ストレス緩和で知られている「CBD」。肌トラブルのケアだけでなく、トラブルが起きにくい肌状態に高める働きも!
最近、ウェルネスや美容の分野で話題を呼んでいる「CBD(カンナビジオール)」。大麻に含まれる天然由来成分のひとつで、ストレス緩和やリラックス効果などがあると言われています。海外の医療現場では以前から痛みや炎症を和らげるために使われいて、近年はウェルネス意識が高い人たちの間でストレス緩和や安眠のためにCBDオイルがブームになっています。大麻成分といってもCBDに中毒性がないことはWHO(世界保健機関)でも報告されています。
CBDの肌への効果とは?
これまでCBDといえば、飲むタイプのオイルやカプセルなどのインナーケアがメジャーでしたが、最近はCBD配合のスキンケアも続々と登場しています。CBDの主な肌効果としては
- 炎症を抑える・・肌荒れ、赤み、ニキビをケア
- 酸化を抑える・・・シミ、シワ、たるみをケア
- バリア機能をサポートする・・・乾燥を防ぎ、強い肌にする
が挙げられます。さらに、CBDは人間の体にもともと備わっている恒常性(体温や免疫、ホルモンなどの状態を一定に保つこと)を調整する働きもあり、恒常性がキープできていると肌も「健やかで美しい状態」を保てるのです。つまり、肌トラブルをケアするだけでなく、トラブルが起きにくい肌に整える効果が期待できます。
ニット¥36,300(シップス グランフロント大阪店〈ヴェニット〉)
今、注目したいCBD配合のスキンケア
1.デンマークで設立された世界初のCBDオイルカンパニー「エンドカ」
▲CBD FACE & BODY OIL 300mg ¥9,900(ビープル バイ コスメキッチン)
北欧で除草剤や農薬を使わずにオーガニック栽培されたヘンプから最先端の方法でCBDを抽出。世界最高品質のCBDを提供するために厳しい基準を自社で設けています。CBD FACE & BODY OILは、顔はもちろん全身に使えるサラッと軽いオイル。スキンケアの最後に使うと潤いを密封してヘルシーなツヤ肌に。
2.スロべキア発のCBDブランド「ヘンプタッチ」
▲ (左から)モイスチャーブライトCBDローション 150mL ¥4,980、ニューチャリングCBDフェイスクリーム 50mL ¥6,980(ビープル バイ コスメキッチン)
世界一基準が厳しいと言われる欧州の有機農業。その生産基準を査定し続けてきた検査官が栽培を手がけるヘンプから、貴重な成分を損なうことなく安全に抽出したCBDを配合。ローションは、とろみのある感触で肌の水分・油分バランスを整え、もっちり明るい肌に整えます。フェイスクリームは、乾燥肌や敏感肌に潤いを与えてハリツヤをアップ。アイクリームとしても使えるコクのある感触です。
3.日本初の国産CBDスキンケアブランド「ワララ」
▲(左から)CBD エンリッチセラム 30mL ¥8,250、CBD ポイントクリーム 50g ¥7,500
カリフォルニアのウェルネス文化と日本からインスピレーションを得たブランド。国内生産で100%合法のCBD製品を製造。エンリッチセラムは、洗顔直後に使う美容オイルで、潤い成分のスクワランをベースにCBDやウチワサボテンなどリッチな美容成分を配合。エイジングケアにもおすすめです。ポイントクリームは浸透に優れた処方で、乾燥した肌を瞬時に潤いで包み込みます。レモングラスのさわやかな香りでリフレッシュにもぴったり。
4.アジア人の繊細な肌に向けて開発したスキンケアブランド「ヘンポ」
▲ヘンポ フェイスマスク 25mL×3枚 ¥3,850(ビープル バイ コスメキッチン)
オレゴン州の恵まれた土壌からつくられた高品質・高純度のCBDと植物エキスに、テクノロジーを掛け合わせたスキンケアブランド。フェイスマスクは、CBDと相性のいいビタミンC誘導体を組み合わせ、ゆらぎをケアするオーガニックの植物エキスなども配合。乾燥や肌荒れのレスキューケアとしてぴったりのシートマスクです。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/岩谷優一(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/柿原陽子 モデル/樋場早紀 構成/片山幸代