あれもこれも完璧を目ざすのはムズカシイ…
妊娠中に増えたシミをそろそろなんとかしたい今日この頃…。
パプリカやらトマトやら色の濃い野菜を多めにとる、寝つきよく寝られるように照明やブルーライトに気をつける、日焼け止めをこまめに塗り直す、美白サプリを飲む…やらなきゃいけないことがたくさんあるけど、正直、全部やるのは結構大変…!
ということで、今回は完璧な美白ケアができなくても「これだけはやめましょう〜!」という4つの心得を、野本真由美クリニック銀座 院長の野本真由美先生にご紹介いただきました。
▲ 野本真由美クリニック銀座 院長 野本真由美先生
自身の肌悩み経験を元にした親身な診察に定評があり、漢方薬にも精通。年間30回以上医師向けの講演をされていたり、ミスユニバース新潟代表選考の審査員長を務められていたりと多岐にわたりご活躍されている皮膚科専門の先生。
これだけはするべからず!
【美白の心得4か条】
【心得 その1】スキンケアにはコットンを使うべからず
コットンを使った叩き込み・擦りすぎ・触りすぎは、炎症後色素沈着の元に。化粧品は、手の温度を感じながら軽く押し付けるべし! 自分の手でケアすることで、「今日は調子いいな」とか「今日はザラザラしてるな」とか、その日の肌の調子がよくわかるし、化粧品も無駄なく使えますよ。
【心得 その2】ビタミンCをあなどるべからず
シミケアや肌のハリには必要不可欠なビタミンC。光毒性物質「ソラレン」が多く含まれる柑橘系の果物やセリ科の野菜は朝こそ避けた方がよいものの、それ以外はすすんで摂取すべし! 朝摂ることで錆びにくい肌づくりを助け、夜摂ることで良質な睡眠のサポートにも。「1日2,000mg以上は摂りたいですね」 (野本先生)。
▲ キューリは逆にシミをつくるので、貼らないように… (汗)。
【心得 その3】家の中だからといってスッピンでいるべからず
ガラスや薄いカーテンをすり抜け、家の中にまで侵入してくる天敵、UVA 。外出しない日でも、油断は禁物。PA値が++くらいある日焼け止めは塗るべし! またパソコンに向かう日は、ブルーライトカットのものを。日焼け止めをきちんと塗っていた人とそうでない人では、10年、20年と年を追うごとに肌に差が出ますよ!
【心得 その4】日焼け直後にシートマスクを使うべからず
レジャー後など、肌が赤くなるほど焼けたときには、水っぽいものは避けるというのが美容皮膚科での指導。クリームや内服薬でのケアが正解です!
Domani 4/5月号 「新米ワーママエディター・37歳 、本日も修行中です! ビジュアル・エディター 有田千幸の美容の(ビ)物語」
撮影/田中麻以 イラスト/小迎裕美子 モデル・構成・再構成/有田千幸
▼ あわせて読みたい記事
産後増えたシミどうしたら…実はシミの原因はひとつじゃないって知ってましたか?
産後ママが美白のために本当はやったほうがいいことって?
ビジュアル・エディター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経てエディターに転身した矢先に妊娠。2019年9月に女の子を出産したばかりの右から見ても左から見ても新米ワー/ママ。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガルではあるものの、 外国語より原稿力の必要性を痛感している今日この頃。chiyuki_arita_official