黒のベーシックニットは、〝ベージュ合わせ〟でうまくいく!
Domaniビジュアル・エディターの望月芹名が日々実践している夏コーデ情報をお届けしているこちらの企画。「夏こそ〝黒い服〟に頼るのがいい!」という彼女の自論&スタイリング、そして今夏着回している『夏の黒アイテム』をご紹介しております。さて、着回しアイテム最後の一着となるのは、黒の半袖ニット。それ一枚で〝きちんと見え〟する、とってもベーシックな黒トップスです。カジュアルに陥りがちな夏コーデをきれいめに見せてくれるのはもちろんですが、着まわしのしやすさは言うまでもなし。そんな一着ではありますが、ともすると〝普通すぎる〟スタイリングで終わってしまう危険も…。
そんなシンプルな黒ニット。芹名はどのように着こなしているかというと…
「この夏、黒をおしゃれに見せるにはトレンドの〝茶系〟と組み合わせるのが一番!ベージュやブラウンとのカラーコンビをつくれば、いつもの黒もなんだか今っぽく見える♡」
と、淡いベージュのロングスカートをかけあわせたワンツーコーデ。カラーリングもアイテム合わせもすごくシンプルなのに、どこか今年らしく見える。その秘密は「×ベージュ」にあるようですね。
「こっくりとしたブラウンのボトムと合わせるのも素敵なんだけど、今日はドライな質感のコットンスカートにあわせて夏らしく。あとは、着こなし全体が締まって見えるように太めのベルトをプラスして…あ、無意識だったけどベルトもブラウンで〝茶系〟だね。黒をベージュとブラウンで今っぽくブラッシュアップ!これが今日のコーディネートのポイントかな」
使った『黒名品』は〝JOHN SMEDLEY〟の黒ニット!
#ootd01でご紹介した黒のカーディガンと合わせれば、アンサンブルとして着られるこちらの半袖ニット。カーディガン同様、30Gという細かな編み立てによって叶うスッキリと美しい目面が特徴的です。
「カーディガンを紹介したときに〝すごく軽い!〟ってコメントした気がするんだけど、軽いと同時に〝薄い〟のもこのニットのポイント。細番手の糸を細かく編んでいるから〝軽くて薄い〟わけなんだけど、そのおかげで肌にすーっとなじんでくれるの。着ていて気持ちがいいなって素直に感じられる…これってすごく大事なことだよね」
そして、今っぽさが香るやや詰まり気味のクルーシルエット、気になる二の腕をほっそりスマートに隠してくれる長めの袖丈も魅力的。素材感、着心地、そしてシルエット。着回したくなるポイントを全部抑えた『黒名品』なのでありました。
ニット¥26,000(リーミルズ エージェンシー<ジョン スメドレー>) スカート¥19,000(リエス) ピアス¥88,000(ショールーム セッション<Hirotaka>) ブレスレット¥26,000(ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店<リジィー フォルトゥナート>) リング¥100,000(エイチ ビューティ&ユース<プリーク>) ベルト¥27,000(ebure<メゾン ボネット>) バッグ¥14,000(フラッパーズ<マルシェ>) 靴¥24,000(デミルクス ビームス 新宿<スペルタ>)
※商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
【問い合わせ先】
エイチ ビューティ&ユース 03-6438-5230
ebure 03-5412-1871
ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店 03-5778-4003
ショールーム セッション 03-5464-9975
デミルクス ビームス 新宿 03-5339-9070
フラッパーズ 03-5456-6866
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238
リエス 03-3464-3310
撮影/中田陽子(maettico) スタイリスト/角田かおる ヘア&メーク/甲斐美穂(ROI) モデル/望月芹名(本誌専属) 構成/旧井菜月