「似たような服持ってなかった !?」と何度聞かれようと、「これはいい!」と心惹かれる、自分らしい服を、とことん着倒すのがおしゃれな人の特徴。今回、そんな厳しい目線で選ばれた偏愛アイテム&コーデを紹介してくれるのは“Theory”マーケティング/PRの根本久仁子さん。
信頼できる黒ジャケットに出合えればおしゃれのベースはできたも同然
ファッション感度の高さから女性誌に引っ張りだこのPRで9歳女児のママである根本久仁子さん。
「私の軸にあるマニッシュな要素を明確に体現してくれるのが黒ジャケット。美しいシルエットも黒という強い色も好きで、母親になってからもその偏愛っぷりは変わりません。ダブル、ひとつボタン、ノーカラーといった小さなデザインの違いを楽しみながら、自分らしく着こなしています」
1:Theoryの黒ジャケット
クラシカルなひとつボタンこそフレアスカートで女っぽく着たいんです
「スーツとして着るようなテーラードジャケットを、Tシャツ&スカートでフェミニンに。黒の分量が多いので、そでをたくし上げて手首の肌を見せています。カラーニットをストールがわりに持って色を足すと、より華やかに着こなせます」
[Domani 12月号 80ページ]ジャケット・Tシャツ・スカート・手に持ったニット/Theory サングラス/レイバン バッグ/セリーヌ 靴/ジャンヴィト ロッシ
2:Theoryの黒ジャケット
マニッシュなダブルテーラードはカラーパンツで生き生きと着こなしたい!
「メンズっぽいピークドラペルや、ヒップが隠れるくらいの長めの丈感が気に入っていて、仕事にも休日にも大活躍しています。着心地の良い薄いウール地なので、秋から冬本番まで長く着られるのも嬉しいところ。薄いブルーのニットと濃い水色のパンツで上下の色をつなぎ、足元には迫力のある赤いヒール靴を合わせました。ジャケットに安定感があるので、大胆な色使いも無理なく楽しめます」
[Domani 12月号 80ページ]ジャケット・ニット・パンツ・靴/Theory
3:Theoryの黒ジャケット
ノーカラージャケットをカーで感覚ではおって休日のお出かけへ
「バランスを取りやすいコンパクトな丈感で、合わせを選ばない万能アイテム。リラックスパンツを合わせたカジュアルスタイルとも相性がよく、休日に出番が多いですね。すっきりとしたノーカラータイプなので、ストールをラフに引っかけるなど、首周りをアレンジできるのも楽しいです」
[Domani 12月号 80ページ]ジャケット・カーディガン・パンツ・靴/PLST ストール/ファリエロ サルティ バッグ/VANGI
Domani 12月号 『ワー/ママおしゃれプロの究極のワンパターンコーデが見たい!』より
本誌撮影時スタッフ: 撮影/石山貴史(人物)、坂根綾子(静物) ヘア&メーク/阿部洋知 構成/木戸恵子 再構成/Web Domani編集部