黒ジャケは”自分らしいスタイル”目線で選んで
おしゃれアイテムとして君臨して久しい黒ジャケットですが、着慣れていない人にとってはやっぱりハードルが高いアイテムですよね。就活スーツや冠婚葬祭など、きちんとした場で着る真面目なアイテムというイメージが定着しているのがその理由かもしれません。
ですが、昨今のジャケットブームに乗り、この春夏の黒ジャケットはデザインや素材も多種多様!手持ちの服に合わせるだけで、一気にかっこよく、モード感が加わるので今こそ取り入れたいマストアイテムです。
ポイントは、「カチッとした定番デザインできちんと感を重視したい」、「少しトレンドを感じられるデザインでおしゃれ感を重視したい」、「アウター感覚でさらっとはおれるものが欲しい」など、自分のおしゃれのニーズに合った1枚を選ぶこと。
またテーラード、ノーカラーなどの襟のデザイン、ダブルかシングルのボタン使い、オーバーサイズやタイトめシルエットといったディテールでかなり印象が変わるのも事実。吟味したいポイントです。
今回は本誌企画「夏こそ!かっこいい”黒”が最強です」ではお見せできなかった、イチ押しのテーラードジャケット5枚をご紹介。ジャケットが恋しくなるこの時期、ぜひお買い物の参考にしてみてください!
1:軽アウター感覚で使える!”BALLSEY”のダブルテーラード
▲まるで軽アウターのように、さらっと軽やかな着心地が楽しめるのがこちら! アセテート60%、レーヨン40%の落ち感のある化繊素材がしっとりと柔らかな着心地。裏地がないので体になじみがよく、袖をキュッとあげたり自分好みの着崩し方がサマになる1枚。
ジャケット¥30,000(TOMORROWLAND<BALLSEY>)
2:いつもの着こなしが格上げされる! イタリアの”MANTECO”社の生地を使用した”アローズ”のダブルテーラード
▲やや大きめのボックスシルエットに4つボタンがハンサムに映える、トレンドを網羅したきれいめジャケット。歴史あるイタリア”MANTECO”社の素材が醸すしっとりとした質感が、いつもの着こなしをリッチに格上げしてくれる。セットアップのきちんとした着こなしのほか、デニムでカジュアルダウンするなど幅広いコーデが楽しめる!
ジャケット¥24,000(ユナイテッドアローズ 青山 ウィメンズストア<ユナイテッドアローズ>)
3:パートナーと共有しても! ”ATON”のユニセックスなシングルテーラード
▲ユニセックス向けのアイテムを多数展開している人気ブランド”エイトン ”。こちらは小さめの襟とシングルボタンがすっきりとカジュアルに見えつつ、襟まわりのハンドステッチや気持ち長めの丈感など随所にこだわりが。ウールとナイロンフィラメント糸をミックスさせたオリジナル素材が、クラシックに傾きがちなテーラードジャケットにツヤとスポーティな軽やかさを感じさせて。
ジャケット¥79,000(エイトン 青山<エイトン>)
4:かしこまらないラフさがかっこいい! ”デ・プレ”のリネン混ジャケット
▲この時期だからこそ楽しみたいのがリネン混のもの。重たく見えがちな黒ジャケットも、リネン混なら見た目も着心地もさわやかで洗練度抜群! リネン70%入りのパリッとした素材感に、ピークドラペルのシャープな襟と、大きめポケットがクールに映えて。
ジャケット¥43,000(DES PRES<DES PRES>)
5:大人カジュアルな着こなしが叶う! ”ウィム ガゼット”のリネンジャケット
▲はおるだけで今旬のスタイルになれる、やや長め丈のボックスシルエット。そのマニッシュなシルエットを、シワになりにくい加工がほどこされた100%リネン地が優しくフェミニンな雰囲気にみせて。デニムや同素材のフレアパンツで大人カジュアルに着こなして。
ジャケット¥35,000(ウィム ガゼット 丸の内店<Whim Gazette>)
いかがでしたか?袖を通すだけでシャキッと背筋が伸びるような気持ちにさせてくれるジャケット、やっぱり今季は黒が最強です!
【問い合わせ先】
TOMORROWLAND 0120-983-511
ユナイテッドアローズ青山 ウィメンズストア 03-5468-2255
エイトン 青山 03-5427-6335
DES PRES 0120-983-533
ウィムガゼット 青山店 03-6269-1021
撮影/曽根将樹(PEACE MONEKY) スタイリスト/難波洋子 構成/松崎のぞみ