【Utility/実用性】実用性を考えないとあとあとストレス
ワーママの洋服選びは、3つの「楽」に限ります。着心地が楽、お手入れが楽、そして着ていて「楽」しいもの!
ワーママに限らず、すべての働く大人の女性は(働いてなくても)、正直、人生をおしゃれだけにかまけてはいられません。仕事だってそれなりに責任があるし、たまにはパートナーとデートもしたいし、女友達と贅沢なごはんも食べたい。おいしいワインも飲みたいし、習い事もしたいし、趣味だって充実させたい。年に1〜2度は家族で旅行にも行きたい!…大人の女性の欲望は、果てしないのです。
もちろんおしゃれでいたいけれど、それがストレスになっては本末転倒。だから選ぶときには、着心地と扱いやすさを軸に。「かわいい!」が先行して買ったとしても、着ていると夕方には苦しくなってくる(ウエストが窮屈、素材にストレッチ感がないなど)、脱ぎ着がとにかく面倒(ボタンが多いとか、リボンやベルトを結ばなくてはいけないとか)なんてことがあると、結局その服を着なくなるものです。「おしゃれはがまん」は昔の言葉。今や令和、実用性に勝る魅力はありません。
「着ていて楽しい!」は、個人の好みなので特にルールはありません。極端な話、好きな服を着ればいいのです。「35歳を過ぎたら、どんな服を着てたって周りはとやかく言わないわよぉ」は、担当編集が昔、憧れの漫画家の先生にいただいたアドバイスです。言われるかもしれませんが「気にしない」のが大事ですよね、人の目を気にしすぎた洋服選びってつまらないので。周りの雰囲気を悪くするのはよくないけれど、それはさすがにDomani世代ともなれば、判断はつくはず。
しかし実用性だけで洋服選びをすると、途端にカジュアルすぎたり地味になりすぎるので注意です。楽=ラフではありません。きちんと見えるけど、着心地が楽だったり自宅で洗えるものはあるので、探してみましょう。〝Theory luxe〟には洗える仕様のセットアップがありますし、〝MOGA〟には毎年、ドレープが美しい、シワになりにくいジャージーシリーズがそろっています。〝ザ・スーツカンパニー〟は、スーツはもちろんニットやブラウスに至るまで、かなりのアイテムが洗えるんですって。おしゃれで機能的なアイテムって、結構世の中にあふれているんです。
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イラスト/そで山かほ子 構成/湯口かおり 再構成/Web Domani編集部