一枚の“スタバ配色”アイテムを、ピンクとブルーで着回してみたら…?
きれいなトーンにうっとりしちゃう「〝スタバ配色〟×ピンクorブルー」の方程式を、さらに実践的にご紹介。同じアイテムを使って、ピンクとブルーでどう着分けられるか、実験してみました。
《ベージュのニットを着回し!》
ふんわり、やわらかな色調のカシミアニット。オーバーサイズなのでリラクシーに着こなしたい。ニット¥18,509(ザラ・ジャパン カスタマーサービス〈ザラ〉)
《BLUE》ニットの穏やかな表情が、ブルーのパンツを優しく受け止めて
カシミアの風合いとベージュの明るいトーンは、差し色の分量が多い場合も上手になじんでくれる。ボトムにとろみのあるブルーのパンツを合わせて、さわやかに。ニットのインには白Tをレイヤード。襟ぐりからちらりとのぞく白が、抜け感をもたらす。ニット/上と同じ Tシャツ¥7,500(スリードッツ青山店〈スリードッツ〉)パンツ¥20,000(Stola./ストラ)サングラス¥41,000(モスコット トウキョウ〈モスコット〉)ブレスレット¥12,000(ビームス ハウス 丸の内〈フィリップ オーディベール〉)バッグ¥88,000(ロンシャン・ジャパン〈ロンシャン〉)靴¥31,000(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオルスコーニ〉)
《PINK》ピンクのカシミアストールで、顔映りをさらにアップ!
濃いブラウンのニットフレアを合わせて、ゆとり+ゆとりの今どきバランスを完成。胸元にはややスモーキーなピンクのストールをあしらえば、チークのような効果が狙える。ニット自体に赤みがあるので、自然かつ甘すぎない雰囲気に。足元にもさりげなくスモーキーピンクを♡ ニット/右上と同じ スカート¥53,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 丸の内店〈ドゥーズィエム クラス〉)ストール¥69,000(ボーダレス〈ベグ アンド コー〉)イヤリング¥9,500(ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店〈マージョリー・ベア〉)バッグ¥19,000(フラッパーズ〈メゾン ヴァンサン〉)靴¥39,000(ルック ブティック事業部〈レペット〉)
《ブラウンのパンツを着回し!》
ウールベースのタッククロップドパンツは、杢ブラウンが表情豊か。引き締め色ながら、黒やネイビーより新鮮な印象。パンツ¥30,000(ビームス ハウス 丸の内〈ヴィガーノ〉)
《BLUE》ブルーコーデュロイのロングシャツを、濃いブラウンでピリッと辛口に
シャツ、バッグ、スカーフでブルーをリフレイン! 知的なチョコレートブラウンなら、そんな重ね技も、いやみなく包み込んでくれる。アウターには、あえて丈の短いライダースブルゾンをチョイス(ちなみにフェイクスエードで着やすい)。ロングシャツの上から肩かけすると、新感覚のバランスに。パンツ/上と同じ シャツ¥12,000(エレメントルール カスタマーサービス〈バンヤード ストーム〉)ブルゾン¥29,000(LOUNIE/ルーニィ)ピアス¥38,000(フレーク)バッグ¥49,000(ユナイテッドアローズ 銀座店〈エレメ〉)スカーフ¥11,000(フラッパーズ〈マニプリ〉)靴¥38,000(ファビオ ルスコーニ 有楽町店〈ファビオ ルスコーニ〉)
《PINK》憧れ度の高いピンクのコートも〝スタバ配色〟でクリア! YEAH!
懐かしい、〝アポロチョコ〟のような配色に胸キュン。ブラウン×ピンクは濃厚なので、ところどころに白を差して、抜けを出すことが大切。コートのインにウエストバッグを仕込むアレンジは、今シーズン真似したいテクニック。パンツ/上と同じ コート¥42,000(ビームス ハウス 丸の内〈デミルクス ビームス〉)〝メゾン シャントワーズ〟のカットソー¥11,000・〝ファビオ ルスコーニ〟の靴¥23,000(シップス 渋谷店)サングラス¥17,000(ミラリ ジャパン〈マイケル・コース〉)ピアス¥15,500(goldie H.P.FRANCE〈MEDECINE DOUCE〉)バングル¥46,000(マユ アトリエ〈マユ〉)バッグ¥12,000(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉)
《キャメルのスカートを着回し!》
まさにキャラメルマキアートを思わせる色味! ひざ下丈のラップスカートはさらりとした生地感で、大人っぽさ満点。スカート¥11,000(ゲストリスト〈ステートオブマインド〉)
《BLUE》ブルーのコクーンコートに、ブルーのストールを重ねるのが小粋
スカートがタイトだから、アウターはオーバーサイズにして、今っぽいシルエットに。ブルーの色調がやや強いけれど、チェックのストールを重ねることで、和らいだ印象が生まれる。チェックの中にさりげなくベージュも使われている点は、もちろん計算済み! スカート/上と同じ コート[ベルト付き]¥65,000(レスプラスデザイン〈エムダブリュー〉)カットソー¥8,500(ボウルズ〈ハイク〉)ストール¥9,500(アナトリエ ミュゼ プリヴェ アトレ恵比寿店〈ムーン〉)バングル¥68,000(H.P.FRANCE〈SERGE THORAVAL〉)バッグ¥15,000(エリオポール代官山〈ペレッテリア べネタ〉)靴¥82,000(フラッパーズ〈ネブローニ〉)
《PINK》ほんのちょっと、なのに効果的。甘さが苦手な人におすすめの着こなし
女らしい着こなしは好きだけど、甘いのは…という人は、小物だけでピンクを盛って。洋服は明るいキャメルトーンだから、暗く沈むこともない。バッグもかっちりしたフォルムを選べば甘さが軽減。そしてピアスだってピンク! ディテールまで手を抜かないセレクトが、「おしゃれ」→「すごーくおしゃれ」への道!! スカート/上と同じ ニット¥18,000(ユナイテッドアローズ 銀座店〈ユナイテッドアローズ〉)ピアス¥21,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈ヴァレット〉)バングル¥24,000(goldie H.P.FRANCE〈MEDECINE DOUCE〉)バッグ¥30,000(コード〈VASIC〉)靴¥49,000(アマン〈ペリーコ〉)
《ベージュのジャケットを着回し!》
流行のロングジャケットは、〝スタバ配色〟なことで生真面目にならない。ジャケット[ベルト付き]¥142,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエムクラス 丸の内店〈マディソンブルー〉)
《BLUE》ブルーの位置と量を変えてみたら? 誌上実験してみました
実は仕組みは、上の写真のブルーのコーディネートとほぼ同じ。だけど色のボリュームと配置を変えると、こんなに違って見えてくる。こちらの着こなしはベージュやキャメルの分量が多いので、小物まで〝スタバ配色〟にすると、老けて見えてしまう可能性も。だからあえて黒の小バッグとヒールで外し、コショウのように、ピリッとしたアクセントを振りかけて。ジャケット/上と同じ ニット¥18,000(ANAYI)スカート¥16,000(アルアバイル)ピアス¥16,000(martinique丸ノ内〈アントン ヒュニス〉)バッグ¥101,000(アパルトモン 青山店〈ザンケッティ〉)靴¥31,000(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉)
《PINK》実はテラコッタカラーの小物がつなぎ役になってることを要チェック
大胆なチェリーピンクのワイドパンツは、ベージュのロングジャケットで分量を抑えて。ジャケット/上と同じ カットソー¥24,000(ヴァリアス ショールーム〈ATON〉)パンツ¥23,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉)メガネ¥44,000(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉)イヤリング¥9,500(ココシュニック オンキッチュ 有楽町マルイ店〈マージョリー・ベア〉)ブレスレット¥36,000(ミックステープ〈chigo〉)バッグ¥35,000(シップス 渋谷店〈ダミー アンド ベンジャミン〉)スカーフ¥16,000(フラッパーズ〈マニプリ〉)靴¥46,000(ビームス ハウス 丸の内〈ペリーコ〉)
Domani2018年11月号『“スタバ配色”にピンクとブルーで大人の甘さ♡をカスタム!』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/佐藤 彩(静物)、岡本 俊(まきうらオフィス/人物)スタイリスト/角田かおる ヘア&メーク/小林 懸(glams)モデル/RINA 構成/湯口かおり