「トレンドだけに縛れない」30代から40代の靴選びはここに差が出る!
今年も暑かった東京の夏。WEBDomaniではDomani専属リアルワーママ集団=Domanistによる、働く女性のリアルな夏の着こなしをお届けしてきました。そこで見えてきた「夏の着こなしはマンネリ化しやすい」という現象。Domanistたちはこれを小物を活用することで上手に解消していました。そこで前回に引き続き、今回は「靴」の取り入れ方にフォーカス。共通していた足元のデザインと選びのポイントをまとめてお届けします!
働く女性の足元は、一周回って安定感のあるキトゥンヒールがベスト!?
最近はぺたんこシューズが人気を誇るなか、働く女性にとってやっぱり欠かせないヒールパンプス。ただし、そのヒールの高さに変化が。今回のSNAPで特に多く見られたのが高さ3〜5cmほどの「キトゥンヒール」。杉山さんはママになったこと、年齢を重ねたことを挙げながら、「他人から見た印象より自分が心地よいことを重視してファッションを選ぶようになった」といい、高いピンヒールは避けるようになったのだそう。かっこよさよりも歩きやすさを重視した、肩肘はらないスタイルがDomanistの間で増えているようでした。
プチプラブランドの白シューズに人気殺到の理由とは?
夏の定番カラー「白」は服だけでなく靴でも取り入れている人が多数。白の靴というと汚れが気になり敬遠されがちですが、福吉さんや奥田さんのように〝ZARA〟といったプリプラブランドの靴を上手に活かし、ファッションに取り入れるという手も。さらにZARAが選ばれている理由はデザイン性の高さにも関係が。「プレーンなパンプスひとつにしてもどこか洗練されている。価格もデザインもZARAは信頼できるブランドのひとつです」(奥田さん)。
華やか色シューズでワン・ツー・コーデに彩りを!
Domanistたちがシンプルなワン・ツー・コーディネートに合わせていたのはカラフルな靴。コーディネートのアクセントとして、また、夏ファッションのマンネリ対策としても活躍しているようでした。杉本さんと土谷さんは流行中のハイテクスニーカーで、塔筋さんは毎年人気の〝テバ〟のスポーツサンダルで色をトッピング。流行アイテムを活かして上手に色を取り入れていました。
パンツスタイルを女っぽく仕上げるならバーサンダル
足の甲に細いストラップが一本走った形のバーサンダルは「華奢なデザインで女っぽさが上がる!」とこの夏人気のデザイン。特にパンツとの相性は抜群で、イベント会社勤務の井川さんによると「通勤はパンツスタイルが多いため、女性らしさが出せるバーサンダルを合わせる頻度が高め」だといいます。色については肌に馴染みやすいベージュ系や白といった淡いトーンを選ぶ人がほとんど。足元にコントラストをつけないことが美脚見えするためのポイントのようです。
シックなコーディネートの地味見え回避に太めのストラップが効果的!
コーディネートのアクセントにもなると支持されていたのが太めの黒ストラップサンダル。一点でも存在感があるので、モノトーンやシックな柄ファッションのアクセントに活用していました。“プラクトン”のバイカラーサンダルを履いていた石本さんは「細ストラップだとコーディネートが寂しく見えて…」と、地味見え回避のお助けアイテムとして信頼している様子。
夏の定番・モノトーンやTシャツスタイルに女っぽさを格上げするパール付きサンダル
杉山さんが合わせていた〝TSURU By MARIKO OIKAWA〟のパールストラップサンダル。キュートでキャッチーなデザインでSNAP隊も”それどこの⁈”と釘付けに。着こなしをモノトーンでまとめる日、女っぽさを盛りつけるのに重宝しているよう。メンズTシャツをタイトスカートに合わせた吉田さんの足元は、同じくパールが華やかな〝BASEMENT online〟のサンダル。「カジュアルになり過ぎないよう品をプラスしたかった」といい、Tシャツスタイルに色気を添えるため活用していました。
ミニマムなワンピースを盛り上げるクロスデザインで足元を印象的に!
ストラップが一本のバーサンダルに対し、いくつものストラップがクロスしたデザインのものを選ぶ人も。存在感のあるデザインなので、福吉さんと藤本さんはミニマムなワンピースの盛り上げ役としてチョイス。カジュアルかつリラクシーな雰囲気で、休日スタイルに手を伸ばしやすいとのことでした。
夏SNAPを整理してみると、意外と見えてきた足元合わせの共通点。皆さんの着こなしの参考になったでしょうか? この夏Domanistたちが選んでいた小物リサーチはまだ続きます!
●この特集で使用したアイテムは本人私物です。現在は購入できないものもありますのでご了承ください。また、ブランドへの問い合わせはご遠慮ください。
撮影/谷口 巧(PygmyCompany) ヘア&メーク/福寿瑠美・加藤志穂(PEACE MONKEY)、廣瀬浩介 構成/望月琴海