年末年始にまとめて観たい!韓国のヒューマンドラマ7選
年末年始の休暇が今回は例年より短めという人も多いかもしれませんが、それでもいつもよりゆっくりできる時間が圧倒的に増える時期。そこで今回は、家で過ごすという方も多い年末年始におすすめしたい、思わず涙し、心打たれる、韓国のヒューマンドラマをご紹介します!
1:『ナビレラ -それでも蝶は舞う-』
『恋するアプリ Love Alarm』のシーズン2、『Sweet Home -俺と世界の絶望-』、『わかっていても』主演の新鋭ソン・ガン演じる23歳のバレエダンサーと70歳でバレエを始めた男性がバレエを通じて希望を見出していくヒューマンドラマ。
厳しい現実に直面しながらもバレリーノを目指す2人の間に、やがて強い絆が芽生え始めます。「何かを始めるのに遅いということはない」と背中を押してくれる感動作。歳の離れたふたりの友情が描き出す「何歳でも挑戦できる」ということと、「ケンチャナ(大丈夫)」という言葉に勇気をもらえる号泣必至の感動作。
2:『刑務所のルールブック』
メジャーデビューを控えたスター野球選手・キムジェヒョク。韓国最高の抑え投手である彼のもとには、多くの球団からとてつもない金額のオファーが寄せられている。彼はいつもファンと同僚を裏切らないグラウンドの上のヒーロー。しかし、ある日を境にみんなのヒーローから犯罪者へと転落。衣食住、すべて一から学ばなければならない刑務所生活が始まる。
ある一つの出来事から、どん底へ突き落とされたキムジェヒョク。野球以外何も知らない、そんな男が刑務所で出会った人を通じて苦難を乗り越えていく。タイトルだけ見ると重そうなイメージですが、脚本が秀逸で笑いあり涙ありの作品。受刑者ひとりひとりのキャラクターが丁寧に描かれていて、監獄の中で生まれる友情や苦しくなるような憎悪が渦巻き、涙なしで観ることができません。2号棟6房に収監されたひとりひとりがたまらなく好きになるはず!
3:『賢い医師生活』
大学時代の同期の医師5人を中心に描かれていくヒューマンドラマ。誰かは生まれ、誰かは人生を終える人生の縮小版と呼ばれる病院で、平凡なようで特別な日々を生きていく人たちと、視線を合わせるだけで互いを理解できるほどの友情で結ばれた20年来の友人たちのケミストリーを盛り込んだ作品。
イクジュン(チョ・ジョンソク)を中心に愛すべきキャラクターたちがたまらなく、シリアスさもユーモアさも織り交ぜ、病院内で起こる出来事を描いています。また、イクジュンと愛息・ウジュのコミュニケーションが印象的で、友情や家族愛あふれた作品。食べるシーンも歌うシーン(これがまたたまらなく素晴らしい!)も魅力的で、観終えたときにはきっと温かい気持ちになっているはず。
4:『梨泰院クラス』
コロナ禍に「愛の不時着」とともに2大旋風を巻き起こした「梨泰院クラス」。いじめを許せない正義感の強いパク・セロイがいじめを行っていた同級生を殴って高校を退学となった後、父親が事故で死亡。事故を起こした同級生のグンウォンを殺しかけ、殺人未遂で3年間拘留することに。
出所後、梨泰院で店を構えると決意し、7年間漁船で働いて資金を作り、梨泰院で「タンバム(甘い夜)」という居酒屋をオープン。業界一の大手飲食企業“長家”の会長(グンウォンの父)と対立しながら伸し上がっていくサクセス・ストーリー。
壮絶な復讐劇が繰り広げられ、ストーリーの展開の速さに驚く作品。復讐劇はもちろん、パク・セロイが長年片思いをしていたオ・スア、一緒に居酒屋をオープンさせたチョ・イソとの恋模様にも注目です。
5:『青春の記録』
俳優として成功するという夢を抱く2人の青年と、メイクアップアーティストの卵が、生まれや家柄が重要視される厳しい現実に直面しながらも、自分の力だけで夢をつかむべく奮闘する物語。主演のパク・ボゴムの入隊前最後のドラマ作品ということで注目を集めていました。
夢に向かって邁進するヘジュン(パク・ボゴム)の真っ直ぐさとイケメンぶりがとにかく眩しい!完璧すぎる佇まいと人となり。おじいちゃん思いで愛に溢れた青年像を完璧に演じています。
ヘア&メイクの卵アン・ジョンハ(パク・ソダム)の仕事への向き合い方も人として惹かれるものが。恋愛だけじゃない、青春時代をどう生きるかについて考えさせられます。
6:『スタートアップ: 夢の扉』
“韓国のシリコンバレー”といわれるサンドボックスを舞台に、スタートアップでの成功を夢見る若き起業家たちの、”始まり(START)”と”成長(UP)”を描く青春ストーリー。主演は絶大な人気を誇る女優のペ・スジが務め、彼女を巡り三角関係の恋愛模様を展開するのが、若手人気俳優ナム・ジュヒョクと、人気急上昇中の俳優キム・ソンホ。彼ら若き起業家たちの奮闘には勇気を、胸キュンなロマンスにはときめきをもらえる作品です。
2人の高身長イケメン俳優、ナム・ジュヒョクとキム・ソンホは、まさに眼福。ドサン(ナム・ジュヒョク)派、ジピョン(キム・ソンホ)派と派閥が生まれた(?)、ヒロイン・ダルミ(ペ・スジ)との三角関係の結末が気になりながらも、スタートアップでの起業を目指す若者たちの姿に心打たれる作品。明日から頑張ろう!とポジティブな気持ちになれる作品です。
7:『ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です』
アスペルガー症候群の青年(ジュンサン)と、ある日突然彼の後見人になった前科持ちの男(ジェフン)が遺品整理会社を経営、亡くなった人々が生前に伝え切れなかった思いを残された人に伝える姿を描いた号泣必至のヒューマンドラマ。
セピア調のキービジュアルには「故人の”想い”整理します」と書かれており、温かい空気感が漂う主要キャラクターたちから感動の物語の一端を感じ取れ、初回からひたすらに泣ける感動作。愛の不時着で注目を集めたタン・ジュンサンが出演している本作。彼の演技が本当に素晴らしいと絶賛の嵐!
心打たれ、涙する、韓国のヒューマンドラマ。年末年始の長期休暇のお供に、ぜひチェックしてみてくださいね!