日本有数のクチュリエがデザインした『究極のシャツ』って何?
いきなり手前味噌ですが、小学館から発行されている「和樂」という雑誌をご存じでしょうか。「日本文化の入り口マガジン」をテーマに掲げた、日本の伝統文化(アートや茶道、歌舞伎、国内旅…)を、美しいビジュアルとともにわかりやすく紹介している隔月誌です。「敷居が高い…」と思われるかも知れませんが、実は今号(8/9月号)でコラボしてつくったシャツ、その名も『究極のシャツ』が「最高に着やすい!」らしい。さっそくチェックしてみましょう。
▲こちらが噂の和樂コラボ『究極のシャツ』です!THEベーシック!
一見すると、とてもシンプル。着こなしには困らなそうですが、いったいどこが「究極」なの? それは素材と仕立てに秘密があります。ニッポンの伝統マガジン「和樂」らしく、デザインをしたのは国内有数のクチュリエである服部幸之助さん。”クチュリエ”とは高級注文服のデザイナーのことで、服部さんは普段、自身のアトリエサロン『BLASON』で、オーダーメイドの服を作成されているとのこと。そんな方がデザインしたシャツなんて…超絶気になる!
▲クチュリエの服部幸之助さん。アーティストの舞台衣装なども手がけているとか。
服部さんがデザインする服はすべて「着る人が美しく心地よく着られる服」がコンセプト。このシャツにも、シンプルな見た目の中にたくさんの秘密がありました。まずは素材!
▲しなやか、かつ光沢があるのがわかります。
麻×コットンの混紡生地なのですが、そこは「和樂」。縄文時代から使われていた”大麻布”と呼ばれる素材の復刻バージョンだそう。歴史があるばかりでなく、実際に速乾性が高く清涼感のある生地で、丈夫だけどやわらかい、といういいことずくめの素材です。確かに触ってみると麻とは思えないソフトな感触。これは夏に着ても気持ちよさそう。シルクのような微光沢も上質感たっぷりです。
そして次はパターン。こちらもよく見ると、さまざまな工夫が。
▲こちら脇部分になります!
『究極のシャツ』最大の特徴は、脇下につけられたひし形のマチ。これで肩まわりにゆとりが生まれ、一日着ていても疲れ知らず。いわゆるビッグシャツとは違い、あくまでも印象はベーシック、なところもカジュアルすぎなくてうれしいですよね♡
▲そで口も面白いつくり。スリットを入れず、筒状に仕立てることで、そでをまくってもだらしなく見えません。さらにカフス部分にはブランドロゴをシルバー糸で刺しゅう。上品なアクセントになっています。
というわけで、実際に着てみましたよ。
いかがでしょう?シルエットにゆとりがありながらも、全体的には大きすぎないのでアウトで着てもだらしなくない!背中側に入った2本のタック、そして前後差のあるすそは後ろ側のみ丸いカーブがついているので、背後から見るとやわらかく、女っぽい雰囲気です。フロントから見ると「ゆとりがある~」っていう感じでないけれど、実際はボディラインをさりげなくカバー。そして何より、着ていてストレスがない!さすが『究極のシャツ』!
今回ご紹介したのは白ですが、ラインナップとしてはピンクも展開。こちらも「和樂」っぽい仕立てで、吉野の桜で製品染めしたというスペシャルバージョン(※限定生産によりsold outの可能性もあります)。顔映りもよさそうですね。シャツが入ってくるBOXも特注。か、かわいい…。これはギフトにしてもいいのでは!
ベーシックなものこそ、いいものを。そう思われている大人の女性にぴったりの『究極のシャツ』は「和樂」の通販サイト「大人の逸品」で手に入るので、気になる方はチェックしてみてくださーい。
■こちらから買えます!
https://www.pal-shop.jp/item/A29908002.html
■『究極のシャツ』についてもっと詳しく知りたい人は…
https://intojapanwaraku.com/chalab/14881/