【Switch/スイッチ】小物で仕事モードをスイッチON!
先日、あるワーママライターが、ぽつりと語っていたのですが、「ラフなかっこをして子どもと公園で遊んでいると、ときどき思うんですよ。私、このまま女として終わっちゃうのかな…って。夕日に照らされた錆びた遊具に自分を重ね合わせたりして…(ため息)」。ものすごい美人さんだし、いつもきちんとしたおしゃれをしている人なので、そんなことを感じていたとは!彼女曰く、おしゃれをする場面がないと、自分が社会から取り残されている気分になるのだとか。
「じゃあどうしてるの?」と聞いたところ、保育園に子どもを預け、仕事場に向かう前に近くのドトールに15分立ち寄るのだそう。そこで気持ちを落ち着け、メールチェックや雑用を済ませ、最後にバッグにしまっていたアクセサリーを身につけて外へ出る。ママからキャリアの顔になる瞬間だそうです。
確かに、アクセサリーをする/しないで、きちんと感はかなり違います。特に今はカジュアルトレンド。たとえばシャツワンピースを着たとしても、ノーアクセだったら寝間着っぽく見えるかも。でもそこにキラリと光るイヤリングや時計を加えたら、それだけで〝あえてのカジュアル〟に変身です。ちなみに前述の彼女は靴をフラットからヒールに替えることもあるのだそう。几帳面ですね。
小物をおしゃれのスイッチにするって今の流行にぴったりの方法。ワードローブを〝たった5枚〟に厳選するならなおさら、小物に手を抜いてはダメ。つい面倒になりそうですが、このひと手間が、ワーママのプライドなのかもしれません。
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Domani10/11月号 『読む』〝たった5枚〟より イラスト/そで山かほ子 構成/湯口かおり 再構成/Web Domani編集部