身長155cmという小柄な体型や元銀行員という社会人経験を生かしたリアルなスタイリングで人気を集める。