メリハリつけて塗るだけで解決! きちんと感とハツラツ感が際立ち、冴え顔に一新
目元、チーク、リップをすべてやわらかな血色カラーにしたカラーレスメイク。自分ではちゃんとメイクしたつもりでも、場合によっては顔がぼんやりしてしまい「疲れてる?」と思われることも。カラーレスメイクは色自体の強弱が少ないぶん、色を入れる形や範囲などで“キレ”をつける必要があります。
キレをつけるのはチークとリップが正解!
アイメイクにはアイラインやマスカラである程度のキレが加わっているので、色の入れ方でキレを加える必要はありません。入れ方で意識すべきは、やわらかな血色カラーだけで構成されるチークとリップです。チークはふんわりだけれど幅広く、そしてシャープな形で入れることで顔に自然なメリハリ感がつきます。頰全体が明るくなるので、夕方頃に出やすい肌の疲労感が目立たないメリットも。リップはブラシを使い、口角まで丁寧に塗ることできちんと感を出せます。口元は目元同様に視線が向けられやすく、きちんと感のウェイトを占めるパーツ。はみ出しやガタつき、左右非対称がないように気をつけましょう。
カラーレスでもメリハリがあれば、冴えた“上司の顔”に!
ブラウス¥12,100(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店〈ルージュ・ヴィフ〉) パンツ¥28,600(エストネーション〈コラム〉) ピアス¥110,000(ウノアエレ ジャパン〈ウノアエレ〉)
チークとリップのメリハリ塗りを詳しく解説!
【チーク】は幅広く、斜めにシャープに入れる
チークを大きく柔らかなブラシにとったら手の甲でトントンとなじませ、色がベタッとつかない状態にします。チークを入れるスタート位置は、目尻の下の頰骨部分。ここからこめかみに向けて、ブラシの先でトントンたたき込むように色をのせます。こめかみまでのせたら、リターンして頰の内側まで同じようにトントンとのせます。頰の内側までチークを入れたらブラシの先を少し下にずらし、再びこめかみまで入れます。アイメイクとのバランスを見ながら血色感を足しますが、色が濃くならならいように注意。また、肌との境界をぼんやりさせることも自然に仕上げるコツです。
40代のカラーレスメイクにおすすめの血色チークはコレ!
▲SUQQU メルティング パウダー ブラッシュ 04 ¥6,050
ほのかに陰影を含んだピンクベージュは、澄んだ血色感を与えると同時に肌を引き締める効果も発揮。しっとりしたパウダーで粉っぽさがなく、肌の内側からじんわりにじみ出るようなツヤが大人の肌を美しく引き立てます。
【リップ】はブラシを使い、口角はキュッと丁寧に仕上げる
リップをブラシにとります。(ブラシ一体型のリップは直塗りでOK) ブラシを軽くティッシュオフし、ブラシの両端の角をしっかりつくってから唇に塗布します。こうすると輪郭がキレイに整い、唇がぼやけて見えません。唇の中央から輪郭にそって塗り広げ、口角まで丁寧に塗ります。途中でリップを足すときも、その都度ブラシをティッシュオフして角をつくってから重ね塗りしましょう。
40代のカラーレスメイクにおすすめの血色リップはコレ!
▲アンプリチュード コンスピキュアス ブラッシュリップス 08 ¥5,170
淡いカラートーンなのに、濃密に発色するコーラルベージュ。ブラシ一体型になっていて、クリーミーな薄膜で均一に塗ることができ、ナチュラルながらも上品な口元に仕上がります。外出先でリップをパパッと直したいときにも便利。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘア&メイク/佐伯エミー スタイリスト/角田かおる モデル/樋場早紀 構成/片山幸代