「寒くて肌見せなんてムリ…」ならシアータイツで抜け感を！
着膨れ回避に大切な「抜け感」ですが、首にはしっかりストールを巻いて、手袋もかかせない寒～い日は、どこで「抜け感」を出せばいいのでしょうか？ 身長155㎝ながら「いつもスタイルよく見える」と評判のスタイリスト渡辺智佳さんに、着やせコーデのコツを教えてもらいました。「全身防寒したいけれど、着膨れしたくないなら、せめて分厚い黒タイツを、透け感のあるシアータイツにチェンジして！ うっすら肌が透けるだけでも軽さが出て、着やせできます」（渡辺さん）
【Domani2018年1月号 115ページ】カーディガン￥24,000(八木通商＜ルトロワ＞) スカート［ベルト付き］￥19,000（TIARA） サングラス￥40,000（オリバーピープルズ 東京ギャラリー＜オリバーピープルズ×ザ ロウ＞） ネックレス［2連セット価格］￥34,000（ヴェルメイユ パー イエナ 東京ミッドタウン店＜コンチー＞） 時計￥340,000（DKSHジャパン＜ベダ ＆ カンパニー＞） バッグ￥32,000（オルサ＜オルセット＞） タイツ￥6,000（ステッラ＜ピエールマントゥー＞） 靴￥49,000（アマン＜ペリーコ＞）
少し前まで、シアータイツってちょっとダサイメージがありましたが…。「確かに数年前までは、肌が透けない厚手の黒タイツが流行っていましたよね。でも、それはスカート丈が短かった時代の話。今は、スカート丈が長くなり、そもそも脚の見える面積が狭くなっているんです。そこを漆黒の黒タイツで埋め尽くすと、ズドーンッと重たい印象に。なので、黒タイツをはくにしても、60デニール以下の薄手のものを選んで、肌感を出す必要があります」（渡辺さん）なるほど…スカート丈の変化によって、タイツのデニール数も変えていく必要があるんですね。さらにシアータイツは構造上、脚を入れると輪郭部分が色濃く、中央部分の色が薄く見えるので、脚をほっそり見せることもできるそう！
【Domani2018年1月号 115ページ】ジャケット￥59,000（トラディッショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店＜トラディッショナル ウェザーウェア＞） ニット￥12,000（ロペ） スカート￥30,000（アストラット 新宿店＜アストラット＞） ピアス￥27,000（ADER.bijoux＜アデル ビジュー＞） バッグ￥43,000（FUN Inc.＜BELLMER＞） タイツ￥5,800（ステッラ＜ピエールマントゥー＞） 靴￥15,500（ダイアナ 銀座本店＜ダイアナ＞）
「寒くて肌が透けるのもイヤ」なら、黒の代わりにグレータイツを！
【Domani2018年2月号 81ページ すべて私服】
「『脚を長く見せたい』と思い、黒タイツ×黒ブーツで色をつないでいる人が多いと思います。それもスタイルアップのテクニックのひとつではありますが、〝着やせ〟の視点で言うなら残念ながら不正解」と語る渡辺さん。よかれと思ってしていたことが裏目に出ていたってことですか？ 「すべてのコーディネートにあてはまるわけではありませんが、下半身を黒で埋めてしまうと着膨れにつながります。それよりは、グレータイツなどで脚と靴の境目をつけてメリハリを出すほうが着やせにつながりますよ。さらに、黒い靴をはくより、ブラウン系を選んだり、白スニーカーを合わせるほうが、より抜け感が出ます」（渡辺さん）なるほど！〝引き締め効果〟を過信して、黒ばかり選ぶのはよくないんですね。「着やせはしたいけれど、デニール数は下げられない」という人は、グレータイツに頼りましょう♪
【Domani2018年12月号 70ページ】ジャケット￥7399（ザラ･ジャパン＜ザラ＞） ブラウス￥18,000（ebure） スカート￥26,000（インターリブ＜サクラ＞） ネックレス￥252,000（チェリーブラウン＜チェリーブラウン＞） リング￥15,000（ショールーム セッション＜MARIA BLACK＞） バッグ￥25,000（バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター＜バーニーズ ニューヨーク＞） タイツ￥2,000（タビオ＜タビオ＞） 靴￥64,000（ロペ エターナル＜コモン プロジェクツ＞）
【渡辺智佳】
Domaniをはじめ多くの女性誌で活躍するスタイリスト。身長155cmという小柄な体型や元銀行員という社会人経験を生かしたリアルなスタイリングで人気を集める。
※過去の号で紹介している商品に関しては商品が店舗にない場合がございます。
