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FASHIONそこは“おしゃれプロに聞け!”

2018.10.04

人気スタイリスト望月律子&大草直子が語るアラフォー世代のベーシック

通勤のカジュアル化、こなれ感というトレンド、でもその波に乗れない人やコンサバ派はどうすれば? 直球ストレートなきれいめスタイルはどうすれば今っぽくなるのか。人気なスタイリスト望月律子さんと大草直子さんに聞いてみました!

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2大スタイリストが対談!  望月律子さん×大草直子さん

きれいめベーシックを「普通」で終わらせないためには?

自身のファッションの軸足を「きちんとしたおしゃれ」に置く、公私ともに仲のいいおふたりに、Domani世代の悩みをぶつけました!

ベーシックアイテムだって毎年アップデートされている。そこに気づけるかどうかが大事
Stylist 望月律子さん

【Profile】1975年生まれ。大沼こずえ氏のアシスタントを経て1999年独立。『Domani』、『Precious』ほか、女性誌やカタログなどで活躍。ベーシックアイテムを使った丁寧なスタイリングに定評が。著書に『望月律子のBASIC THEORY』(ワニブックス刊)。

自分にもファッションにも俯瞰した目をもつことが、知的な働く女性には必要なこと
Stylist 大草直子さん

【Profile】1972年生まれ。大学卒業後、婦人画報社に入社。雑誌『ヴァンテーヌ』にて編集のキャリアを積んだ後、独立。『Grazia』、『VERY』、『Oggi』などの女性誌で活躍。2015年、Webマガジン『mi-mollet』を創刊、編集長に着任。2018年、コンセプトディレクターに。

わかりやすいトレンドに隠れて、“今っぽさ”の核が伝えられてない by律子

望月 カジュアルな流行が続いている今、きちんとアイテムだけでおしゃれに見せるってなかなか難しいですよね。カジュアルなアイテムで「外す」おしゃれが、わかりやすく今っぽく見える。だけど、Domani世代の女性の中には、カジュアルなトレンドが難しい、と感じる人も多いみたいで。特に、通勤スタイルを軸として考えると、どうも取り入れづらい、という声を聞くことが多いですね。
大草 働く女性にとって、T.P.O.を考慮して服装を考えるのってあたりまえなこと。ONシーンにカジュアルアイテムを投入することに抵抗を感じるっていうのは、ある意味、真っ当な感覚だよね。
望月 とはいえ、きちんと見えればそれで十分なのかっていうと、それはそれで違うかな。そもそも、きれいめスタイルがあか抜けない原因って、どこにあると思う?
大草 たとえば、今日のりっちゃんが着ているのは、シャツブラウスにクロップドという、王道のきれいめスタイル。だけどトップスの襟ぐりが「詰まりめ」、そしてパンツが「ハイウエスト」。これだけでおしゃれ! つまり、ディテールに今っぽさが反映されていれば、普通の服でも十分おしゃれなんだよね。
望月 きれいめな洋服って、つまりはベーシックアイテムだから、デザインに大きな変化がない。だから、安心して何年も同じものを着続けてしまいがち。でも、たとえば同じ白シャツでも、シーズンごとに確実にアップデートされている。そこに気づけない人が多いよね。
大草 そういう、「ディテール」って、きちんと言葉にするのって難しいから。だれのインスタにも載っていないし(笑)。
望月 本当にそう。トレンドの「柄」や「色」、そういうわかりやすいキーワードは、雑誌の特集にも立ちやすい。でも、大草さんが言ったような「ディテール」の話って、トレンドの陰に隠れてなかなか伝えられないよね。

ファッションが5年前のままの人は、キャリアもそこで止まっているように見える by直子

大草 今っぽさの絶対的なポイントは、「丈」と「シルエット」と「素材」、この3つだと思うな。特に流行って、ボトムスに濃厚に表れる。まずはシーズンごとにパンツを数本替えるだけで、全然変わる。
望月 バッグはそのままでいいから、足元だけ替えてみたりとか。全身買い替える必要なんてなくて、要は、自分のワードローブをきちんと見直して、アップデートできているかどうか。
大草 服装がアップデートされている人って、仕事のステップもきちんと進んでいるんだろうなって思う。5年前のジャケットとパンツを着ている人は、仕事もそこで止まったままな気がしちゃう。
望月 それは、年齢に伴う体型の変化とも関わってくるよね。若いころは自分の好きなものを好きなように着ていればよかったけれど、大人になるにつれ丸くなっていく自分の体とつきあうには、見直しと工夫が必ず必要。
大草 自分とファッションに対して、「鳥の目」をもつ、ってこと。自身を俯瞰できている女性には、知性と品格を感じるもの。働くDomani世代には、もっていてもらいたいものだよね。
望月 職場で浮かないために、とネガティブに装うんじゃなくて、もっと前向きに、きれいめスタイルを楽しんでもらいたいな!

《ふたりのスタイリングをSNAP!》


《Ritsuko》きちんと見えするシャツブラウスとテーパードパンツはどちらも〝エンフォルド〞のもの。シンプルな1+1コーデですが、詰まった襟元とそでのボリュームに更新感が。


《Naoko》立体感のあるシルエットと光沢のある生地で表情豊かなブラウスは、一枚でさらりとサマになってくれる。ハイウエストの薄色デニムでリラックス感を出すのが気分。

Domani2018年9月号『普通の服だけでおしゃれに見える方法』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/江原英二(Astro) スタイリスト/望月律子 ヘア&メーク/森野友香子(Perle management) モデル/小泉里子(本誌専属)、阪井まどか 撮影協力/東京体育館 構成/福本絵里香(本誌)

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