通勤コーデ|ベーシックアイテムこそシルエットにこだわって
通勤コーデのこだわり
「フリーでお仕事をしているので服装に決まりがあるわけではなく、基本は自由なスタイルです。打ち合わせなどで人と会うときなどは、きちんと感を出しながらも、アクセサリーやカリッとした雰囲気など、どこかに自分らしさを加えたコーディネートを意識しています」(小林さん)
▲ジャケット:GREED インナー:UNIQLO ボトムス:NOBLE シューズ:AKIRANAKA バッグ:Maison Margiela
ともするとカジュアルに転ぶTシャツ×パンツコーデも、太すぎず細すぎない絶妙なシルエットのセンタープレスパンツできれいめにシフト。顔まわりがさみしい印象にならないよう、大ぶりのアクセサリーで華やかに。
「5〜6年ほど愛用しているジャケットは、オンオフを問わず大活躍。モノトーンコーデの差し色になるし、柔和さをプラスしてくれるところもお気に入りポイントです。UNIQLOの白Tはとにかく着回しの幅が広く、毎年2〜3枚ずつ新調するほど溺愛しています」(小林さん)
休日コーデ|抜け感とハンサム感を両立したシャツパンスタイル
休日コーデのこだわり
「ゆるりとした雰囲気が好きなので、上下のどちらかはビッグシルエットでラフな雰囲気に。かといってリラクシーに転びすぎず、どこか辛さのあるスタイリングをすることが多いです」(小林さん)
▲トップス:COCUCA ボトムス:Vince シューズ:TKEES バッグ:VASIC
シャツのボタンを一番上まで留め、半分から下のボタンは外して片方の裾をタックイン。それだけで定番のシャツスタイルが途端にこなれた雰囲気に。足元はぺたんこのトングサンダルで休日感を満喫。
「オーソドックスなストライブシャツは、ピンストライプと大きめの袖口で今っぽく更新。カフスを外してボリュームを出したり、シャツの片方の裾だけインしたりすることでコーデに緩急をつけています。テロッとした質感と落ち感のあるセミワイドパンツでゆるさを取り入れました」(小林さん)
ファッションのこだわり
「トレンドや色使いを工夫しているときもありましたが、自分には極シンプルなスタイルが合っていることに気づきました。それからは、『トレンドに左右されず長く着られるもの』がワードローブの中心に。基本モノトーンベースで、ベーシックなアイテムでのコーディネートを軸としています。決まったブランドをチェックすることはほぼないですが、〝Maison Margiela〟のアイテムを自分へのご褒美に購入することもあります」(小林さん)
参考にしているファッションは?
「海外のファッションスナップをよく見ています。最近気になっているのは『Petra Mackova』さん。シンプルなのに人を惹きつける力があるんです。 一見ガリガリなのに、筋肉がついていてしっかりボディメイクがされているのがかっこよさの理由かも。ファッション面でもボディメイク面でも憧れます! 」(小林さん)
撮影/黒石あみ ヘア&メイク/山口奈々(sui) 取材・文/近藤亜衣子
小林有里(こばやしゆり)
7歳差の姉妹の子育てをしながら、シルバー&天然石ジュエリーブランド「LILYS」のディレクターを務める。フリーモデルとして、雑誌やアパレルブランド・スキンケアブランドなどで活動中。SNSで発信しているコーディネート、スキンケア、インテリアなどの情報が話題を集めている。
Instagram:@lilyshandmade
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