いっぱいありすぎる「ガウンコート」。結局、大人の女性が買うならどれが正解?
2年くらい前からじわじわとガウンコート(釦がなく着流すタイプのコート)ブームがきていますが、もはやどこのショップにも置いてあるため吟味が難しくなっている気がしませんか? そんなガウンコートですが、これから購入を考えている方のために今回は増税前にチェックしておきたいコートを紹介します。
大人が着るからこそ求められるのは、ウールの質!
読者からの人気の高い”ドゥーズィエムクラス”。今回紹介するガウンコートは超ロング丈シルエットで、羽織るとハンサムな印象になります。着丈の長いコートは重さが気になるところですが、裏地がなく一枚仕立てでつくられているため想像より軽く、あたたかいんです。
それを可能にさせているのが老舗のファブリックメーカー“コロンボ”が生産しているウール。コロンボはイタリアにある最高級天然生地メーカーで、プレスの人の話によると某有名メゾンもこのメーカーのウールを使用しているのだとか。実際にコートに触れてみると薄くて軽く、滑らかかつしなやかな質感で、いかにも高級な感じが伝わります。
仕立ての良いコートを大人が上手に着こなすポイントは?
ところでこのリッチなコートを私が着るなら、デニムのようにあえてカジュアルなアイテムとミックスさせます。よく読者から「大人のカジュアルスタイルって何を合わせたら良いものか悩む」という声を聞きますがきれいなコートさえあれば、カジュアルなスタイリングが一気に大人っぽく洗練されます。オンはもちろん、オフスタイルにも活躍してくれるので、クローゼットに一枚あるととても便利。ぜひ店頭でチェックしてみてください。
コート¥230,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 丸の内店<ドゥーズィエム クラス>) カットソー¥12,500(フィルム<ダブルスタンダードクロージング>) デニム¥40,000(プラージュ 代官山店<シチズン オブ ヒューマニティ>) ベルト¥15,000(アルアバイル<メゾン・ボワネ>) ストール¥5,900(アンタイトル) バッグ¥74,000(エストネーション<ボルドリーニ>) 靴¥52,000(アマン<ペリーコ>)
【問い合わせ先】
ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 丸の内店 TEL03・5220・2121
フィルム TEL03・5413・4141
プラージュ 代官山店 TEL03・5428・5098
アルアバイル TEL03・5739・3423
アンタイトル TEL03・6851・4604
エストネーション TEL0120・503・971
アマン/ペリーコ TEL03・6418・5889
撮影/黒石あみ スタイリスト/渡辺智佳 構成/望月琴海
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スタイリスト
渡辺智佳
社会人経験ありの高学歴スタイリスト。通称”ナベチカ”。ロジカルなスタイリングが得意で、海外旅行やワールドSNAPから世界中のトレンドを収集し常に世間にアンテナを張り続ける。最近は海外ドラマにどっぷりハマり、ドラマに出てくるファッションを参考にすることもあるのだとか。