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PEOPLEバツイチわらしべ長者

2018.01.19

モテ美女が完璧主義者の夫とNYで新婚生活を始めたら・・・!?【進撃のモテ美人・遥の場合 Vol.2】【連載:バツイチわらしべ長者】

人生とは喪失と再生の繰り返しのドラマ。「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生き、幸せになることをあきらめない人生のサバイバーでもある。バツという離婚経験が、幸せな結末=マルになる日を夢見て。そんなバツイチたちへのインタビュー。

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前回の内容で、すでに「こんなにモテる女性が本当に存在するの!?」と大反響だった、遥さんのモテ伝説の続きやいかに(注:遥さんは神奈川県の某所に実在する女性です)。

連載過去記事:第1回アラフォーになると独身よりバツイチがモテるってホント!?

高級レストランで、遥さんお披露目会が開催される

さて、運命のお相手、Jさんに出会った遥さん。

前述のように

・ 大企業社長のボンボン
・ 中学時代からモテモテのシュッとした垢抜け高身長イケメン
・ 家業は継がずに海外で起業し
・ 遥さんと会うまでは独身主義を貫いていた(当時 34歳)

こんな、「一体どこのハーレクインロマンスですか?」と聞きたくなるような素敵な男性 Jさんですが、ここから結婚に至るまでの道のりもドラマティック。

遥さんとの交際がスタートして少し経ったころ、東京生まれ・東京育ちのボンボンで顔が広いJさんは、仲がいい友人たちに「紹介したい女性がいる」と一斉メールを送信。高級レストランで恋人の遥さんをお披露目する会を開きます。

遥(以下、は):長テーブルにずらっと皆さんが座っていて、恋人だと紹介されました。

なんだかもう、Jさんが漫画&ドラマの『花より男子』の道明寺で脳内再生されてしまうようなシチュエーション! そして、もともと結婚を前提におつきあいしていたふたりは、遥さん29歳、Jさん36歳のときに結婚。

——実はJさんは遥さんにプロポーズするため、リングをずっと持ち歩いていたのだけれど、言い出すきっかけがつかめずに半年間も持ち歩いていたそう。アラフォーのスーパーモテ男をも純情にさせてしまう遥嬢、改めて恐るべし……!

モテ美女にもモテない暗黒時代は存在したのか!?

ところでここまで話を聞いてきて、遙さんにモテない時代はなかったのか? という素朴な疑問(と若干の苛立ち!?)が沸いてきたので聞いてみました。

さかい(以下、さ):生まれてこのかた、モテなかった時代なんてあるんですか?

は:全然ありますよ〜! 23歳のとき、今より8キロくらい太っていた時期があったんです。そのときはさっぱりモテませんでした。

——謙遜しがちな遙さんのことですし、太ったって彼女が可愛いのは間違いないのでどこまで事実かわかりませんが、それを聞いて、少し安心してしまったワタクシでありました。ほっ。

さて、その後、結婚式には650人ものゲストに祝福されて、幸せな花嫁となった彼女は、アパレルの仕事を辞めて、夫・Jさんがビジネスを営むニューヨークに移り住むことになります。

は:最初は1、2年だけの約束だったんです。そのあと日本に帰国して住む、という話で。もともと変化が嫌いではない性格ですし、学生時代に短期留学経験があって英語が多少話せたこともあって、アメリカで暮らすことについて躊躇はありませんでした。

完璧主義者の夫とニューヨークでの新婚生活がスタート

新婚生活をスタートさせたのは、彼がそれまで7年間住んでいた高級アパートメントの部屋。遙さんが驚いたのは、Jさんの徹底した完璧主義者的な暮らしぶりでした。

は:朝5時半に起床してプロテイン入りのスムージーを飲み、出勤前にジムで1時間のワークアウト、といったように、1日のスケジュールが細かいところまで決まっていて。朝ご飯を一緒に食べたりするような、私が思い描いていた結婚生活とは、まったく違うものでした。

さ:そうなんですね。完璧主義の人って相手にもそれを求めるから、一緒に暮らすの大変そう……。

は:う〜ん。彼の場合は、自分に対してストイックだというだけで、別に私にもそれを求めるわけではないんです。だけど掃除の順番や洗濯物の畳み方など細かい「自分ルール」があるので、その辺は気を使いました。彼に余計なストレスはかけたくなかったですから。

さ:えらいな〜、遙さん! でも、遠く離れた海外での新生活で、旦那さんと一緒の時間も少ないって、さみしくならなかったですか?

は:朝と昼は別々ですけど、ディナーは必ず夫婦でゆっくりとる、というのが彼のポリシーだったんです。だからふたりで外食することもよくあったし、私なんかよりもお料理が上手で、凝ったお料理をマメに作ってくれたりして。

さ:なるほど〜。仕事もできて家事も完璧(しかもイケメン!)だなんて、本当に素敵な旦那様だったんですね。

は:そうですね、私が言うのもなんですが、そうだったと思います。ただ、ひとりでも何不自由なく生活できてしまう彼に対して、私の入る余地なんてないような気がしてしまって……。夫は「君も好きなように過ごしていいよ」と言ってくれたけれど、自由すぎる生活が、私にとってはさみしかったんです。

聞けば、週末はJさんの趣味のゴルフで遙さんはひとり。さらに駐在妻とは違い、Jさんの場合、自ら会社を経営しているので、現地に遙さんが属せるコミュニティのようなものもなかったそう。そんなワケで遙さんは、徐々にニューヨークでの生活に孤独を感じるようになってきていました。

孤独を埋めるために始めたビジネスが軌道に乗る

そこで新婚3か月経ったころに〝自分の時間を充実させよう〟と始めたのが、以前から興味があったアロマセラピーと占星術のスクール通い。現地で日本人の友人を作ろうと、お酒が苦手だったにも関わらずバーに通い、仲のいい友人も増やしていきます。

さらに、もともと霊感が強かった遙さんはアロマセラピーのマッサージと占いを組み合わせたヒーリングセッションを1年後に始め、口コミで顧客がどんどん来るように。

は:最初はほんとに趣味で友人に無料で施術していたんですけど、それが雑誌で取り上げられて。そのタイミングでWebサイトを立ち上げたら、自分でもびっくりするくらいにお客様が来てくださるように。

ここまで聞いてきて感じたのは、彼女がものすごぉ〜く行動力があって精神的に自立している女性だなぁ、ということ。

だって新婚生活で海外暮らしという新しいもの尽くめのスタート。心身ともに疲れ切ってしまって、その生活に慣れるだけで精一杯になってもおかしくないはず。

それを、旦那さんに「さみしいからもっと一緒に過ごしてほしい」って言うことだってできたはずなのに、そうはせずに自ら動いて友人を増やしたり趣味を作ったり、しかもビジネスまで立ち上げて! 何度も言うけど、日本じゃなくて海外で、ですよ? 遙さんの行動力、ハンパないっす!

——そんなこんなで趣味から始めたビジネスも好調で、多少のさみしさはあるものの、夫との夫婦仲も良好。そんな結婚生活を続けていたけれど、結婚2年半を過ぎた頃から、遙さんのなかである想いが芽生え始めます。

は:ニューヨークでの生活はいるだけで刺激的で楽しくて。でもそれはどこかで、住む期間が限定されているという、どこかエトランゼ的な感覚があったからだと思うんです。だから仕事をして友人がいても、いつまで住むかもわからないし、地に足のついた感じがしなかった。——だけど夫との約束だった最初の2年が過ぎても一向に帰国する気配がなくて……。そんなときに思ったのが、「子供を産みたい。家族を持ちたい」ということでした。

完璧だけど個人主義な夫との慣れない海外生活で、ようやく自分の基盤もできあがってきて、そろそろ子供が欲しいと思うようになる……、すごく自然で頷ける流れ。

——けれどこのあと、そんな遙さんの切実な願いが粉々に崩れ落ちるような事実が判明するのです。

ここから離婚原因の確信に入っていくのですが、長くなったので次回に続きます!

※プライバシー保護のため、取材内容は一部変更してあります。

イラスト/naotte 取材・文/さかいもゆる

さかいもゆる/出版社勤務を経て、フリーランスライターに転身。——と思ったらアラフォーでバツイチになり、意図せず、ある意味全方位フリーダムなステイタスになる。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛ける。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」、i-voce「ハリウッドセレブの恋する言葉」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。


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