ビジネスについても学べる！韓国ドラマ『スタートアップ』の見どころ3
今話題のNetflixオリジナルドラマ『スタートアップ』はチェックしてますか？連日ランキング10位以内に入っているこのドラマ、実はイケメンを崇められるのはもちろん、ビジネスについても学べる、一度に二度おいしいドラマなんです。
韓国ドラマ『スタートアップ』のあらすじ
『スタートアップ』は韓国のシリコンバレー、サンドボックスを舞台に、成功を夢みる若者たちの成長を描くストーリー。天才なのにイマイチうだつの上がらないエンジニア ナム・ドサン(ナム・ジュヒョク)と、契約社員として日々奮闘するソ・ダルミ(元miss A ぺ・スジ)が出会い、仲間と一緒に数々の困難を乗り越えていく姿に、ハマる人続々。
【見どころ1】今をときめく韓流スター〝ナム・ジュヒョク〟と〝キム・ソノ〟が共演
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今韓国で、いや世界で人気の俳優といえばこの人！といっても過言ではない“ナム・ジュヒョク”。188㎝の高身長かつ小顔で抜群のスタイルを持ち、インスタフォロワーはなんと1,300万人超え！
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そのナム・ジュヒョクのライバルかつメンターとして共演している〝キム・ソノ〟も、先日開催された『2020 Asia Artist Awards』 でEmotive賞を受賞し、人気急上昇中。
Netflixヘビーユーザーの筆者も、最初はナム・ジュヒョクとキム・ソノ目当てでこのドラマを見始めました。しかし、内容がとても面白く、もはや眼福目線ではなく、ビジネスのお勉強としても楽しめることに気づいたのです。
【見どころ2】新しいお金の稼ぎ方、ビジネスのことがわかる！
このドラマは、スタートアップ(※1)した企業が成功を目指していくのですが、その過程で数々のステップ＝投資ラウンド(※2)があります。
※1＝短期間で、新たな技術やビジネスモデルの構築、市場の開拓を目指す動き、または概念のこと。“起業”や“新規事業の立ち上げ”の意味。
※2＝スタートアップ企業が投資家に向けてどのような段階であるかを指す言葉。一般的にシード(起業前)、アーリー(起業・スタートアップ)、シリーズA(本格的に事業を開始)・B・Cの５つのステージがある。
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まず、技術があり、アイデアを出して、多くの人を助けるものを作り(このドラマでいうと視覚障碍者のために画像認識技術を利用して作ったアプリ『ヌンギル』)、それで収益化を目指していくわけですが、それには、資金が必要です。
そこで投資家たちに、この企業は将来性があると投資してもらうために、ドラマのようにハッカソン(※3）などでアピールしたり、日々技術の向上を目指し、努力します。
※3＝プログラマーなどのソフトウェア開発の関係者が、 短期間に集中的に開発作業を行うイベントを指す。
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最終的には、作った技術や会社をバイアウトしたり、新規株式上場をして、イグジット(※4）を目指すというわけです。
※4＝創業者やファンドが株式を売却し、利益を手にすること。
昭和の時代では、いい会社に就職して、一生同じ会社で働いて、退職金をもらって老後を過ごす、という生き方がメジャーでしたが、今の時代は、スタートアップしてイグジットし、若くして大金を手にいれ、一旦セミリタイアして、自由に過ごす。という生き方をする若者も増えてきました。
実は、筆者のまわりにも、20代、30代でイグジットして、気ままに生きている友人たちがいます。
しかし、ある程度自由に過ごすと、働いてないとつまらないということで、ドラマのキム・ジピョン(キム・ソノ)のようにエンジェル(※5）メンターになったり、新たにスタートアップしてしまう人が多いです。
とにかく、今は様々な働き方があって、自由にそれらを選択できるいい時代ですね。
※5＝創業間もない企業に対し資金を供給する投資家。投資の見返りとして株式を受け取ることが一般的。
【見どころ3】主人公ソ・ダルミの三角関係が気になる！
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ビジネスはもちろんのこと、キュンキュンする恋愛模様のシーンもみどころのひとつ。
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主人公のソ・ダルミを今までずっと支えてきたキム・ジピョンが報われるのか？はたまたナム・ドサンとくっつくのか？まだまだわかりません。
新しいお金の手に入れ方、生き方を楽しんで学べる『スタートアップ』は、韓国と同タイミング(韓国で放送後1時間程度でNetflixにUp)で配信中。最終話は、12月6日。恋愛模様の行方はどうなるのか？ビジネスはどう着地するのか、ますます目が離せません。
取材・文／宮原まりこ
