マットグレージュで潔く引き算。すっきり軽やかな目元で、こなれ感とくっきり目元が実現!
BEFORE
Domanist 浅野里絵さん
赤茶アイシャドウに赤リップが定番。他のメイクにもチャレンジしたいけれど、年齢とともに冒険しづらく、自分に合うメイクがわからないのが悩み。
AFTER
ワンパターンな赤茶メイクから脱却したいという浅野さん。ヘア&メイクの佐伯エミーさんが選んだのは「マットグレージュ」のアイシャドウ。「浅野さんの目元は大きな二重なのであえてマットグレージュで引き算します。グレージュのほのかな深みとマットの質感で洗練されたナチュラルさが出ますし、目元が軽やかになるのでくっきりします。ブロンズのラメやオレンジブラウンのアイライナーでメリハリをつけ、抜け感をキープしつつキュッと締めるのもポイントです。ここで黒や茶のアイライナーを選ぶと、目がキツく見えてしまうのでカラーライナーがおすすめなんです。アイシャドウがカラーレスなのでリップは赤みのあるコーラルで血色感をつけ、イキイキとした表情にします」
秋コスメを使ったメイク方法を解説!
【EYE:STEP1】
アイシャドウは基本グレージュのワントーン。部分的にラメをプラス
使ったアイシャドウはこちら
▲ジバンシイ ル・ヌフ・ジバンシイ No.08 ¥8,360
サテン、ソフトマット、シマー、メタリックの質感がある9色アイシャドウパレット。どの色を組み合わせてもバランス見えるよう計算されていて、様々なメイクチェンジを楽しめます。
HOW TO MAKE UP
アイシャドウパレット上段・右のマットグレージュをぶらしにとり、アイホール全体に薄くのせます(A)。ブラシを最初に置く位置は、二重幅あたりで眼球の丸みが一番高いところ。ここでブラシを左右に動かしてなじませ、徐々にアイホール全体と目のキワに広げます。次に中段・右のブロンズラメをブラシにとり、目頭にくの字でいれます(B)。
最後に平たい筆で下段・中のブラウンラメをとり、目頭から目尻までのキワ、まつげの根元部分にトントンしながら細く色をのせていき、目元を軽く締めます。
【EYE:STEP2】
オレンジブラウンのリキッドライナーを目尻長めに入れる
使ったアイライナーはこちら
▲エトヴォス ミネラルスムースリキッドアイライナー アプリコットブラウン(限定色)¥2,970
マット質感のオレンジブラウン。軽やかな発色で色が強く出すぎず、大人もデイリー使いしやすい。速乾性があり、汗や水、涙、皮脂に強く崩れにくい。
HOW TO MAKE UP
目のキワに入れたアイシャドウに重ねるようにリキッドアイライナーを引きます。まずは黒目の上から目尻まで細く引き、目尻まで引いたら目のフォルムに沿って2mm程度長く伸ばして。その後、目頭から黒目の上まで細く引きつなげます。マスカラは黒を使い、フワッと軽く塗る程度でOK。
【LIP】
上唇をややオーバーリップに塗り、ふっくらチャーミングな口元に
使ったリップはこちら
▲ディオール ルージュ ディオール 550(限定色) ¥5,170
赤みのあるコーラルカラー。みずみずしいツヤやスキンケア成分で大人の唇もふっくら見え、つけたてのクリアな発色が続きます。
HOW TO MAKE UP
浅野さんはもともとふっくらした唇ですが、下唇に対して上唇が少し薄いので上のみややオーバーリップでバランスよく。唇の山部分から口角のラインを気持ち丸みを持たせるように塗ります。下唇は唇の形に沿って塗ります。リップの血色感に合わせて、チークもコーラル系をセレクト。大きめのブラシでフワッと軽くまとう程度でOKです。
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
撮影/向山裕信(vale./人物)、黒石あみ(静物) ヘア&メイク/佐伯エミー 構成/片山幸代