同じワーママとして圧倒的な支持を受ける、美容家の神崎 恵さん。神崎さんのひとつ結びはルーズだけどだらしなく見えなくて、おしゃれに見える絶妙なバランス! 顔周りのおくれ毛が、女らしい抜け感をつくるのに一役買っています。でも、自分でトライしてもなかなかうまくできない。ということで、神崎さんのヘアを担当するUn ami omotesandoの工藤さんに、上手なおくれ毛のつくり方を教えてもらいました。
「量感が大事。生えぎわから自然に落ちた髪だけをおくれ毛に!」
吉川 恵さん(エステサロン勤務・32歳)のお悩み
「とりあえず耳の前の髪をおくれ毛にしているのですが、重くて野暮ったい感じに。ヘルメットっぽく見えちゃうのも気になります」
工藤さん:最初から耳前の髪を残して結ぶと、多すぎた場合にリカバリーがきかないので、吉川さんの場合は結んでからおくれ毛をつくりましょう。生えぎわをこすって自然に落ちてきた髪をおくれ毛にすると、無理なく下ろせて量もちょうどよく仕上がります。
【プロセス1:結んでから生えぎわを指でこする】
▲こめかみ〜耳の生えぎわを、指でジグザグとこすって少しずつ髪を落とす。表面の髪は片手でしっかり押さえておかないと、ボワボワと出てきてしまうので注意して。
【プロセス2:落ちた髪をおくれ毛にする】
▲落ちたのは生えぎわからほんの1cmくらい。このくらいの量がちょうどいい。
【プロセス3:おくれ毛に動きをつける】
▲落としたおくれ毛を3束に分け、それぞれ26mmアイロンで外巻きに。毛束の中間部分から挟んで毛先までスルーさせることで、中間部分にいちばんクセがつくようにする。
【プロセス4:おくれ毛にバームをつけて散らす】
▲指先にほんの少しバームをつけ、おくれ毛をつまんで指でずらすようにしながらカールを散らす。上から下へ手ぐしを通すようにつけるより、カールがランダムに動いてこなれ感が出る。
できあがり!
おくれ毛の量は一度でうまくいかない場合が多いですが、この方法ならちょうどよくつくれそう! 髪を巻くときもそうですが、いっぺんにやろうとせず(ついやっちゃいがちですが)、少しずつバランスを見ながら仕上げていくと失敗が少ないですよ。
ブラウス¥11,000(ユニバーサルランゲージ 渋谷店〈ユニバーサルランゲージ〉) ピアス¥8,500(アビステ)
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Domani6/7月号 「教えて! “神崎 恵さんみたい”なまとめ髪のつくり方」より
撮影/当瀬真衣(TRIVAL) スタイリスト/角田かおる ヘア/工藤由佳(Un ami) メーク/秋山 瞳(PEACE MONKEY) 構成/斉藤裕子
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