夏アクセで外せないのが耳元を飾るピアス!
手づくりアクセが今アツい!と聞きつけて、人気スタイリストの渡辺智佳さんと貴和製作所に潜入した前回。
今回はピアスをつくります!
● 材料費¥1,020で完成したピアスがこちら!
昨年から引き続きトレンドなのが、アクリル素材の大ぶりピアス。夏場は特に透け感があるものを顔のまわりに持ってくることで、一気に涼しげな印象になりますよね。今回セレクトしたのは、薄い配色のべっ甲。ただしアクリル素材は、それだけで仕上げてしまうと、しまりがなかったり、ともすると安っぽくも見えてしまうので、特に手づくりのときには他の素材と組み合わせて使うのがベスト! ということで、今回はダークブラウンのウッドリングを金具で繋げることに。
それでは早速スタート!
【STEP_1】まずは、パーツを購入する。
今回必要なのは以下の6アイテム:
[アイテム その1] アクリルパーツ(写真左)
大人がアクリルパーツを選ぶときには、深みのある色、そして薄く細めのものを選ぶのがおすすめ。今回選んだのは、クラシックでレトロなべっ甲柄。トレンドに左右されないのも◎。
[アイテム その2] ウッドリング(写真中下)
大人がアクリルパーツを選ぶときには、アクリルパーツと同様、深みのある色を選ぶことで高見えが狙えます。薄い色は素材の質を際立たせてしまいますからね。
[アイテム その3] 丸カン (中/写真中の上)
ウッドリングと丸カン(小)を繋げるのに使います。
[アイテム その4] 丸カン (小/写真右の左上)
ピアスフックと丸カン(中)を繋げるのに使います。
[アイテム その5] つなぎカン(写真右の下)
アクリルパーツとウッドリングを繋げるのに使います。
[アイテム その6] ピアス金具 フック(写真右の右上)
全体との色のバランスを考え、今回はゴールドに。耳たぶからチャームが大きく離れてしまわないよう、小柄なものをセレクト。
【STEP_2】必要なパーツがすべて揃ったかを確認。
パーツを購入した後は、貴和製作所内に併設されているカフェへ移動 。購入したパーツと制作に必要なツールをテーブルの上に並べ、すべて揃っているかチェック。ちなみに、ここキラリトギンザ店だと、箱の中に入っているツールを無料で貸し出してもらえます (平ヤットコ、丸ヤットコ、ニッパー、パーツトレイ)。
【STEP_3】実際につくり始める前に、仕上がりをイメージする。
まずは、このパーツだけできちんと作品が完成するかを、マットの上でシュミレーション。ピアスをつけたときにきちんと正面を向くかどうかなどもチェック。たとえば、このピアスだと、フックの下に丸カンを2つ繋げないと、べっ甲やウッドリングがきちんと正面を向かないのです。
【STEP_4】アクリルパーツとウッドリングをつなぎカンで繋ぐ。
最初に繋げるのは大きなパーツ。ここでは、アクリルパーツとウッドリングを縦長の金具、つなぎカンで繋ぎます。
【STEP_5】丸カンをウッドリングに繋げる。
そして次に、丸カン2種類を繋げます。小さくて硬い丸カンは、平ヤットコを使うと簡単に開閉。一方は手前に、もう一方は奥に倒します (左右に引っ張ると型崩れするので要注意)。
【STEP_6】丸カン(小)でピアスフックとチャームを繋げれば、完成!
さらに小さい丸カンでチャーム全体を連結。
…の予定が、ピアスのフックが太すぎて私の耳のピアスホールに入らないというアクシデント発生。と、いうわけで、もうワンサイズ細いフックを購入 (併設のカフェで作業をしていると、足りないものはすぐに買い足せるのがよいところなのです)。
細めのフックに付け替えたら、無事入りました! この日着ていたサファリテイストのカーキのロングワンピにもぴったり!
じゃん! これで完成です!
● かかった費用は…
アクリル ドイツ製 クリアべっ甲 (2ヶ) ¥280、ウッドリング ¥130 x 2、丸カン (1.2x8mm) ¥90、丸カン (0.7×3.5mm) ¥100、つなぎカン ¥120、ピアス金具 フック ¥170
計 ¥1,020
※ピアス金具 フックは最終的に使用したもの
● かかった時間は…
約20分
● そして、余った材料でもう1アイテム完成!
私の耳の穴には太すぎた先ほどのフックで、いつの間にかこの即席ピアスをつくっていた智佳さん! しかもこのチャームは、バングルをつくったときのチェーンの余り。よく見ると、シルバーチェーンのいちばん下にひとつだけゴールドチェーンのワンポイント♡ これは丸カン(小)でつなぎ合わせたもの。さすがです!
早速つけてみました!
まとめ髪やショートヘアに大振りピアスって永遠のおしゃれバランス。
次回は、天然石でつくる涼しげな【イヤーカフ】のつくり方をご紹介します!
▼ あわせて読みたい記事
話題のスポットで初心者でも簡単!手づくりアクセ【有田千幸の貴和製作所潜入ルポ】
なんと3000円以下でバングルが完成!初心者でもできるおしゃれな手づくりアクセサリー
ビジュアル・エディター
有田 千幸
中学校を卒業後、単身でニュージーランドに渡り、現地の高校・大学へ進学。外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経て34歳で美容エディターに転身。現在はビジュアル・エディターとして元会社員ならではの実用目線を活かした記事をWEB、誌面、インスタグラムで配信。身長170cm。ワインエキスパート。chiyuki_arita_official