【目次】
お肌の休みボケって?
連休中って普段する化粧の手を抜いたり、生活リズムが崩れたり、相次ぐご馳走で食生活が乱れがちですよね。その結果、休暇中や休暇後に「なんかお肌が不調だなぁ」と感じる女性も多いのでは?それって、“お肌の休みボケ”かもしれません!以前行われていた、年末年始の休暇中におけるメイク事情とお肌の状態についての資生堂が行った調査結果が興味深かったのでご紹介します。
休暇中に手抜きメイクしている人、6割以上!
なんと約6割の女性が普段のメイクをしないで手を抜いているということが明らかに!その理由として、69.3%の「外に出なかった」に相次ぎ、47.1%が「肌を休ませたかった」と回答。半数近くの女性が肌のためにメイクを控えているようです。次に、ポイントメイクとベースメイクそれぞれ手を抜いてしまう化粧品について具体的に聞いてみました。
1番手を抜いてしまうのは、アイシャドウとファンデーション!
ポイントメイクでは45.1%で「アイシャドウ」、ベースメイクでは33.1%で「ファンデーション」がトップという結果でした。しかも、ベースメイクではファンデーションの手抜きが圧倒的に多いようですね!確かに、顔全体に塗布するファンデは、化粧品の中で1番お肌に負担をかけているアイテムのように思えますよね。続いて、肌のためにメイクを休ませた人は休暇中または休暇後に肌の不調を感じたかどうかについても調査しました。
肌に不満を感じている人、4割以上!
休暇中に肌の不調を感じた人が12.2%、休暇明けに不調を感じた人が29.3%という結果で、なんと約4割の女性がメイクを休ませたことによってお肌の調子が悪くなったと回答しました。乾燥の激しい季節において、ベースメイクを塗布しないことで逆に水分量の保持や皮脂量のコントロールができず、肌の不調に繋がってしまったようです。つまり、ファンデーションを含むベースメイクは、お肌のコンディションを良い状態でキープするのに重要なスキンケアなんです!
“お肌の休みボケ”対策のキーワードは、「メイクは休まず、胃腸はお休み」
ベースメイクの手抜き=「肌を休める」にはなりません!
今回の調査で、ベースメイクの手を抜く理由に「お肌を休ませるため」という意見が挙げられていました。長めの連休だと、普段よりもスキンケアやメイクの時間に手間をかけなくなるなんて人も多いはず。しかし、1年のうちで最も乾燥する年末年始にベースメイクをしない「ノーファンデ」の状態は、肌荒れを引き起こす要因となる外界刺激に肌を晒していることになります。
また、寒い日はあたたかい部屋でゆっくり快適に過ごしたいと思う気持ちもわかりますが、暖房やストーブを使うことによって室内の湿度が下がってしまい、肌の乾燥状態は深刻化します。このような厳しい乾燥の季節において水分量を保持するヴェールの役割を担うファンデーションは、毎日の生活に欠かせないメイクアイテムというわけなのです。だからこそ日頃のスキンケアはもちろん、ファンデーションなどのベースメイクを怠らないことできれいな肌を保ちましょう。
暴飲暴食もNO!胃腸の休息を意識して!
休みに入るとついつい暴飲暴食をしてしまったり、夜更かしをしてしまったりなど生活リズムが不安定になりがち。「肌は内臓の鏡」というように腸内環境が乱れると老廃物が溜まり、肌荒れが起きやすくなってしまいます。脂質の摂りすぎに注意し、胃腸が疲れたら無理して食べず、空腹になるまで待つように心がけることが大切です。また、腸内環境を整えるために、便秘や肌荒れの原因となる悪玉菌の増殖を抑制する発酵食品や、老廃物を押し出すはたらきのある食物繊維を積極的に摂取することを意識しましょう。その具体的な方法として、通常の食事では白米よりも食物繊維を含んでいる大麦ごはんや雑穀ごはんを食べるのもおすすめです。
ファンデーションを楽しく学ぼう
ちなみに、ファンデーションのことが楽しくわかる資生堂のコンテンツ「ファンデ100問100答」では、「なんて声をかける?言葉のプロが紡ぐ『はじめてファンデのススメ方』」、「ファンデをつけると…?SNSで人気のあの人監修『ファンデあたりまえポエム』」など気になる40問が公開されています!乾燥が厳しくなるこの季節、全ての女性がファンデーションを楽しむための情報が盛りだくさんなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2月の連休、そして来たるべきゴールデンウィークの連休に向けても、忘れずに覚えておきたい調査結果でした。
【調査結果】
表題:年末年始(2017年〜2018年)の休暇中における化粧・生活実態と休暇中・休暇後のお肌の不調(「お肌の正月ボケ」)に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2018年11月21日~11月22日
調査対象:全国20歳~39歳女性 516名
出典元:資生堂ジャパン株式会社