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2020.08.18

どうしたら料理ができる男になりますか?【『愛の不時着』のヒョンビンのような愛ある男に育てるには】

大人気の韓国ドラマ『愛の不時着』がいまなおブーム中!とにかく主人公のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)がかっこよくて完璧すぎると魅了される人が続出。どうすれば、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)みたいに素敵な男性が育つのか知りたいですよね。そこで『妻のトリセツ』の著者でおなじみの黒川伊保子先生に解説していただきました。

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Netflixで独占配信中の人気韓国ドラマ『愛の不時着』はもうご覧になりましたか?いま、世界中の女性たちが夢中になっているのが、主人公役のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)。

とにかくかっこよすぎる!どうしたら、こんなに素敵な男性になるの?と思う、ワーママも多いかもしれません。

そこで、ベストセラー本の『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』で著名な黒川伊保子さんにいい男の育て方について取材。連載でお届けします。

前回の記事、男のコの子育ては甘やかすことが大事⁉【『愛の不時着』のヒョンビンのような愛ある男に育てるには】はこちら。

Q.どうしたら、リ・ジョンヒョクみたいに料理する男になりますか?

まずは、お母さんが楽しそうにやっているかどうかがポイント。つらそうに料理をしていたら、子供はやりたがらなくなります。

子どもの頃、『トムソーヤの冒険』を読んだのですが、とってもいいヒントがありました。

主人公トムは、ある日、父親に家の周囲を囲む壁のペンキを塗れと言われます。
広い壁に、ひとりぼっちで延々とペンキを塗る一日。
遊び友達がからかいにやってきて、うんざりした彼は、はたと思いつき、いっそ楽し気にペンキを塗る「演技」をしてみせます。

楽しそうにペンキを塗るトムが羨ましくて、友人たちは「ちょっと塗らせて」と言い出します。
彼がしぶると、彼らは、次々と貢物を捧げて、さらに懇願。
「やっと手に入れた権利」としてのペンキ塗りは楽しくて、友人たちは他の子にも言いふらし、次々に子どもたちがやってくる。
トムは、戦利品もせしめたうえで、みんなで楽しくペンキを塗ることができた、というお話です。

私が、この本で覚えているのは、実はそこだけ。
けど、生きる大ヒントをもらったと思います。
夫と家事育児をシェアするときは、「嫌な義務」を押し付け合うのではなく、「楽しいことにジョインする」態度で、を心がけてます。

息子を料理にジョインさせたかったら、もちろん、トム・ソーヤ作戦で。

ママが楽しそうに料理する、が、まずは基本。
「ひゃ〜、このトマト、美味しそう」「今日は、みんなの好きなナスのカレーよ」と嬉しそうにつぶやき、やがて「これ、混ぜて」「ちょっと、味見して」と自然に誘い込みましょう。
「あなたのおかげで美味しくなったわ」「すご〜い」「一流シェフみたい」……ママにそんなふうに言われて、嬉しくない息子はいないでしょう。
こうすれば、料理は、「愛の営み」として脳裏に焼き付けることができます。

不機嫌で、つらそうで、イライラしていている母親から、「ちょっとは手伝いなさいよ」となじられたら、料理はひたすら苦行になってしまう。
そんなふうに育てば、将来、妻に丸投げして、目をそむけたくなるのは自明の理。

私は料理が好きなので、トム・ソーヤ作戦が自然に展開されました。
現在、我が家の第一シェフは、私じゃなくて息子です。
なんでも得意だけど、彼の鹿のローストは天下一品。
一流シェフのそれよりも、ずっと美味しいです。

料理だけでなく、実は、勉強や読書も一緒。
親が楽しんでいれば、子どもも楽しみます。
自分が本を読んだことがないのに、子どもが本を読まないだの、勉強しないだの、言ってませんか?
女優になったつもりで、「寸暇を惜しんで楽し気に読書にいそしんでみる」演技、試してみてください。

愛の不時着▲Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』独占配信中!

お母さんも自分を甘やかせることが大事

お母さんが完璧主義だと、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと、キーっとなるじゃないですか。

お母さんもまず自分を甘やかすことが大切。こたつに入って漫画を読もうと息子に誘われたら、えー、でも買い物いかなくちゃいけないし、仕事もあるし、と考えたりするけど、今夜は磯部焼きでいっかと。

365日毎日じゃないわけだから、今日はピザをとっちゃおうかという日もあってもいい。でも子供と2時間だらだら会話できたら、一生忘れられない時間になるし、貴重だったりします。

そんな風に、毎日毎日宿題やらせて、塾に行かせて、ほどよき時間に寝かせて、学校の用意をさせて、をしないで、たまには、こんな日を作ってもいい。そしてそれが実は、脳の成長にもつながるんです。

こんな風に過ごしたときに、哲学的な会話が出てきたりするんですよ。

だから、世の中のママたちは、もっと気楽に子育てを楽しんで!

取材・文/宮原まりこ

黒川伊保子

㈱感性リサーチ代表取締役社長。1983年奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピューターメーカーに就職し、人工知能エンジニアを経て、2003年現職。「男女の脳」のとっさの使い方の違いを発見、その研究結果を元にした『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』がベストセラーに。他著書多数。

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『コミュニケーション・ストレス 男女のミゾを科学する』(PHP新書)¥900(税抜)黒川伊保子著

男脳、女脳の違いがわかる本書は、人がなぜわかりあえないのか、男女がどうしてすれ違ってしまうのかの人類最大の謎に迫ります。特に子育て中のワーママが読むと、わかりあえないコミュニケーションによるストレスの軽減になるのでおすすめです。

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