【目次】
素材マニアがつくるブランド『ATON(エイトン)』の
春スカートにおしゃれプロがみんな夢中!
ディレクター
久﨑康晴さん
ディレクター・久﨑康晴氏により2016年秋冬にスタート。ブランドの顔である白Tシャツを軸に、ミニマムでありながらシルエットは大胆、全体に漂うユニセックスなムードを特徴とする。『パターン+素材の設計+デザインのトータルバランス』を意識した洋服づくりがモットーで、特にディレクターの素材への愛は人並み外れたものが。また、通常デザインは素材ありきで考えるのに対し、スカートは着たときの表情を実現させるために、素材から開発することも。
オリジナルの綿素材“スクエアコットン”を使用したラップスカート。ハリと軽さが共存し、このボリューム感ながらストレスフリーな着心地に。お腹まわりはフィット、その下から広がるたっぷりしたドレープが、歩くたびにドラマティック。スカート¥39,000・カットソー¥9,900(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉) 手に持ったブルゾン¥44,000(レキップ) ピアス¥16,800(セシル・エ・ジャンヌ) バングル¥2,400(ジューシーロック〈JUICY ROCK Original〉) 3本セットリング¥30,000(フレーク) バッグ¥160,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈フォンタナ ミラノ 1915〉) 靴¥18,000(ナイキ カスタマーサービス〈ナイキ スポーツウェア〉)
ATONのスカートがすごい理由
1.素材×パターンの相性を徹底追求
上のボードは、スカートの加工&縫製サンプル。素材の落ち感や動きを参考に、デザインを絞り込んだり、微調整を検討しているのだとか。生地については組成から考えることも!
2.オートクチュールを手がけるパタンナーがいる!
スカートにおいては、ディレクターが20代のときから絶大な信頼を置く、超ベテラン女性パタンナーが手がけている。それだけに、ほかのアイテムにはないテクニックが凝縮。
3.セットアップ風に着られる展開
スカートと同色のトップスも。鮮やかカラーをワントーンで。ブルー/カットソー¥16,000・スカート¥49,000・赤/ニット¥24,000・スカート[伊勢丹新宿店ポップアップ限定色]¥39,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉)
歩く姿がとにかく絵になるんです! “ATON”で選ぶベストスカートはこれ!
インパクト大なジャージープリーツ
デザイナーが開発に何年もかかったというジャージーのプリーツ生地を使用。ウエストにタックを入れることでプリーツがランダムに流れ、独特のシルエットを生み出す。子供っぽさとは一線を画したモードな一枚。スカート¥49,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉) トップス¥17,000(ユナイテッドアローズ アトレ恵比寿 ウィメンズストア〈ユナイテッドアローズ〉) イヤリング¥13,800(セシル・エ・ジャンヌ) バングル¥11,000(フラッパーズ〈アロン〉) リング¥19,000(デミルクス ビームス 新宿〈フリュイ ジョリ〉) バッグ¥39,000(コード〈ヴァジック〉) 靴¥26,667(銀座かねまつ6丁目本店〈銀座かねまつ〉)
さっそうと足を踏み出したい、ドラマティックフレア
キュプラシフォンのフレアスカート。揺れるシルエットの秘密は、後ろ身ごろにもう一枚生地を重ねていること。すその前後差も加わって、さらに表情豊かに。白のライダースを合わせて、どこまでもクールに着こなしたい。スカート¥59,000・カットソー¥12,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉) ジャケット¥98,000(アルアバイル) イヤリング¥7,500(ロードス〈イロリエール〉) バングル¥9,000(インデアン・クラフト) バッグ¥27,000(TIME&EFFORT〈革*jacobi〉) 靴¥69,000(エイチ ビューティ&ユース〈ポール アンドリュー〉)
ラフな風合いが白スカートを軽快に演出
厚手のコットン生地がシャープなシルエットを描く。前身ごろのすそが後ろへ流れる計算されたパターンが、前はすっきり、ヒップ側はボリューミーな体型カバーのデザインに。スカート¥49,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉) ジャケット¥29,000(メゾン イエナ〈イエナ〉) ニット¥3,800(ザ・スーツカンパニー 銀座本店〈リトルシック〉) ピアス¥12,000(フレーク) サングラス¥47,000(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) バッグ¥35,000(FUN Inc.〈BELLMER〉) 靴¥100,000(ジェイエムウエストン 青山店〈ジェイエムウエストン〉)
Domani2018年4月号『イケてるスカートが欲しいなら“ATON”と“ebure”へ!』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/嶋野 旭(人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト/城長さくら(kind) ヘア&メーク/森野友香子(Perle Management) モデル/石井美絵子、葛岡 碧 構成/湯口かおり