筒太めのロングブーツを素敵に履く方法
ひと昔前までロングブーツといえば、足にピッタリ添う細めラインにヒール高めのデザイン。その記憶以来、ロングブーツとはご無沙汰…という読者の方も多いのではないでしょうか。2022年のブーツトレンドは「筒太めでローヒール」と、まさに逆! そんなブーツの履きこなし方を、スタイリスト角田かおるさんに聞きました。「数年前から少しずつトレンドに再浮上してきていたロングブーツ。なかなかリアルに履きこなすには難しいアイテムでしたが、今年はスカートと繋げて合わせたり、パンツにブーツインしたり、挑戦しやすくなっていると思います。パンツをブーツインするときは、昔のようなタイトパンツをはくのではなく、ややゆとりのあるパンツを、筒太めのブーツにゆるっとインすると今年らしく見えますよ」(スタイリスト角田かおるさん)
(右から)靴[3.5]¥41,800(GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉) 靴[1]¥39,600(オデット エ オディール 新宿店〈レメ〉) 靴[4]¥102,300(RHC ロンハーマン〈シーバイクロエ〉)
【Domanist 西和田亜由美さん(身長168cm)が試着】
広がりやすいチュニックをブーツインですっきりと
こちらもまた久々に復活しているチュニックは、パンツのブーツインで下半身をすっきり見せてるのがポイント。「昔はいていたようなスキニーパンツをブーツインすると、懐かしいスタイルになってしまうので、パンツやブーツもゆとりのあるものを選んでください」(角田さん)靴[1.5]¥13,900(チャールズ&キース ジャパン〈チャールズ&キース〉) チュニック¥9,900(シップス インフォメーションセンター〈シップス エニィ〉) パンツ¥27,500(フィルム〈ダブルスタンダードクロージング〉) ピアス¥11,000(ウノアエレ ジャパン〈ワンエーアールバイウノアエレ〉) バングル¥7,350(アビステ) バッグ¥39,600(オルサ〈オルセット〉)
Close Up
ゆったりとした筒周りとやわらかい素材で、ブーツインしやすい。シンプルなデザインなので、通勤からデイリーまで幅広く使える。
【Domanist 井川加奈子さん(身長171cm)が試着】
サイドゴアブーツで上品サテンスカートにエッジを効かせて
エレガントなサテンスカートに、ゴツゴツとしたトラックヒールの厚底ブーツを合わせて、足元にアクセントを。「トップスにボリュームを出して、ボトムをストンとまとめると、筒太ブーツをバランスよく履きこなせます」(角田さん)靴[3.5]¥16,280(アバハウスインターナショナル オンラインストア〈ラルート〉) ベスト¥37,400・カットソー¥12,100(プルミエ アロンディスモン) スカート¥20,900(LOUNIE/ルーニィ) イヤリング¥12,960(アビステ) バッグ¥38,500(オルサ〈オルセット〉)
Close Up
トラックソール&サイドゴアのメンズライクなデザイン。バックにはフルジップを採用しており、着脱もストレスフリー。
【Domanist 増渕茉侑さん(身長155cm)が試着】
ミニーさんはこう着こなす!甘めボリュームブラウス×筒太ブーツ
筒太ブーツが得意とする今年らしいブーツインスタイル。「グレーデニムに黒ブーツを合わせてモノトーンでまとめると、少しハードな印象になるので、ブラウンブーツで女らしくまとめました」(角田さん)靴[4.5]¥97,900(フラッパーズ〈ネブローニ〉) ブラウス¥18,700(ビームス公式オンラインショップ〈デミルクス ビームス〉) パンツ¥25,300(GUEST LIST〈upper hights〉) 〝ウノアエレ〟のピアス¥66,000・〝ウノアエレシルバーコレクション〟のネックレス¥25,300(ウノアエレ ジャパン) バッグ¥29,700(シップス インフォメーションセンター〈マロウ〉)
Close Up
ひざ下から足首までストンと落ちる、ルーズシルエットが特徴的。上質な羊革を使用した、高級感のある一足。
撮影/石山貴史(人物)、寺山恵子(静物) スタイリスト/角田かおる ヘア&メイク/コンイルミ・甲斐美穂(ROI) 構成/木戸恵子
●この特集に使用した商品の価格はすべて、総額(税込)価格です。
●[ ]内の数字はヒールの高さを表し、単位はcmです(編集部調べ)。