抜け感や遊び心を一点投入したきれいめお仕事コーデ
働き方もオフィススタイルも多様化している現代。だからこそきちんと感とおしゃれを兼ね備えたちょうどいい通勤スタイルって意外と難しい、という声も。
そこで今回は、Domani専属読者モデル&Domani Labメンバーのリアルな通勤ファッションをチェック! ベーシックカラーを軸としながら、快適性と洒落感を備えたコーデを紹介します。
医療関連勤務:鈴木まきさん|白ポロシャツ×ネイビーのテーパードパンツ×ネイビーのヒールパンプス
「勤務先はオフィスカジュアルが基本。来客用にジャケットとヒールは会社に常備していて、通勤時はきれいめカジュアルでまとめることがほとんどです。細身のボトムスがあればグッときれいめ感が増すので、トップスは半袖のシャツやポロシャツを合わせてほどよく気負わないスタイルにまとめます」(鈴木さん)
▲トップス:POLO RALPH LAUREN 手に持ったジャケット:UNIQLO ボトムス:BORDERS at BALCONY シューズ:PELLICO バッグ:ISSEY MIYAKE
コンパクトな白のポロシャツは、ボタンをすべて留めればシャツライクに着られてオフィススタイルにもマッチ。アシンメトリーに配されたボーダー柄のウエストデザインが、スタイルアップとこなれ見せに一役買ってくれる。
「一枚でサマになるボトムスなので、インナーはシンプルなものをセレクト。かといってラフな印象になり過ぎないよう〝POLO RALPH LAUREN〟のモチーフ入りポロシャツできちんと感も取り入れています。今季UNIQLOで新調したジャケットは、リーズナブルとは思えないほどサマになってオフィススタイルに大活躍! 」(鈴木さん)
外資メーカー勤務:菱沼阿弥さん|グレーのロンT×黒のテーパードパンツ×黒のローファー
「勤務先はオフィスカジュアルで、自由なスタイルの人も多いです。私は今年の2月に転職したばかりなので、今はまだオーソドックスなきれいめコーデがメイン。駅から会社までやや距離があるため、歩きやすいように足元はぺたんこ靴を選んでいます」(菱沼さん)
▲トップス:COGSBIGSMOKE ボトムス:SOÉJU シューズ:H&M バッグ:N.HOOLYWOOD COMPILE × PORTER
カジュアルに傾きがちなリュックスタイルは、シックな配色やローファー合わせで品よくまとめて。お尻が隠れるほどビックサイズのトップスは、フロントをタックインしてすっきり見せるのがグッドバランス。
「〝COGSBIGSMOKE〟のカットソーは、フレア&長め丈のシルエットがお気に入り。仕事はデスクワークが主なので、ストレスフリーかつ気分も上がる服が基準となっています。かといって単調にならないよう、ラップデザインのテーパードパンツやカラフルなビーズネックレスでアクセントをオン。やっと新調した黒リュックは〝N.HOOLYWOOD COMPILE〟と〝PORTER〟がコラボしたもので、入荷待ちをしていて先日ようやく届きました。仕事帰りにスーパーへ寄って重たいものを買ってもガシガシ詰められるほどの大容量で大助かりです! 」(菱沼さん)
役員秘書:飯島美穂さん|黒のボトルネックTシャツ×黒のタイトスカート×黒のカーディガン×黒のサンダル
「週に2回ほど出社していますが、勤務先は服装に指定がなく、デニムやスニーカー着用で仕事している人もいます。お客様対応はほぼなく、ミュールなどカジュアルな服装や、華やかなネイルもOKな社風。オンオフを問わず基本はモノトーンベースで、スカートスタイルが多いです」(飯島さん)
▲トップス:ZARA スカート:HYKE 肩にかけたカーディガン:UNITED ARROWS シューズ:ZARA バッグ;LONGCHAMP
ハリ感のあるボトルネックのTシャツなら、ほどよくきれいめをキープ。シアーなミュールでオールブラックコーデに抜け感と軽やかさをもたらして。
「オールブラック&タイトなシルエットで隙のなさを演出することで、仕事モードを意識しました。デスクワークが多いので、エアコンなどによる体温調節のためにカーディガンがあると安心。トップスとミュールは今季ZARAで購入したもの。きれいめベーシックなアイテムを合わせつつ、シルエットや質感などでこなれ感や今っぽさを取り入れるのがこだわりです」(飯島さん)
撮影/黒石あみ 取材・文/近藤亜衣子
※この記事のアイテムはすべて本人私物です。今シーズンのアイテムでないものもあります。メーカー・ブランドへのお問い合わせはご遠慮ください
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