スチーム効果で肌をほぐしながら美容成分を奥まで送り込むから使用後の肌のやわらかさが段違い!
“泡マスク”をご存知ですか? 肌に塗ってからシュワシュワと泡立つ、炭酸泡パックとは異なり、最初からきめ細かいクリーミー泡で肌を包み込みながらパックできるアイテムです。40代の肌にどんなイイコトがあるのかを美容家の水井真理子さんに伺いました。
「泡マスクの大きな特徴は、クリーミーな泡で肌を密封することで体温や水分が泡マスク内にこもってスチームのように肌を蒸すことです。大人の肌は硬くゴワつきがちですし、冬の乾燥や寒さも肌を硬くさせます。硬くなった肌ではスキンケアが浸透しにくくなりますが、泡マスクでやわらかくほぐすことで美容成分が肌の奥まで巡らせることができます。潤いや透明感、肌のキメが美しく整うことはもちろんで、なんといっても泡マスク後の肌のもっちりふくふくとしたやわらかさに感動します。40代からは様々な肌悩みが混在しやすくなりますから、泡マスクでダメージを受けにくい肌を育みましょう」
ワンピース¥28,600(カオス 丸の内〈カオス〉)
週2〜3回の泡マスクで、調子のいいもっちり肌をキープ
「肌が温かい状態のほうが泡マスクのスチーム効果がさらにアップします。夜ならお風呂上がり、朝ならホットタオルなどで肌を温めましょう。化粧水の前後どちらで使うかは、アイテムの使用方法通りに」
▲(右)化粧水や美容液のあとに使う、洗い流さないタイプ。もっちりした泡が肌を包み込んで密閉。水をめぐらせて明るい弾力肌へ。オルビス オルビスユー ムースヴェールマスク 70g ¥3,300(11月22日数量限定発売)
(左)洗顔の後、化粧水の前に使って洗い流すタイプ。濃厚な生クリームのような泡で、年齢サインが出やすい目元や口元ぎりぎりまで塗り伸ばせます。大人肌ならではの乾燥に応えた設計やダメージケア成分の働きで、しっとり明るいやわらかな肌に。ドモホルンリンクル 泡の柔肌パック 80g ¥13,200
泡マスクのあとに美容オイルを使うとイキイキと輝く肌に!
「泡マスクの後は肌の浸透がとてもよくなっています。美容オイルでケアしてダメージを受けた肌に活力と輝きを送り込みましょう。その後は、乳液やクリームで潤いのフタをします」
▲(右)ニュージーランド発のプレミアムスキンケアブランド。オメガ3・6・9を含む9種類の植物オイルを豊富に配合。軽いつけ心地で肌なじみがいいのに潤いが長続きします。ミートゥデイ ボタニカル ミラクルフェイシャルオイル 50mL ¥4,620(ビープル バイ コスメキッチンにて先行限定発売中)
(左)1回分がカプセルに入ったタイプで、潤い成分がフレッシュなままで使えます。エイジングケア成分のほかに、女性にうれしいザクロやジャスミン、ダマスクローズのオイルもプラス。透明感のあるハリ肌を育めます。アムリターラ ビューティエイジ ブルーミング エッセンス 24粒 ¥4,950(12月1日発売)
美容オイルは手のひら全体を使ってつけます
泡マスク→化粧水もしくは化粧水→泡マスクをした後、顔全体に美容オイルをつけたら、手のひら全体で軽く圧をかけながらしっかり浸透させます。こうすることで効果実感が高くまりますし、肌表面にヌルつきやベタつきが残ることもありません。
シャツ¥35,200(デミルクス ビームス 新宿〈オーベルジュ×デミルクス ビームス〉)
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/樋場早紀 構成/片山幸代
トータルビューティアドバイザー/p>
水井真理子さん
エステティシャンとしての経歴を持ち、アロマ、東洋医学なども学ぶ。肌を見ればその人の生活習慣やスキンケア、性格まで見抜く慧眼の持ち主。肌はもちろん、体の内側やメンタルなどトータル的にアプローチする美容を重視し、美容誌や女性誌など、様々なメディアで独自の美容法を発信。著書『水井真理子の寄り添い美容』(集英社インターナショナル)も好評発売中。