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FASHION ファッションコラム

2019.04.23

「お葬式に黒タイツNGです」喪服で気をつけるべき足元のマナー

冠婚葬祭で注意したいのが足元のマナー。きちんとしたブラックフォーマルを準備していても、詰めが甘いとマナーの疎い残念な人に。そこで、特に注意したい足元について、冠婚葬祭のマナーに詳しいパーソナルスタイリスト霜鳥まき子さんにお話しをうかがいました。

フォーマルな場所に黒タイツはNG!

「黒を合わせておけばなんとかなる」なんていう甘い考えでブラックフォーマルに黒タイツを合わせてはいませんか? お葬式に限らず、結婚式や卒入園式といったフォーマルなシーンでタイツはNGです。

透け感のある黒ストッキングが正解! では、ナチュストはOK? NG?

「正装(公式の場や親族の式など)の場合は、黒ストッキングをはくのが正解。準礼装(回数を重ねた法事や親族ではない式)の場合は、ナチュラルストッキングをはくこともできます」(霜鳥さん)。ストッキングについてはわかりましたが、靴はどんなものを選べばいいのでしょうか?「レザーのパンプスは〝殺生〟を意味するため基本的にはNGです。最近は、光沢のないマットなレザーの黒パンプスを選んで履いている方が多いようですが、それも厳密にはNG。デザインについて言うと、バックストラップなどのカジュアルなタイプはフォーマルな場所に相応しくないので避けてください」(霜鳥さん)


フェイクレザーのパンプスとリアルレザーのパンプスを見分けるのは実際には難しいですが、このマナーを知っているのと知らないのとでは大きな違い。大事な方への最後のご挨拶だからこそ、その差をきちんと心に止めて最後のお見送りをしたいですね。

イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子

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教えてくれたのは
世直しスタイリスト

霜鳥まき子

パーソナルスタイリスト。株式会社シモトリパーソナルスタイリングオフィス代表。青山学院大学英米文学科卒業後、日本航空国際線CAとして10年間務める。海外で経験したパーソナルショッパーという職業に感化され、ファッションを通して女性のライフスタイルに寄り添いたいと思うように。その後、パーソナルスタイリストの創始者、政近準子氏に師事。独立後は、1万人を超える女性のパーソナルスタイリングを行ってきた。品格がありながら、生き生きとした大人のスタイリングに定評がある。
シモトリパーソナルスタイリングオフィスHP

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