【目次】
・足裏のフィット感が違う【オデット エ オディール】
・働く女性を支えてきた【ワシントン】
・細身だけど履きやすい【タラントン by ダイアナ】
現在発売中のDomani6/7月号に掲載されている「いちばん優秀な一足はどれ?黒P-1グランプリ!」。黒P-1は「黒パンプスNo. 1」のことで、お笑い好きの担当編集が、M-1みたいなことをしたくて名付けました。今回は、美しいのはあたりまえ。さらに
1:装飾のないシンプルなもの
2:価格は2万円台まで(税抜)
3:ヒールは歩きやすい7㎝台まで
以上の条件をクリアした11足の黒パンプスを厳選。WEB Domaniでは全足履いてみた担当編集だからこその、リアルな感想をお伝えします。
9:足裏のフィット感が違う“オデット エ オディール”
▲[ヒール5.5㎝]¥17,500(オデット エ オディール 新宿店<オデット エ オディール>)
この試着レポ企画で、何度となく書いている気もするのですが、このパンプスも実際に履いてみるとフッカフカ(小さい「ッ」大事)!まるで低反発のベッドマットの上に乗っているみたいなんです。だから足つきがよくて、自分の足の裏に合わせてインソールの形が変わるかのような感覚。
試しに指でインソールを押してみましたよ。ほら〜
ほかの10足に比べて、やや丸みのあるフォルムも特徴的。ポインテッド、というよりアーモンドトウなのですが、トレンドに流されないシルエットで長く使えそうです。5.5㎝ヒールなのも、高すぎず低すぎずのちょうどいいパランス!
そのほか特筆すべきはインソールも本底も徹底して黒にしているというところ。素足でパンプスを履く人は特に、なのですがインソールってすぐ汚れるんですよね…。それが目立たないのは本当にうれしい!
余談ですが、担当編集も別ブランドのアーモンドトウの黒パンプスを15年くらい愛用中。ポインテッドのシャープ感とラウンドのやわらかさのいいとこ取りできるこのトウの形、探そうと思ってもなかなか見つからないので貴重なんです。なので気になった方はぜひ!
10:働く女性をずーーーっと支えてきた“ワシントン”
▲[ヒール7㎝]¥15,800(銀座ワシントン銀座本店<ワシントン>)
長らく、きちんと系の着こなしが求められる働く女性を支えてきたブランド…このパンプスを見ると、そんな気がしてなりません。甲が長く、履き口にゆるやかなVカットをあしらうことで、女らしさを演出。いい意味でコンサバ感が守られたデザインは、長らく銀座で勝負してきたブランドのプライドが感じられます。つま先だけでなく、土踏まずからかかとにかけてのクッションが新たに搭載され、ホールド感がアップ。前すべりを防ぐ効果があるのだそう。
ディテールをよく見ると、つま先側は通気性のいいメッシュ仕様に。本底もゴム製。屈曲性とグリップ性に優れており、機能もばっちりです!
ほかの黒パンプスに比べて、黒がツヤっぽく発色していたのも印象的でした。ヒールは7㎝。女っぽい一足を探している方は要チェックですー!
11:細身だけど履きやすい“タラントン by ダイアナ”
▲[ヒール7㎝]¥19,000(ダイアナ 銀座本店<タラントン by ダイアナ>)
試着レポ1 で1足目に紹介したのは“ダイアナ”の黒パンプスでしたが、こちらは“タラントン by ダイアナ”。銀座ダイアナの中にいくつかラインがあるのですが、“タラントン〜”は、木型に足の左右差にある形状を忠実に反映させているとか。素材も見直し、軽量化に成功。見た目と機能を両立させたハイブリッドパンプスなんです。なるほど、実際に足を入れてみると、華奢なシルエットの割にきゅうくつな感じがしない…。ヒール7㎝のシャープな横顔も魅力です。
前部にはフコフコのクッション材も内蔵!
ダイアナの中でもやや高級ラインですが、期待を裏切らない一足ではないでしょうか。時期が落ち着いたら、店頭で履き比べて、自分に合うものを選んでみてもいいですよね。
いかがだったでしょうか。3回にわたって11足の黒パンプスをご紹介しましたが、どれも優秀なものばかり。働く女性にとって黒パンプスは定番だけれど、どんなシーンで、どんな着こなしで、どのくらいの頻度で履くかを振り返ると、自ずとMy Best黒パンプスが決まってきそう。おこもりしている方も多い今、ワードローブの見直しのひとつとして、参考にしていただけるとうれしいです。
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