ROI 林 由香里さんがChange!
ナチュラルでありながら、感度が高くどこかエッジのきいたメークが得意。その人らしさを引き出すテクニックの持ち主。
【Before】
ピンクチークが主張する典型的コンサバメーク
澤田雅子さん(メーカー・40歳) 細くシャープな眉毛、まつげエクステ、黒のライン、ピンクのチーク&リップ…と、コンサバの王道ともいえるメーク。上品できちんとした印象を与える一方で、やや古臭くなる危険も。品格を損なわずに、トレンドの色や質感を取り入れたい。
【After】
ピンクチークをブラウンに替えたら、たちまち今っぽくあか抜ける!
顔のキワまでみっちり塗っていたベースメークを、中心をメインに塗るように軽やかにし、コンサバメークの、〝完全防備〟感を払拭。目元もグラデーションにせず、単色をほわっと入れたほうが目をより大きく見せられる。
「ひと昔前の定番・コンサバなメークで、すべてのパーツが強いのが気になった澤田さん。フレッシュさ、やわらかさを演出するため、かたいイメージになるピンクのチークを思いきってブラウンにチェンジ。頰全体に入れることで、肌になじみながら血色感を取り入れることができます」(林さん)
【Point】
頰骨下から広く入れるブラウンチークで、シャープな美人度を高めて
頰骨の上のピンクチークは、子供っぽくてミスマッチ。目の下に逆三角形を描くように広く薄く入れることで、肌そのものが自然にいきいきと。ブラウンを広めに入れると、素肌から透けるような血色を仕込める。
[使ったのは]
都会的なムードを高める、ブラウンとベージュのグラデーションのチーク。塗ると肌に血色を与えてくれ、大人っぽさも演出。SUQQU ピュアカラー ブラッシュ 09 ¥5,500
Domani2018年3月号『アラフォーも、髪とメークでここまで変われる!』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/須藤敬一、松本拓也(静物) ヘア&メーク/林 由香里(ROI) スタイリスト/城長さくら(kind) 構成/山梨智子(本誌)