発売当初から大人気!「マツキヨ」のヒルメナイドシリーズ
数年前に医療機関で処方されるヘパリン類似物質含有医療用医薬品が、美容目的で使用されているという問題が起きました。それが国の保健医療財政を圧迫しかねないと、社会問題にまで発展し、処方制限案まで検討される事態に。
そこで、乾燥肌に悩む人がドラッグストアでヘパリン類似物質含有保湿剤を購入できるようにといち早く立ち上がったのがマツモトキヨシ。今ではヘパリン類似物質を配合した商品が続々と登場していますが、マツモトキヨシでは2018年9月から「matsukiyo ヒルメナイド」シリーズを発売しています。
発売当初は待ってましたとばかりに、入手困難になるほど。しかし、今ではサイズ違いや、新商品も追加され、定番人気の商品になりました(人気美容家もこぞって愛用しているそうです)。
まずは、2021年の2月に新たにシリーズの仲間入りを果たした「ヒルメナイド油性クリームプラス」から紹介していきます。
1:ヒルメナイド油性クリームプラス(第2類医薬品)50g ¥1,518
乾燥などで荒れた肌を修復する成分をプラス!
「ヒルメナイド油性クリーム」の保湿効果と使用感はそのままに、乾燥などで荒れた肌の修復を促す2つのビタミン(トコフェロール酢酸エステル、パンテノール)を配合。
ヘパリン類似物質を含有する医療用医薬品の処方でも多い、油性クリームタイプです。特に乾燥した肌の保湿に適していますが、マスクの日常化により深刻な乾燥に悩む人が増え、そんな人たちの肌荒れ対策としても人気が高まっているアイテムです。従来の成分に肌の修復を促す成分を追加したプレミアムライン。
2:ヒルメナイド油性クリーム(第2類医薬品)50g ¥1,980/80g ¥1,306
こちらはヒルメナイドシリーズの初代商品。
ヘパリン類似物質を含有する高い保湿力を持つ油性クリーム。ヘパリン類似物質は100g中に0.3g配合の単一処方製剤で、無香料・無着色・ステロイドフリー、エタノールフリー。シンプルな処方で余計なものが入っていないから、赤ちゃん(生後6か月以上)から使用できます。肌荒れや水仕事が多い方の手のケアにも最適で、油分でしっかりと保湿したい人におすすめ。
デビュー当時のドラッグストアで購入できる医薬品の中ではめずらしいオイルベースの製品で、単一処方。ヒルメナイドシリーズの効果・効能は以下の通りなのですが、保湿以外にも打身や筋肉痛にまで効くとは驚きです!
手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・火傷のあとの皮膚のしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・捻挫後のはれ・筋肉痛・関節痛
3:ヒルメナイドローション (第2類医薬品)50g¥1,306
次は保湿力バツグンの乳液。
クリームなどに比べ、伸びが良く、顔だけでなく、体にも使いやすい乳液タイプ。サッと伸びて、ベタつき感もないので、クリームの仕上がりが苦手な人にもおすすめ。
4:ヒルメナイドローションライト (第2類医薬品)100g ¥2,178
さっぱりとした使い心地でも高保湿が叶うローション。
シリーズの中で最もさっぱりとした仕上がり。化粧水感覚で使えるので、春夏など、ベタつきが気になる時期にも使いやすいタイプ。
matsukiyoヒルメナイドシリーズは4アイテムありますが、大きく分けると油性クリームとローションの2種類。油性クリームは塗ったところにしっかりととどまる力が強く、ローションは伸びの良さが特徴です。
まとめ
乾燥を改善する成分=“ヘパリン類似物質”という認知が広がっているなかで、1つのシリーズでも多くのバリエーションがあるmatsukiyoヒルメナイドシリーズは自分好みの質感や仕上がりを選ぶことができるので、季節やパーツによっても使い分けできます。人それぞれ好みは違うので、選択肢が多いというのはうれしいですよね。
※記事中の価格表示は全て税込価格です
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ライター
土屋美緒
個性派のファッション誌からライターのキャリアをスタートしたためか、少しニッチな商品や情報が多め。ナチュラル、オーガニックが好きな都内在住、令和元年生まれの女児の母。最近の関心ごとは菌活、フェムテックなど。