【目次】
3人の美容家たちのスキンケア名言
1:美容家 岡本静香さん
「私の肌は水の潤いでできている!限界まで水を入れて水光りする肌に」
「私の肌をつくっているのは水の潤い。とにかくテカっているのがイヤで…。保湿の基本は水の潤いです。水で潤っていればテカりにくいですし。朝のスタートはパックから。洗顔料を使うくらいなら、いきなりパックします。汚れを取り除きながら、潤いも入れられるし、透明感もアップします。
さらに、ブースター、化粧水、美容液、と水の潤いを次々に重ねます。化粧水はコットンでパッティングの後、そのまま額や頰にのせて、朝ごはんの卵を焼いたり(笑)。基本は“ながら”です。朝ケアのラストはUVカット。乳液やクリームのかわりに、保湿も兼ねた1本2役のUVカットを選びます。実をいうと、日焼けしやすいタイプなので、赤ちゃんと外に出るようになったら、紫外線にはさらに気をつけないと!」
実際に使用しているアイテムは!?
▶︎「限界まで水を入れて水光りする肌に」完全ノーメーク風 美白肌な人の朝のスキンケア【美容家・岡本静香さんの場合】
2:美容家 神崎 恵さん
「ドカ盛り上等! なんでもたっぷり使うのが美肌への最短ルート」
「とにかくなんでもベッタベタに塗ります。化粧水もクリームも。全部ベッタベタに。夜のスタートは、お風呂上がりの“駆けつけオイル”。オイルで肌をマリネしておけば乾きません。私にとってオイルがブースターがわり。
つぎは、化粧水は飛ばして(笑)、美容液です。化粧水を使う時間があったら、少しでも結果が出せる美容液を使いたい。今はレチノールものにハマっています。レチノールでハリを出したら次は美白。40代になって、目の周りのシワも気になってきたので、アイケアもマストです。夜のラストはリッチなクリームで“追いアブラ”。それでも遅くまで起きていると、肌がスキンケアを完食しちゃいますよね?だから、ベッドサイドにひと通り置いておいて、横になったらまたベッタベタにして、アブラを補充するんです」
実際に使用しているアイテムは!?
▶︎「ドカ盛り上等! なんでもたっぷり使うのが美肌への最短ルート」ノーシワ!ノーシミ!ノー毛穴!な【美容家・神崎 恵さん】の夜のケア
3:美容家 小林ひろ美さん
「全身の潤いを顔に集結。年齢を重ねたらスキンケアは全身で」
「顔だけのお手入れではやがて限界が来るのが40代。私はスキンケアを全身から始めます。下はアキレス腱から上は耳裏まで。水分と栄養をめぐらせ、いらないものを押し流します。すると、顔に生気が蘇ってくる。血色もハリもアップします。あとは、くすみ抜きとハリ出しに、化粧水と美容液とクリームをたっぷりと。もちろん、顔の中の“めぐり”も大切です。顔の中に水分と栄養を供給し、老廃物を捨て去る。顔全体から耳の下に集めて、首筋を通って鎖骨へ排水します。
さらに、鎖骨から脇の下の集積所にゴミ出しします。リッチなクリームをただ塗るなんてもったいない。どうせ塗るなら、めぐらせながら、ゴミを流しながらが正解だと思うんです。健全な流れを意識したスキンケアをしていれば、50代でも肌の潜在能力を引き出すことはできますよ。」
実際に使用しているアイテムは!?
▶︎「全身の潤いを顔に集結。年齢を重ねたらスキンケアは全身で」【美容家・小林ひろ美】のスキンケア名言
Domani2019年4/5月号『“カンノー美白肌”な人の【完全ノーメーク風】スキンケア名言』より 本誌撮影時スタッフ:撮影/古謝知幸(PEACE MONKEY/人物) ヘア&メーク/深瀬介志(Sui)(岡本さん・神崎さん分)・広瀬あつこ(小林さん分) 構成/木更容子 再構成/Web Domani編集部