【目次】
ベースメークの方法を変えるだけで“アラフォー美肌女子”になれる!
毎朝のベースメーク、ルーティーンがゆえに、つい何も考えず、適当な塗り方になっていませんか?メークがどうしてもうまくのらない、夕方になるとメークくずれがひどい、毛穴や肌のアラがうまく隠れない、などの場合は、もしかして、使っているベースメークアイテムそのものではなく、そのベースメークの「やり方」に問題があるのかも。ヘア&メークアップアーティスト・岡野瑞恵さん直伝のテクニックで、まずはしっかりおさらいして!
【ベースメーク】下地は“顔の5点”においてから、ざっくりムラなくのばす
まず、小豆粒よりやや大きめの量の下地を、指にとる。両頰に多め、額、鼻筋、あごはやや少なめにのせる。そのあと、両手でざっくりとのばし、顔全体に均一になじませるのがコツ。
【ファンデーション】ファンデーションは頰の広い面に“逆三角形”に置く
STEP1:手の甲に小豆粒大のファンデーションを出す。そのあと、指の腹にとり、頰の広い面に素肌が隠れるよう、しっかりのせる。広い面をしっかりカバーすることで、肌が整った印象に見える。
STEP2:頰にのせたファンデーションの縁を、フェースラインに向けてのばしていき、首との境目をぼかし込む。内側も同じように、鼻筋へ向けて薄くのばして。両頰同じように仕上げる。
STEP3:指の腹にファンデーションを薄くとり、額の中央から外側へ薄くのばす。さらに薄くとり足して、目元や口元、小鼻の脇などを丁寧にカバー。シミが気になる部分にも少量重ねたら完成!
【パウダー】“顔の中心部”をパフで押さえて、きめ細かさアップ
仕上げはパウダー。パフの表面にパウダーを薄くとり、 両手でパフを揉んで、粉を内側まで含ませる。頰の内側とTゾーンをパフで押さえるようにして、パウダーをごく薄くなじませる。
次に、パフにパウダーを足さず、フェースライン全体をサッサッと払うようにしてパウダーをごく薄くなじませる。このことにより、何も塗っていない首との質感の差がなくなり、自然な印象に。忙しいからといって、この工程を省いている人もきっと多いはず。でも、この一手間があるかないかで、ベースメークの仕上がりはもちろん、夕方までのメークのもちも、格段にアップ!地味だけど、きめ細やかな大人肌のためには、欠かせないテクです。
見直すべきは、使っているベースメークのアイテムではなく、その「使い方」!アラフォー美肌女子になりたいなら、さっそく明日から、トライしてみて。
【今回お話を伺ったのは・・・】
ヘア&メークアップアーティスト 岡野瑞恵さん
大人の女性を美しく見せるセンスと技術をもち、多くの人気女優からも指名される。著書『大人のMake Book』(ワニブックス)も好評。
Domani10月号「疲れていても!?肌がきれいな人になる ベースメークやり直し塾」より
本誌構成時スタッフ:撮影/石倉和夫(人物) 池田 保(静物) ヘア&メーク/岡野瑞恵(STORM) スタイリスト/角田かおる(人物) モデル/阪井まどか 構成/大塚真里