UNIQLO×スタイリスト角田かおる ウィメンズとメンズ、両方チェックしないともったいない!
コラボコレクションなど店舗限定アイテム等もそろう大型店でのショッピングは楽しいし、お買い物もしやすいですが、とにかくバリエーションが多いので「これ」と思う1着を探すのは意外に難しいと思います。でも、買い方のポイントを押さえると意外と簡単。レディスでは、通勤に使えそうなパンツやニット、デニムなど、きれいめでベーシックな着回し服中心にチェック。そして〝ユニクロ〞の場合、メンズフロアも忘れずに回りたいです。フロア全体ではなく、スエットやニットなど、女性が着られるトップスを中心に探すのが効率的。たとえばTシャツではレディスとは素材使いが違ったり、カシミアニットなどはカラー展開が異なるので、選びの幅が広がります。
《買い方#01》きれいめパンツは、2、3本そろえて正解
どれも脚がすっきり、きれいに見えます。この素材と美シルエットで¥3,000を切るプライスは衝撃的です! 人気のアンクルパンツはもちろん、ワイドパンツも長すぎなくて、日本人女性がはきやすい丈感。オンオフを選ばず幅広く使えるので、シルエットや色違いで2、3本もっていると便利。
1. 既存のアンクルパンツより、より上品ですっきり決まるタック入りの新作。パンツ¥2,990・2. ウールライクな素材使いできれいめなのに、はき心地はストレッチ性があり楽ちん。新定番アンクルパンツは、リピーター多数の名品。パンツ¥2,990・3. カジュアルなチノ素材は、ややゆったりめでリラクシーなシルエット。パンツ¥2,990・4. タック入りで流れるような美シルエットに。脚長効果の高いハイウエストも人気の理由。パンツ¥2,990(UNIQLO)
《買い方#02》今っぽいカジュアルは、メンズで探す
〝ユニクロ〟のメンズアイテムは、ゆるさが女性にもちょうどよくて、スタイリストやエディターにもファンが多いです。特にスエットはマストハブ。サイズ感はもちろん、クタッとした風合いもポイントです。あと、実はキャップやボディバッグなど小物もメンズがおしゃれなので、見落とし注意!
トップスはそででサイズ感を確認。長すぎるとバランスが悪いので、指先が少し見えるくらい。パーカ¥2,990・キャップ¥1,990・ニット帽¥990[すべて、メンズ](UNIQLO)
《買い方#03》特別コレクションの2大人気は早めに押さえて
特別コレクションのなかでも、このふたつはマスト。大人のベーシックな着こなしに取り入れやすい、程よいデザイン性。シーズンごとの新作が毎回楽しみですが、逆に、シーズンが変わると同じアイテムには二度とお目にかかれないし、すぐに売り切れてしまうので、早めにチェックしておきたいです。 INES DE LA FRESSANGE[イネス・ド・ラ・フレサンジュ] まるで1点もののようなヴィンテージライクなデザイン! シンプル&コンサバな着こなしに1点プラスすると、パリジェンヌ的なかわいさが出ます。
《買い方#04》鉄板のデニムとカシミアニットは、まとめ買いして間違いない!
毎年出る定番アイテムは、ワンシーズンたっぷり使って、また次のシーズンに買い足す。そんな買い方ができるのも〝ユニクロ〟のよさ。デニムは、ディテールやシルエットでさりげないトレンド感の取り入れが上手い! カシミアニットは、今季らしいビビッドカラーを選ぶと着こなしの幅が広がりそう。ちなみに今(2019年1月中旬現在)、オンラインショップではプライスダウン中♡
ジャケットのINなど、レイヤードで使うならジャストサイズを。1~2サイズ大きめをゆるく着こなすのもあり。ニット各¥7,990(UNIQLO)
右/ハイライズ×太めストレートで、はくととびきり今っぽいシルエット。パンツ¥2,990・左/ひざ下はストレートで、スキニーよりはきやすい新感覚細身デニム。パンツ¥3,990(UNIQLO)
《買い方#05》コートは毎月チェックする!
〝ユニクロ〟はコートのスタートがとても早い。8月くらいから始まっていて、シーズン本番には品薄になってしまうデザインも多くあるので、ショップへ行ったら必ずチェックしたいアイテムです。
《買い方#06》実はパジャマがかわいい!
ドット柄など、女心をくすぐる大人かわいいデザインが豊富。ここ数シーズン#の人気を受けて、どんどんバリエーションが増えています。自分がリラックスするためのアイテム。ここはいろいろ考えずに、ルックス重視で選びたい!
右/イネスらしいフレンチガーリーなドット柄。〝INES DE LA FRESSANGE〟のパジャマ[一部店舗のみ販売]¥2,990・左/シンプル&ベーシックなデザインもあり。〝UNIQLO〟のパジャマ¥2,990(UNIQLO)
Domani2018年11月号『ユニクロと無印良品とスタイリストの“いい関係”って?』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/蓮見徹(人物)、窪田慈美(静物)スタイリスト/角田かおる 構成/滝沢裕子
●店舗写真内の商品は、すでに販売終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
スタイリスト
KAORU KAKUTA
『Domani』『Oggi』など女性ファッション誌をはじめ、多方面で活躍。大人の女性が着こなしやすい上品でベーシックなスタイルのなかに、ほんの少しエッジを利かせた辛口シンプルが得意。