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働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 私の生き方

2018.06.01

元CAで元OL。有田千幸、ビジュアルエディターとしてデビューします!

 

こんにちは! このたび、WEB Domaniからビジュアルエディターとしてデビューします、有田 千幸です。外資系航空会社CA、建築設計事務所秘書・プレスを経て、34歳にして脱・OLした私。今日は、なぜ私がこの仕事をしたいと思うようになったのか、その理由をお伝えします。

Text:
有田 千幸

脱・OLした今、とにかく毎日が「楽しい」!

皆様、はじめまして。
このたび、ビジュアルエディターとしてデビューいたしました、有田 千幸です!

正式にこうやってご挨拶させていただくのは初めてなのですが、実は今年の2月から、WEB Domaniにてビューティーを中心に、ファッション、ライフスタイルの記事を配信させていただいております! そして最近やっと、やっと、ほんの少しずつなのですが、記事を目にした方々から「読みました」とか「面白かった」など嬉しいお声をいただけるようになりました!!

最初は、純粋に自分が「楽しい」というところからスタートしたこのお仕事、それが人にも「楽しい」と言っていただけるだなんて、毎回ホント感激です!! これからも、もっともっと色々なことを見て・感じて・試しながら、できるだけ多くの情報を私なりに発信していきたいと思っています!!

意気込みはひとまずこれくらいにしておき…、今回は、僭越ながら、少しだけ私のプロフィールを紹介させていただきます。

■ 裸足で駆け回る自由奔放な青春時代、私の原点は南半球!

大阪の中学校を卒業後、単身でニュージーランドに渡り、その後、大学を卒業するまでオークランドという街で過ごした私。

高校は「ネクタイ&ブレザーの制服がカッコイイ♡」という単純な理由から、CORRAN SCHOOL という小さなカトリックの女子校へ進学。そこで没頭したのは音楽でした。

3歳から始めたピアノを続けながら、パイプオルガン、クラリネット、パーカッションにも挑戦、そしてジャズバンド、シニアオーケストラとコーラス部も2つ掛け持ちというザ・音楽づくめの高校生活。でもホントはね、バドミントン部にも入りたかったんですけどね、音楽の先生 Mr. Brady の「NO BADMINTON for you」(君にはそんな時間ないだろう?) 、という一言にあえなく撃沈…。今でもなんとなくバドミントン部への憧れ(?)みたいなものが心の奥底にあったりします。

とはいえ、“音楽は言葉を超える” ということを身をもって体験できた高校生活、非常に有意義なものになりました!


▲ FORM4 (中3) 以上の生徒のみ所属していたシニアコーラスの集合写真、さて…私はどこでしょう (笑)。

高校卒業後は、オークランド大学経済学部に進学。勉学に励みながら (一応、ね…笑)、ゴルフ、ボディボード、ビーチでBBQなど、専らアウトドアライフに明け暮れた大学生活でした。


▲ ニュージーランド最大の都市・オークランドは、住人の船舶保有率が世界一! おびただしいマストの数に注目。(オークランド・ハーバー・ブリッジより撮影)

ちなみに、ニュージーランドは、日本から直行便で約12時間。羊の数が人口の7倍。「オーストラリアの隣」ってよく言われるんですけど、正しくは右下=南東です。そして紫外線の量は、なんと日本の7倍! これ、南極が近く、オゾンホールの影響をもろに受けているからなんです。

あの頃の私に言いたい。「お願い〜〜〜〜!! ちゃんと日焼け止め塗って~~~~!!!」

■ 新卒でCAに。「私って違う業界でも通用するのか?」

大学卒業後は、「もっと都会に住みたい!」という気持ちから日本に帰国。そこから就職活動を始めました (遅っ!)。

「何をしようか?」と気楽に考えてはいたものの、「英語の次には中国語がくる!」と勝手に思っていたのと、学生の頃から台湾人の友人が多かったため、台湾で働こうと決意。単純すぎますね…。
そこでたまたま見つけたのが台湾の民間航空会社の採用情報でした。

書類審査を無事通過後、面接の時に訊かれた質問は「なぜ英語圏の航空会社ではなく、台湾なの?」

それに対してわたしは「Because I love Taiwan!!」と迷わず回答 (だってホントに好きだから♡)、結果、無事合格したのです。最初は3年くらいのつもりが、充実し過ぎて気付けばいつの間にか8年選手、三十路になっていました。

「私って実際、航空業界以外でも通用するのかな」、「そもそも日本の社会で通用するのかな」、そんな不安にも似た思いを確かめるべく、31歳で思い切って異業種に転職、楽しかったCAライフに別れを告げました。

30歳過ぎで3度の転職を経験しました

CAを辞めた後は色んな意味で大変だろうと覚悟はしていましたが…、予想以上でした! 

■「カレンダー通りの出勤」ってなんですか?

日本に戻った私は、「写真が好き」という理由から某広告ビジュアル制作会社で画像や動画などの著作権を管理する海外セクションに入ることに。

まず、決まった時間、同じオフィスに週5出勤するという生活、これがものすごく堪えたんですよね…。長い間、曜日や時間、そして国や言葉にとらわれない環境で自由に生きてきたものだから、「窮屈すぎる!!!」と 心の中で叫ぶ日々。

そのうち耐えきれず、上司に打ち明けたところ、契約形態をフレキシブルに変えてくださるというなんともありがたいご対応。「自由になった」と感じた瞬間、不思議と気持ちもグンと楽になり、心穏やかに過ごすことができるように。

■まるで小さな地球!世界各国から集まった人々に囲まれて

その後、世界各地にプロジェクトをもつ気鋭の建築家の元で働ける滅多にないチャンスをいただき、秘書兼プレスにチャレンジ。

海外とのやりとりがメインだったこの仕事では、英語&北京語をフル活用。世界中から講演依頼やプロジェクト依頼を受けるボスの働き方を日々目の当たりにすればするほど、“自分の名前で活躍する” ということがものすご〜くかっこよく見え始め…、結果、その2年後、私を次のチャプターへとつき動かす原動力となったのです!

趣味は、よき写真を撮り、よきワインを飲むこと (アンリ4世風)

美大出身の妹の影響を受け、大学卒業と共に始めた写真、CA時代はステイ先に必ず一眼レフを持って行き、色々パシャパシャ撮りまくったものです。

ちなみに友達と出かける時、私は必ずカメラ担当。「どうせ千幸が撮るでしょ」とその内みんなカメラを持ってくるどころか写真さえ撮らなくなりました (笑)。だから、あとから写真を見返すと、私が写った写真がない!なんてこともしばしば…(笑)。でも、みんな毎回写真を送るとすごく喜んでくれるんです、「千幸の写真が好き!」「千幸が毎回パパラッチしてくれるから思い出がいっぱいだよ!」って。それでいいんです。それが私にとってはこの上ない幸せ。だからこれからも友人たちの専属カメラマンでい続けますよ!

お気に入りの写真は、現像して家に飾ったり、人にあげたり、フォトコンテストに応募したり。実は何度か賞をいただいたこともあるんです。

そして最近では、40年もののフィルムカメラを持ち歩いています。現像するまでどんな写真が撮れたかわからないあの期待とドキドキにヤミツキ!


▲皇居まわりをフィルムカメラにて撮影 (OLYMPUS 35DC)。


▲銀座交差点をフィルムカメラにて撮影 (OLYMPUS 35DC)。


▲昨年末は、友人がシェフをつとめる食堂でミニ個展を開かせていただきました。

昨年は、お酒好きがこうじてワインエキスパートに挑戦! 大学時代以来の猛勉強で一時はホントどうなることかと思いましたが、地理や歴史、経済やサステイナビリティについてなど、お酒には世界のありとあらゆる分野が関係しているんだなぁ、と、その深さ (あと「飲むのが勉強♡」という楽しさ)に感銘を受けました!

ちなみに、皆さんはニュージーランドワインを飲まれたこと、ありますか?

ニュージーランドワインのクオリティの高さはワイン界でも有名! アワードを受賞しているものも多くて、なんと言ってもコスパが素晴らしい!! 但し、その生産量は全世界ワイン生産量の1%ほどとかなり小規模、つまり非常に貴重なんです。日本ではニュージーランドのワインのみを取り扱うインポーターさんも登場し、少しずつ街中のグローサリーで見かけるようになりました。私もその美味しさを伝えるべく、たまにニュージーランドワインオンリーのワイン会を開いたりもしています。

看板品種は、ソーヴィニヨンブランとピノノワール。まだ試したことがない方には、大自然の恵みを大いに受け育ったブドウの味を一度試して欲しいなぁ!

軽いノリで始めたら、これって「私が好きなこと」を詰め込んだ仕事!

実は、建築設計事務所で働いていた時、WEB Domaniと同じ小学館のWEBメディア「しごとなでしこ」で読者という立場から美容やライフスタイルの記事を書かせていただいていました。

最初は「ちょっと記事書いてみる?」→ 「はい、書きたいで〜す」みたいなカジュアルなノリで、私のことはすべてお見通しの副編集長 (前世は姉だったに違いない!) に声をかけてもらい、なんとく方向性も見えないまま始めたのですが、始めてみると楽しくって止まらない!

元々「キレイになりたい」という思いが強く、コスメも大好き。CA&OLだった経験を交えながら「こういうものがありますよ」や「こんな使い方がありますよ」と自分の実感を記事にする、そして人に読んでもらう。え? こんな楽しいお仕事があるの?!と目からウロコ。超乾燥した機内で長時間過ごしたり、メークをしたまま仮眠したりと今までの苦い経験が、今では美容の記事を書く上でネタとして役立つだなんて…!

なので、WEB Domaniに正式にお声がけいただいた時、「きちんとこの仕事をやっていきたい」そう迷いなく思えたんです。

「好きなことを仕事にできたら幸せ」とはよく言ったものですが、自分でも実はまだ不思議な感じです。


▲ザ・パリジャン・マカオにて現実離れした豪華絢爛なマカオの一面を取材したり、バンクーバーでシルク・ドゥ・ソレイユのバックステージに潜入したりと楽しいことばかり。これすべて #仕事 なんですよね。


▲最近では WEB Domani にて美容とライフスタイルを中心に、元CA&元会社員ならではの実用目線で様々な情報をお届けしています。

女性の “キレイ” を応援する旬のアイテムたちに囲まれたこのお仕事、「使ってみて」「体験してみて」自分なりに感じたことを言葉に込めて記事にする。このプロセスがなんだかもう本当に楽しくって、最近では食べることや寝ることさえをも忘れてしまうくらい(あ、ブラックな職場ではないんですよ。念のため…)! 

今回、新人ライター、WEBライターという肩書きから一歩進んで「ビジュアルエディター」という肩書きをいただきましたが、コレはもっともっと自分の体を張って (!)、読んでくださるみなさんのお役に立てる記事を発信せよ、とのお達しだと思っています。

まだまだ未熟者ではございますが、飴と鞭を上手に使う先輩方に囲まれながら、 皆さんのお役に立てるような記事をどんどんこれからも発信していきますので、何卒よろしくお願いいたします!

Instagram / chiyuki_arita_official

もうひとりのビジュアルエディター・望月芹名はこちら

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