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BEAUTY メイク

2021.12.11

元宝塚歌劇団トップ娘役・綺咲愛里さんがまとうトレンドメイクvol.2【OFFシーンでは“ピンク系”で大人カジュアルに】

 

【CHEEK&LIP】チークはハイライトで縁取りしてツヤを重ね、リップはセミマットで抑える

ベースをパウダーで仕上げているためチークもパウダーに。だけど今どきのツヤ感はほしいため、ハイライトを加えるといい感じ。チークは血色をプラスしつつなじみのいい、コーラルオレンジ系をセレクト。マスクの着脱の頻度が高い休日は、色移りしにくいティントリップを選ぶのが正解!

綺咲愛里オフメイク

《チーク使用アイテム》

人の肌の色を構成する黒・赤・黄をベースにしたカラーバリエだから、肌に自然になじむ。小粒パールが、内側からにじむようなツヤを実現。ツヤと透明感を演出するシアーパープルと、大人っぽい陰影を作るピンクベージュカラーを。〈左から〉SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 01・同 04 各¥6,050(2022年1月7日発売)

《作り方》
笑った時に一番高くなる部分に右のチークカラーをのせ、丸く広げる。その縁を左のハイライトカラーで囲み、ぼかすようにする。

《このチークも使える!》

〈左〉チーク、ハイライト、コントゥアをひとつにしたパレット。偏光パールをプラスしたブロンズオレンジでヘルシーな血色に。RMK プリズマティックラスター フェイスパレット 01 ¥6,050(限定発売)
〈中〉オーロラのような偏光ホワイトのクリームスティックスを、チークを引き立てるハイライトとして使うのもOK。コーセー ファシオ マルチフェイス スティック プリズム 105 ¥1,100(編集部調べ/限定発売)
〈右〉柔らかに包み込む地中海の光のように、頬にも温もりのあるオレンジベージュ系のカラーを。シャネル ブラッシュ ルミエール ペッシュ ロゼ ¥9,020(2022年1月7日限定発売)

《リップ使用アイテム》

シルキーな感触のふわふわティントリップ。唇にソフトに密着するのに、ベタつかずマスクに色移りしない。さりげないピンクがかわいい。かならぼ むっちリップ 01 ¥1,540

《作り方》
唇の中心に色を乗せてから、指でトントンとラフに広げる。ティントなので厚塗りせず、薄くなじませるのがGOOD。

《このリップも使える!》

NARS エアーマット リップカラー 2680,セルヴォーク エンスロール マット リップス 02

〈左〉クッションのように柔らかくフェザーのように軽いつけ心地。クリーミーな質感を残しつつソフトフォーカスされた仕上がりに。NARS エアーマット リップカラー 2680 ¥3,850
〈右〉鮮やかに発色するシルキータッチのマットリップは、抜け感を作るのに最適。唇を染め上げたようなミスティピンクカラー。セルヴォーク エンスロール マット リップス 02 ¥3,850

【NAIL】OFFだからこそのプレイフルカラー!

ネイルは、ときめき気分の上がる旬カラーに! ペールトーンのカラーはパールが入っているとムラ見えせず、納得の仕上がり。

《使用アイテム》

軽やかに透けるグレイッシュなペールブルー。多彩な光が輝き、指先をツヤで彩る。速乾性もばっちり。カネボウ化粧品 ルナソル ネイルポリッシュ EX02 ¥2,200(2022年1月21日限定発売)

《作り方》
ベースコートを塗ってから、薄く一度塗りに。乾いた後、さらに薄く色を重ねる。色が乾いてからトップコートをON。

【できあがり!】

綺咲愛里オフメイク

綺咲愛里オフメイク

コーディネートの主役はジャガードニットのカーディガン。オーバーサイズのトップス+マキシ丈スカートのルーズなシルエットに、華奢な足元で女らしさを添えて。ピンク系のメイクがモノトーンの色合いに映える!
カーディガン¥50,600(エボニー) カットソー¥19,800(ロゥタス) スカート¥28,600(UTS PR〈ザ ハンサム〉) 靴¥155,100(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) カチューシャ¥7,700(Hooves〈IRIS 47〉) ピアス¥29,700(リューク) ネックレス[パール]¥11,000(ジェンマ アルス) ネックレス[シルバー]¥11,000(ジュエッテ) バングル¥38,500(UTS PR〈フォークバイエヌ〉) リング[チェーン]¥13,200(e.m. PRESS ROOM〈D・U・E〉) リング[小指]¥17,600(e.m. 表参道店〈イー・エム〉)

【あーちゃん’s VOICE】

甘めのカラーを使っているものの口元はマットで、甘辛のバランスがいい感じのメイク。マットリップは落ちかけてしまうとかわいくないけれど、このリップは落ちかけすら拘っていると聞いて、その隙のなさもさすがだと思いました。マットなのに透明感があって、“むっちリップ”という名前もキュンとしますよね。合わせた、ツイードニットのカーディガンも素敵でした。写真に映える感じ!

モデル/綺咲愛里 撮影/風香(LOVABLE・人物)、金野圭介(静物) ヘア&メイク/岡田知子(TRON) スタイリスト/小川未久 構成・文/淡路裕子

女優

綺咲愛里

きさき・あいり/10月30日生まれ、兵庫県出身。2010年に96期生として宝塚歌劇団に入団し、月組大劇場公演『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台を踏んだ後、娘役として星組に配属。2014年星組大劇場公演『The Lost Glory-美しき幻影-』の新人公演で初のヒロインに。2016年に星組トップ娘役に就任。翌年、自身の初舞台作品の再演となる星組『THE SCARLET PIMPERNEL』で、紅ゆずるとともに大劇場でのトップコンビお披露目公演を果たす。2019年星組大劇場公演『GOD OF STARS/Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』にて宝塚歌劇団を退団。ミュージカル『ポーの一族』『王家の紋章』など話題作に出演。12月には同期の花乃まりあさんとのディナーショー『Breath』を開催予定。
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