吉野家で初めて「吉野家のやさしいごはん」シリーズが店舗販売
これまで業務用を中心に展開されていた介護食である「吉野家のやさしいごはん」シリーズ。昨年からなんと大阪府吹田市のビエラ岸辺建都店で販売が開始されたのです。
「吉野家のやさしいごはん」って?
看護師としてもともと病院勤務をしていた私はこの吉野家の取り組みにとても共感。高齢者や病気によって、硬いものが食べられなくなったりした時、入院をしていれば病院食として美味しいご飯が提供されます。しかし、いざ自宅に帰るとなかなか柔らかいものを提供するのが難しくなる現実があります。特にお肉となると自宅で柔らかく炊くのはとても難しい事。そうなるとお肉を食べる機会は必然的に減っていきます。家族としても不甲斐ない気持ちになりますよね。そんな時、吉野家に行けば家族で牛丼を楽しめるんです。とても素敵な取り組みだと思いませんか?
実際に行ってみた
ぜひそのやさしいごはんシリーズを実際に見てみたい!と思った私は子連れで行ってみました。私の次男は元々、牛丼のお肉がなかなか切れなくて食べるのを嫌がっていたので、これはぜひ試してもらおうと牛丼やわらかタイプを注文。
これは良い!!モリモリ食べてくれました。
この牛丼、高齢者や病気の人だけでなく子どもにも食べさせられる!!と思いついた私は、これをきっかけに夕食が間に合わない時に何度か訪れるように(笑)。
やさしいごはんの内容って?
大きく分けて牛丼、豚丼、うなぎの蒲焼きの3種類。牛丼と豚丼はさらにそこから弱い力で噛む事ができるやわらかタイプと、舌でつぶす事ができるきざみタイプを選択できます。うなぎの蒲焼きは小骨や皮がほとんど気にならないように加工されています。またお米に関しても白米だけでなくお粥での提供も可能なのです。年齢や状況に応じて組み合わせて選択できるのも魅力的でした。
なんとこのシリーズ、塩分にも配慮されていて、食塩相当量は0.9g、うなぎにタレをかけても1g未満になるよう調整されているのです。噛む事だけでなく体に良いものとして販売されていてとても素晴らしいですね。
まだ店舗は大阪府吹田市のみですが、なんと牛丼と豚丼はやわらかタイプがインターネットで購入が可能です。ぜひ家族全員で吉野家ご飯楽しんでみてください。
Domanist
住岡 靜
看護師・2児(共に男児)の母。大阪育ち。看護学校を卒業後、国立の医療機関に就職。現在は小児科のクリニックでフルタイム勤務をしながら、保健師としても活躍できるよう、就職活動中。着物の着付けが得意。
IG:https://www.instagram.com/chiiii_suuuu/