シールがあれば誰でもできる!喜ばれる色紙のつくり方
3月も中旬になり、送別シーズンがやってきました。皆さんの中には、「お世話になったあの人に寄せ書きを贈りたいな」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかしその一方で「どうつくったら喜んでもらえる色紙になるのだろう…」とお悩みではありませんか?シールがあれば、たとえイラストが苦手でも、時間がなくても大丈夫です!色紙をかわいくデコレーションするコツをご紹介します。
作例
まずは作例からご紹介!今回は春らしくピンク系の花のシールを中心にまとめてみました。
色紙デコの3つのコツ
(1)主役のシールを決める
デコはシール選びから始まっています。貼る前に大体どんな感じにするかイメージするとスムーズにつくれます。洋服のコーディネートと一緒で、主役となるシールを最初に決めれば一緒に使うシールも選びやすくなるんんです。今回の作例だと、主役は色紙の中央部分に使った茎がある花のシールになります。こちらはピンク系で柔らかい印象のイラストなので、その辺りを意識して他のシールも似たような色合いや雰囲気のシールを合わせました。
(2)余白をつくらない
色紙デコの場合はとにかく余白をつくらないのがポイントです。余白があると隙間風が通っていくような感じがして、少し寂しい雰囲気が出ちゃうんです。一度でも色紙をもらったことがある方はわかると思うんですが、色紙ってぎゅうぎゅうに書かれていると嬉しくなりますよね。あのみっちり感をシールで演出しちゃいましょう!メッセージシール同士の隙間に小さいサイズのシールを貼ったり、色紙の四辺または二辺にマスキングテープを貼ったりするだけで簡単に華やかに見えますよ。
(3)メッセージシールは左右対象を心がける
出来る限り左右対象を心がけて貼ると全体的にバランスよく収まります。他の装飾のシールで動きを出す分、メッセージシールは安定感のある構図で貼るとごちゃごちゃせずにまとめることができます。
貼る順番
シールのデコレーションは面積が大きいところ→小さいところの順に貼り進めるとバランスが取りやすいです。色紙の場合だと(1)中央部分や外枠→(2)メッセージシール→(3)細かい装飾用シールの順番になります。
▲説明
オススメのアイテム
(1)メッセージシール(書き込めるタイプのシール)
配布してメッセージを書いてもらい回収すれば、「なかなか色紙が回らない」「今、誰が持っているの?」「書くスペースがなくなっちゃった!」「色紙を回していたら汚れて戻ってきた…」などの困りごとも防げます。余ったシールは手帳に貼ったり、ラベルシールとして使っても◎
▲サロン ド フルール ライトシール(マインドウェイブ)。華やかなリースのデザインで上品なお花のイラストが素敵です。素材は書き込みやすい紙素材とマスキングテープ素材の2種類が入っています。
(2)デコレーション用のシール
装飾用にオススメなのがプチサイズのシールとぷっくり系のシールの2種類です。プチサイズのシールは隙間を埋めるのにぴったりのアイテムで、貼ってあるのとないのとでは華やかさに差が出ます。
▲フレークシール(パピアプラッツ)。優しいイラストが大人かわいくて心ときめくシールです。フレークシールなので、貼る前に位置を検討しやすいのも◎。金箔が使われているので、小さくても華やかです!
ぷっくり系のシールは、紙のシールとは違う素材感がリッチで凝った印象に。立体的なので目を引くこと間違いなしです!
▲ドロップフラワーシール(マインドウェイブ)。まるでレジンのアクセサリーのように美しいシールです。貼るだけで凝った印象をつくり出せるのがポイントです!ぷっくりとしたツヤ感はちょっとしたアクセントにもなります。
色紙デコの3つのコツを抑えるだけで、誰でも簡単に華やかで喜ばれる色紙をつくることができます!ぜひ楽しくトライしてみてくださいね。そして贈り先の方にあたたかな気持ちが届きますように。
シール大臣
シールが好きな会社員。シールの所有数は2,000種類を越える。ほぼ毎日SNS上で新作シール情報やお気に入りのシールの紹介、レビュー、使い方などを投稿中。SNSのフォロワーはインスタグラム2.3万人、ツイッターは2000人以上。オリジナルキャラクターも制作しており、SNSでも度々登場しシールや使い方等を紹介しています。LINEスタンプも発売中。
〈シール大臣(左)〉シール集めが大好きなシールの樹海の住人。「欲しーる」「嬉しーる」など語尾にシールをつけることが口グセ。〈ハリコロくん(右)〉シールを貼ることが大好きな貼りねずみの男の子。いたずらっ子でシール大臣が集めたシールを勝手に使ってしまうことがある。シール大臣とハリコロくんはシールを愛する仲間を増やすための活動をしている仲よしコンビ。